令和buzz300・・・怒りの正体
貪瞋痴(とん・どん・ち)というのもがあります。
三悪とは言わず
三毒というあたり言いえて妙です。
毒は、自分にも降りかかってくるからです。
貪は欲
瞋は、怒り
痴は迷い
ご相談を受けていると瞋つまり、
怒りに関するものも多いです。
ついつい子供を叱ってしまう。
いえ、怒ってしまう・・・
しかも体罰まで止まらない・・・
一見子供に向けられているように思われるその怒りですが、
実はそうでない場合がほとんどです。
自分自身片付けが下手で、
子どもか散らかすとさらに腹が立つ・・・
旦那が子育てに協力的でないことに腹が立っている・・・
自分自身が不安なので、ついつい子供にあたってしまう・・・
実は子供のことは二次的なトリガーに過ぎないのであって
本当の怒りの種は、子ども自身にはない・・・
人は自分より大きな存在に
怒ることをなかなかしません。
義憤・・・
そういった類の正当な怒りは
自分より大きなもの
立場が上の者への怒りです。
しかしほとんどの人間は、
怒りやすい人に怒る・・・
つまり自分より立場が下の者
自分より力が弱い者・・・
自分が攻撃を受けないで済むからです。
憂さ晴らしになるからです。
しかしこれは、連鎖を生みます。
その子供はまた、自分より弱い者をいじめたり
怒り散らかしたりします・・・
弱い者たちが夕暮れ さらに弱い者をたたく
THE BLUE HEARTS
考えてみれば、私たちの世界を大きな目で見据えれば
明治-大正-昭和-平成と
すべてのことがこの図式で行われてきた・・・
今日、子供たちに手を上げているお母さんたちは
子供たちではなく、本当はこの不平等な社会に
手を上げたいのではないだろうか?
わたしのことを誰も手伝おうとしてくれない
社会のシステムに怒りを持っているのではないだろうか?
こんなに働いても
すべてのものにこんなに分不相応なお金がかかる世の中に
苛立っているのではないだろうか?
人類はなんと哀しい歴史を刻んでいるのだ・・・
なんと哀しい家族を作って来たのか・・・
結婚、家族、仕事・・・
これら3つは、近現代の時代において
社会を支えるために利用されてきた。
この定義が確実に変わるだろう。
契約書と呼ばれる紙切れ一枚で
私たちが理想のほとんどを手放す時代は終わるだろう。
紙切れはないけど確かな実感がある・・・
そちらの方を選んでいくのだろう。
昨日紹介した彼は、
人の笑顔をチョキフィルムで撮ってプレゼントしながら
世界一周の旅に出た人だ・・・
➡チョキを贈りながら世界を旅する写真家
自分の心に誠実であること・・・
これがなければ、これからの時代は
ますます居場所を失う自分になっていくだろう。
あと二ヶ月で、風の時代が始まる・・・
230年続く、風の時代が到来するのです・・・
心の準備はよろしいでしょうか・・・
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theme : ありのままの自分になるために。
genre : 心と身体
