宙結び2月の随想(^-^*)ノ
サラリーマン塾人時代からの思いです。

この宙結びは2012年4月に始めました。
根底にはこの思いがありました。
その年の4/21がたまたま土曜日でしかもAddCafeを開店させた日と同じだったので
「木ぃじいちゃん」への感謝も込めてこの日にスタートさせていただきました。

その後、書のパフォーマンスをしたいということで「総文」を借り、
「宙結び」の思いのまま「100年後も笑いましょに!祭り」の一貫として
「笑市」をパフォーマンスの前に先行開催いたしました。
私たちが生きている「今」を「ポスト3.11」というそうです。
確かに「3.11」を境にわたしだけでなく誰もが思ったであろう思いがあります。

【工房kiriさん】
今の世の中を良くするには、政治的処置を待っていてはいけない・・・
私たち一人ひとりが意識を持ってできることをするのが一番の近道・・・
もともと個人的にそう思ってはいましたが、
それを形にしたのが「100年後も笑いましょに!祭り」です。
先日、Tさんから頂いた「繕い裁つ人」の情報や


なないろさんから教えていただいた「ナマケモノ倶楽部」
や辻信一さん、サティシュ・クマールさんは、やはり私に原点と勇気をくださいました。
![]() | スモール イズ ビューティフル (講談社学術文庫) (1986/04/07) F・アーンスト・シューマッハー 商品詳細を見る |
この本も読んでいたことも思い出しました。
この3年近くの間、いろいろなことを感じ、学びました。
思い(願い)と現実の「円」とのはざ間・・・
いいかえれば、やりたいこととやりたくないことのはざ間・・・

【チュルミンさん】
そのはざ間で「言いだしっぺ」が悩むのは当たり前と
覚悟を決めてはじめた「祭り」ですが
思った以上に世間と日常の「円」の強弁ぶりは大きく
随分といろいろなことを考えさせられました。

【ピヨさんち】
でも、piyo-soraが幸運だったのが
思いをわかって下さる「ご縁」に超恵まれていた(る)ことです。
この場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございます。

暮らしの手帖という雑誌をご存知かと思います。
名物編集長の花森安治さんは有名ですが、
その創刊号(1948年)のあとがき編集人の大橋鎮子(しずこ)さんがこう書いています。

【中村さん、あのシーツの作品です】

【工房kiriさん】
「あとがき」
(前略)この本は、けれども、きつとそんなに売れないだろうと思います。私たちは貧乏ですから、売れないと困りますけれど、それどころか、何十万も、何百万も売れたら、どんなにうれしいだろうと思いますけれど、いまの世の中に、何十万も売れるためには、私たちの、したくないこと、いやなことをしなければならないのです。この雑誌を、はじめるについては、どうすれば売れるかということについて、いろいろのひとにいろいろのことを教えていただきました。私たちには出来ないこと、どうしても、したくないことばかりでした。いいじやないの、数はすくないかも知れないけれど、きつと私たちの、この気持ちをわかつてもらえるひとはある。決して、まけおしみでなく、みんな、こころから、そう思つて作りはじめました。でも、ほんとは、売れなくて、どの号も、どの号も損ばかりしていては、つぶれてしまうでしよう。おねがいします、どうか一冊でも、よけいに、お友だちにも、すすめて下さいませ。(後略)

【中村さん】
こんなに正直で潔い「あとがき」を私は読んだことがありません。
「かくありたい・・・」

【チュルミンさん、モロッコのタイルをイメージして】
sora-piyoの覚悟も思いも3年前とちっとも変わっておりません。
そして、これからもこの「あとがき」のように
素直に皆様のお力をお借りできればと思っております。

ご一緒して頂ける方・・・これからしていただけそうな方・・・
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

いつも皆様の存在に助けられているsora-piyoです

