2020年、私思考の振り返り⑧「風の時代は誰かが運んでくれるのではない」
お手軽で万能で、
まるで誰かが何かを運んできてくれると
勘違いしているスピ系が相変わらず多い。
2012年あのアセンションブームの時、
私はひとりで、本気で、世の中の動きを伝え、
世の中を変えようとしていた。
わたしの中では、2007年ごろから始まった
新しい「気」を伝道したいと心から思った。
だから、この人類の一番の足かせである
お金で作られた経済圏を変えようと手作り市もしたし、
がんじがらめに呪縛されている
大人がまずは変わらなければと思い
宙の言の葉や花結びにとりかかった。
個人で【Beyond2012】というブランド!?(笑)を作って遊び、
キーホルダーを作り、
エコバッグを作り、店で売り、
何の伝手もなかったげれど、ダメもとで打診した
アセンションの代名詞と言える著名人を津にお呼びすることもできた。
とんとん拍子で、講演会まで開催した・・・
店でもお客さんに、本気で発信していた。
どこにも属さず、
グループなど作らず、
一人で感じ、動くこと
わたしはそれが普通だと思っていた。
ところがどうだろう、
2012年のその後、
まるで、イエスの弟子のペテロのように
鶏がなく前に「わたしは知らない」と
つぶやく人が多くなった。
あんなに多くいた人々は、
新しい時代の追求をやめてしまったのだ。
I don't know.
わたしは、このペテロの群れを
これまでの人生で3度見たことがある。
中学の時、いじめを受けた時、
会社時代の全体会議の時
そして、このアセンションブームの時・・・
I don't know.
いまから思えば、風の時代(I know)の反対語だ。
2012年が過ぎた当時も、
だれひとり、本気で、自分一人ででも、
knowする=動く人は少ないと感じた。
日頃の寂しさ解消で、群れることの口実に
このアセンションを利用しているとさえ感じる人もいた。
その著名人の講演に集まった人たちは、
単に、その人の追っかけだったし、
今だから言えるが、
手をあげて気を集めよう!にはドン引きしてしまった。
それよりなにより驚いたのが、
その人自身がエネルギーバンパイヤだった。
アセンションビジネス・・・
人はいとも簡単にくだらないものを作り出す。
ひとりでできることは知れている、
でも、ある行動に移すときには、
その一人の純粋性から始めなければいけない・・・
その一人の心細いが、力強い一歩でしか
世の中は変わらないのだ。

風の時代にこうしなければいけないとか、
冬至までも〇〇しなければいけないとか
神社参拝(神社ビジネス)が大切とか
「宇宙が!」(宇宙ビジネス)とか
そんな、「風の時代」ビジネスなど、どうでもいい。
今度こそ、I know. を手放してはいけない。
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tag : 風の時代
