うさとの服
うさとの服・・・ご存知の方も多いかとは思います。
うさとの服は、デザイナーのさとう うさぶろうさんが今から22年前の42歳の時、突然覚醒したことから始まります。
![]() | あいをよる おもいをつむぐ (2011/12) さとう うさぶろう 商品詳細を見る |
HPより抜粋させていただきますと・・・
「うさとの服はタイ・チェンマイを拠点に製作しています。服に使用している布はタイ東北部、北タイ、ラオスの農村で村の女性たちを中心に織られています。布の素材は、綿(cotton)大麻(hemp)絹(silk)の三種類でそのほとんどは手紡ぎ、天然染め、手織りされています。
(※一部機械織りの布も使用しています)
村々で織られた布はチェンマイの「USAATO SIAM」に集められ縫製に出されます。縫製はチェンマイ近郊で行っていますが、自社工場ではなく地域単位や個人単位の縫製グループによって製作されています。」
商品についているタグ(竹の手漉き)や紐、文字まで全て「手作業」でなされています。

この裏には、うさぶろうさん直筆の文字があります。(HPよりの情報)
一年ほど前、天下泰平さんのブログにうさとさんの服の素晴らしさについて知る機会があり、いつか行ってみたいとは思っていましたが、
今回「花結び」のYさんに上映会「つ・む・ぐ」が三重であることを知り、
展示会のことも同時に知る機会がありましたので、
これは「行ってみてごらん」というメッセージだと思い、伊勢のときわ荘へと行ってまいりました。


実はこの建物の横には人力車が置かれてあり・・・???だったのですが、
このときわ荘のご主人さんSさんが人力車を実際引かれていらっしゃる方だと後から知りました。
中はすでに2~3名の方が見ていらっしゃいました。
常連の方っぽく、

試着も自由で、お茶まで出していただきました。ありがとうございます。



一つ一つが全て手で紡がれ、糸にされ、手織りで・・・と思うと
「これは誰が織ったんだろう・・・」と思わずにはいられませんでした・・・。
好みもあるかとは思いますが、手織りのごつごつした風合いがsoraは大好きです。
コートなどは袖を通すと、そんなに目が細かいわけではないのに自分の体温が還ってくるのが分かります。
清水の舞台から降りたつもりでfirstうさとを選びました。

気に入った服は破れても何とか縫いながら着ていくのが好きなので
この服とともにゆっくりと自分も中年から初老期を迎えたいと思います。

衣食住・・・すべてはどう生きるかで選択が変わります。
実は、初めて伺ったときわ荘・・・
この昭和風の長屋は取り壊される話もあるそうです。

色々と事情もあるとは思いますが、なんでも「壊す」という流れになるのを止められるのも
私たちの生き方・選択にかかっていると思いました。
初めて伺った私が言うのもおこがましいですが、是非のこしてほしいと思いました。
「食」に関しては、10年ほど前から少しずつはじめていますが、
今回「衣」に関して、その第一歩を歩めたことに心から感謝です。

うさとのIさん、お世話になりました。

またどこかでお会いできますように・・・。

ちなみにうさとの服は日の光にあてるとその良さが分かるそうです。
PS
上映会「つ・む・ぐ」・・・神在月“伊勢から出雲へ”心をつむぐ・・・
不思議なことにマンホールもつながりました(笑)

S☆HのIさんから以前頂いた出雲の画像です。(ここでお披露目・・・)

さて、偶然な流れです・・・
「住」=「生きる」についても考える機会をいただきました。
これは後ほど・・・
