学びには「型」がある
これを聞いて、
「そりゃそうだ、まずは水に飛び込まないと」
と思った人は「拡散性」の高い人だ。
「いやいや、まずは水泳の基礎を学んでから水に入りたい」
そう思った人は、「保全性」の高い人だ。
何の話か?
これは、その人が何かを学ぶときに
どういった「型」になるのかを分類するための問いだ。
あなたはどちらでしたでしょうか?
拡散性の高い人は、
「面白そう」「好きだな」と思ったらアクションを起こす。
失敗を失敗と思わない。
学びのキーワードは「体験」だ。
保全性の高い人は、
面白そうだけでは動かない。
「失敗したくない」「確実に実現させたい」という気持ちが強いので
入念に準備をして慎重に進めていく。
やがて、獲得した知識は「系統化」して整理される。
また、拡散性の高い人は、「概念化型」の学びになる。
失敗や成功を体験して「普遍性」や「法則性」に気づく。
そして、仮説と検証を繰り返し、「概念」を生み出す。
保全性の高い人は、情報収集から始める。
情報を集めてリスクを減らし確実に進めていけるとわかってから
ようやく動き始める。そして確実な「体系」を作り軸を生み出す。
拡散性の高い人は、「体験」の質が重要になる。
保全性の高い人は、質のいい「教科書」が重要になる。
これはどちらが優れているということではない。
単なる学びの型だ。
自分の型を知らないと
学びが無駄になる・・・
ドラマドラゴン桜では、
これを「ウサギ派」(拡散性)とカメ派(保全性)に分けているようだ。
なかなか興味深い。
確かに現場の子供たちを見ていても、
いきなり問題を解き始める子もいれば、
教科書を持ち出して読み始める子もいる。
自分の型を知ることが
努力の方向を間違えないコツになる。
今日のブログはこの本からの抜粋です。
よろしければどうぞ・・・

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