月の呪縛から逃れるために
私が会社をやめる直前、
社の方針に納得がいかず、
それをスルーし、反発ばかりしていた頃、
社長にこう言われた。
「もっと素直にならないかん!」
即、わたしの内なる声は、叫んだ。
誰に対しての素直さ? !!!
恐らく社長は、
わたしに言うことを聞かせたかったのだろう。
だから、即出た素直なわたしの内なる声だ。
今も会社と社長には感謝しかない。
ただ、こんなお話をすると
謙虚さのない人間に思われるかもしれないが、
わたしは、ただ、自分の声に素直に言葉を発していただけだ。
それは、入社当時から変わっていなかったはずだ。
それが、ある時から
会社や社長の箱のなかに入らなくなってきたのだ。
どちらが正しいとか、
優劣を言いたいわけではない。
ただ、そのときの社長の助言は、
わたしの内なる声と合致しなかっただけだ。
この世界の中に、
わたしに命令できる者がいるとすれば、
わたしの内にある静穏な声のみである。
マハトマ・ガンディー
あのときの私が、
静穏であったかどうかは疑わしいが、
内なる声にしたがったまでだ!
という自負だけはあった。
「〔月は〕ソーマの王で、神々の食物である。
それを神々は食べる」
チャーンドーギヤ・ウパニシャッド(サンスクリット最古の奥義書)
「月は現在、有機生命体を、人類を食べて生きているのだ。
人類は有機生命体の一部だ。
つまり人類は月の食料なのだ。
もしすべての人間があまりにも賢明になったら、
きっと彼らは月に食べられるのを嫌がるだろう。」
『奇蹟を求めて』より グルジェフ著
月の呪縛から逃れるためには、
この地球上ではまずは
自分が囚われの身だと自覚することだ。
(色々な偉人が異口同音言っているので間違いないだろう)
そして、いのちを人質にとられ、
恐怖で脅されていると自覚することだ。
そして、そのあとは、
自分が感じるままに従って生きるか、
そうしないかを選択するだけだ。
毎日、毎時、毎分、
そう、自分に問いかけるのだ。
心の声に従った場合、
時には敗北するときもある。
でも自覚さえしていれば、
勝利する回数も増えてくる。
考え込んではダメだ。
それこそ、頭(マインド)で操ろうとしている
彼らの思う壺だ。
知ること、感じること、
そしてそのままやってみること。
実は、この呪縛から晴れて逃れても辛さはある。
自分勝手と言われたり、
わたしのように謙虚さがないと叱られたり、
変人扱いされるかもしれないのだ(笑)
でも、自由が奪われるよりも
この変人扱いを甘んじて受けた方が
私はマシと感じる。
これは人それぞれだが、
実は、この「人それぞれ」と言い放つのも、
無関心を育て、
やがては分断をもたらす彼らの罠なのだ。
我々人類は、人それぞれを認め、
さらにその先へ行かなければならないのだ。
さあ、あなたはどうしますか?
わたしには素直という定義がある。
シンプルだ。
その人がその人になれる心構えの事だ。
わたしであれば、
私になれる内なる声には素直に従うということだ。
月が提示する運命や宿命など信じない方がいい。
(マトリックスの)赤のカプセルを飲むということは、
そういうことなのだ。
昨日、塾の帰り、
橋の向こう、下流を見れば
海から月が昇ってくるところだった・・・
「騙されへんでぇ~」
月の呪縛から逃れる方法・・・
内なる声に従うこと・・・
直感は過たない
過つのは判断である
これは自分以外にはわからない
内なる戦いなのだ。
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No title
自動詞、他動詞
また、エクソソーム、
なるほど しっくり来ました。
ありがとうございます
(^-^)/
Re: 月の呪縛について
身体の部位の漢字が肉月なのでしょうね。
生理の伝染は、
おそらくエクソソームなのではないかと思っています。
情報伝達と共鳴を生む
細胞の排泄物です。
Re: No title
松下さんにしても
あれだけの大きな会社ですから
下請けも含めると
従順にさせてきた社員はいっぱいいると思います(笑)
素直になるという自動詞はあっても
素直になれという他動詞は
この宇宙には存在しない・・・
そう解釈しています。
月の呪縛について
難しいことは全然わかりませんが
月の不思議について頭に浮かぶこと。
毎月ある生理もお産も、月に関係していることや
潮の干満も月に関係してること。
また良いことでは、パワーストーンの
浄化法のひとつに月光浴がありますが
数ある浄化法(塩、流水、水晶、日光、ハーブのセージを燻す、音叉等)
のなかでも、万能の浄化法であること。
また良くないこととしては、皆さんは皆既日食、月食を
楽しそうに見物しますが、アーユルヴェーダでは
禁忌ということ。
体調が崩れるらしいです。
これくらいしか、今の自分にはわかりませんが
生理は(自分はアラ還なので閉経しましたが。すみませんこんな話で)
学校や職場で仲良しの女性の友達同士でいると
何故だか、生理日が近くなる、ということが
よくあります。
3人仲良しだと、3人ほぼ同時期になったり。
前はそれぞれ、全然違う時期だったのに
一緒にいる時間が長いと生理が近くなる
それは「鼻」から何かを感じとるらしいよと
昔OLをしてたときの仲良しの同僚の女性に聞きました。
他の職場でも、やはり同僚と生理が近くなって
生理用品の貸し借りをしたなあとか。
OL時代、部署が変わって仲良しから離れたら
生理も離れたよって報告し合ったこととか。
すみません、月の呪縛とは、全然違うかもしれませんが
肉体が月に支配されているなあとは、毎月生理が来る度に
感じてました。
それだけなんですけどね(^_^;)
失礼しましたm(_ _)m
No title
私もよく母に逆らうとに、「もっと素直になりなさい」、なんて
言われましたが「それって従順になれってことじゃないか」って。
思いました。
社長さんは社員のsoraさんにうちの母みたいに「従順さ」を
求めてたように思えますが。
素直とは、で検索してみて稲森さんと松下さんの言葉を抜粋してみました↓↓↓
京セラ創立者の稲森和夫氏は自身の哲学として「素直な心は、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のこと」、「素直な心をもって人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることができる人が本当に伸びる人」と述べています。
またパナソニックグループ創業者の松下幸之助氏は、著書『素直な心になるために』で素直な心の内容10箇条を説いています。
そのうちの二つの内容は、「素直な心とはすべてに対して学ぶ心で接し、そこから何らかの教えを得ようとする謙虚さをもった心」、「素直な心とはよいものはよいものと認識し、価値あるものはその価値を正しく認めることのできる心」というものです。
両氏の言葉から、「素直な心」とは自分を成長させるために必要なもの、そして「素直な心になるには、たとえ自分に耳が痛い言葉であっても、人のアドバイスにきちんと耳を傾けることが大事」ということがわかっていただけたのではないでしょうか?
↑これなら、まあまあ、わかるんですがねえ(^_^;)
ここまで言われれば。
素直と従順 似ていて非なるものですね。
自分に素直だと会社には従順ではなくなりそうですしね。
いかがでしょう?