令和buzz149・・・0という立ち位置
地味にスタートダッシュが早く
(アップ直後の視聴者数が多かった)
反響は大きかったです。
➡#21 📻 怖いけど、怒っている人にコッソリ教えたい ~怒りのコントロール法~
それほど、ご自身や職場での「怒り」に
お困りの方が多いんだなと思いました。
動画では、長々とお話しできないので
大体一つのエピソードに絞ってお話しますが、
FB上で公開質問もありましたので、
そちらもお答えしつつ、
もう少し捕捉したいと思います。
職場にはホント色々な迷惑人がいます。
何となく不機嫌顔でいつもいて
不機嫌をまき散らす方・・・
また、ご質問があったように、
「一人の人(ターゲット)に向けてだけ
やたらイラつきやすかったり、
怒ってばっかり、みたいな人・・・」
ホント様々ですが、
ともに、間違いなくエネルギーバンパイアでしょう・・・
エネルギーバンパイアについては
ここでも何度も書いていますので
よかったら、右上の検索フォームで
「エネルギーバンパイア」と入れて読んでみてください。
そういえば、「10代でしておく大切なこと」シリーズは、
これがきっかけでしたね。
さては話を戻します・・・
職場のエネルギーバンパイアと奪われる側の関係は、
中1の反比例のグラフ的に
関係が固定化されます。
どういうことかご説明します・・・

反比例のグラフは、
①y = a / x (aは定数) と表現します。
または、
② x×y = a とも表します。
ご質問の
「一人の人(ターゲット)に向けてだけ
やたらイラつきやすかったり、
怒ってばっかり、みたいな人」
怒る人がエネルギーを奪って増幅するのに対して、
怒られている人のエネルギーは
どんどん奪われる・・・
奪う人間が2倍(5倍)になれば
奪われる人間は1/2倍(1/5倍)になる・・・
まさに反比例・・・①y = a / x (aは定数)
しかも、一緒にいれば
② x×y = a ですから、いつも同じ状況(定数a)しか生まれない・・・
そういうことです。
また、
怒る人間は、理由などどうでもよく、
ただ怒りたいだけです。
自分を誇示したり、
相手からエネルギーを奪うのが目的ですから、
相手に怒る理由は何でもいいのです。
これも以前動画で上げました。
➡#2 お母さん、あなたが怒りたい本当の理由はコレですね
もともと「怒りたい」目的を達成したいだけなので、
相手がゴミ拾いのような良い仕事をしていても
「遅い」とか
「今はそんなことをしなくていい」とか
そういってその人をいじめていきます。
アドラー心理学の目的論※です。
※「人間の行動は、
過去の原因によって決められるのではなく、
未来の目的によって決められる」
やたらと怒る人というのは、もともと
「怒りたい」という目的がありますので
一見「原因」に見えるその人の行動など
どうでもいいのです。
いいことをしていても
難癖をつけて怒るというのはそういうことです。
つまり、ご質問の
「一人の人(ターゲット)に向けてだけ
やたらイラつきやすかったり、
怒ってばっかり、みたいな人」 は、
反比例×アドラーの目的論
という事態になっているので
何もしなければ、永遠に止まりません。
反比例のグラフが、どれだけ値を変えても
永遠に0である、X軸Y軸に接しないように

二人の状況は永遠に
同じ状況(定数a)
にしかなれません・・・
ではどうしたらいいのか・・・
そう・・・
片方が、0になればいいのです。
一番簡単な方法はその場を去る、
つまり辞めるということですが
どうしてもやめれない状況の時に
0にできる方法があります。
それは、はっきりとあることを言って、
奪い奪われる関係をリセットするのです。
セリフはこうです・・・
「あなたは、不機嫌をまき散らし、
わたしを生贄にして
自身の憂さを晴らしているみたいですが
違いますか?」
そうはっきりというのです。
「あなたは私のエネルギーを奪っている、違いますか?」
「目的は、ただ怒りたいだけですよね、違いますか?」
と、はっきり相手に言うのです。
ここで大事なのは、決めつけて話さず、
相手に「違いますか?」と余地を設けることです。
もちろん相手は否定すると思いますが、
それこそそれは、どうでもいいのです。
相手にくぎを刺すだけでいいのです・・・
実は何を隠そうわたしはそうしました。
ある職場で
2人のエネルギーバンパイアにあったことがあります。
それで、このままでは、
こちらが疲れ果てると判断し、
「今日は不機嫌そうに見えますが
何かありましたか?」
ここでも断定は避けるのですが、
そう、きっぱり聞いてみました・・・
相手は男性でしたが、
意外に驚いた風で否定され、
それからというもの
不機嫌がまき散らかされることはありませんでした。
0にするという方法に関しても、
こんな経験もあります。
ある学校に勤めていた時です。
当時、わたしは、23.24歳の若造で
相手は40を過ぎたお局のような存在でした。
皆が恐れていたのは、新人の私でもわかりました。
そこでは、仕事を「やめる」ということはしませんでした。
ただ、同じ職場、同じ職員室ですので、
顔を合わせないわけにはいきません。
そこで私がとった方法は、
挨拶以外、その人と話すことを一切やめて
当時、その学校で行われていた生徒が提出する毎日日記に
ひたすら赤で返事を書いていました。
50人もいたクラスですから
50人分の返事を書くのは
空きコマと休み時間を含めて
すべてをそれに当てねばなりませんでした。
他の先生たちのほとんどは、
日付印を押すだけでしたが、
わたしはひたすら無言で赤ペンを走らせました。
でも、それが却って好都合でした。
そういう時に、相手はさらに癪に障るのか、
別の人物(複数)を使って私の悪口を吹聴し始め、
さらには、授業で生徒にまで、あることないこと言い始めました。
それでも私は無視し続け、
仕事を全うしました・・・
一年たったころどうなったか・・・
その相手の方が、
精神の病に侵されて
休みがちになってしまったのです・・・
わたしは、立ち位置を極力0にしただけ・・・
仕返しも悪口も全く考えませんでした・・・
要は、
「結局そういう人は
すべて自分に返っていくだけだ・・・」
それがつらいときの支えの言葉でした・・・
そしてまさに、そうなったのです・・・
ここで書いたことは、
私がそうしたというだけで
汎用性はないかもしれません・・・
でも、今苦しんでいるに
少しでもお役に立てばと思います・・・
勇気を出しましょう・・・
そして、今日も元気に参りましょう・・・

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theme : いのちあるものが いのちあるように
genre : 政治・経済
tag : 0(ゼロ)という立ち位置怒り
