令和buzz325・・・システムからはみ出せ!
良くも悪くもシステムに合わせることができた人種だ。
小学校では、手の指の先までピンと伸ばすラジオ体操を
炎天下の中、一日中練習させられても
それが当たり前だと思っていた。
小学校の朝の朝礼は、
1300人の生徒が校庭にきれいに並び壮観だった。
ときどき倒れる生徒がいたが、
朝礼台の先生は、それにかまうことなく
普通に話を続けていた。
全体主義である。
運動会の行進も、
体育祭の行進も、
あの1964年の東京オリンピックを真似て
指先まで伸ばしてトラックを一周し、
朝礼台の前では、台に乗る先生に
ナチスドイツのような敬礼をしたものだ。
今思えば行き過ぎたことといえるかもしれない。
しかし、当時はそれが美しく、当たり前だと思っていた。
伝統、規律、忍耐、忠誠心・・・
それを形で表す。
どれをとってもさすが・・・土の時代!
でもその時代のしっぽがとうとう見えてきました。
終わりが近いのだ。
最近特に感じる。
いま、うちに来ている生徒たちを見ても、
システムで指導できる生徒は一人もいない。
ひとりひとり、本当にバラバラで
かけがえのない存在・・・
いや、私たちの時代でもきっとそうだったのだろう・・・
たまたま、何かに駆り立てられるように
システム内に入れただけだ。
これからは絶対に面白い時代になる・・・
それは、民がシステムに入らなくなるからだ。
その兆しを今日見た気がする・・・
バラバラの美。
誰にも合わすことなく
個々バラバラにテスト勉強をする彼らは、
誰の邪魔もしないし
誰もバラバラを責めはしない。
遠慮なくはみ出よう!
遠慮なく異なろう!
風の時代・・・
それは私たちの時代だ。
[スポンサーリンク]
