令和buzz97・・・火事場泥棒②
やはりこうなります。
以前ここでも書きましたが、
➡火事場泥棒に気をつけろ!
自民党はこうやって既成事実を利用しながら
使う言葉のハードルを下げ、
さも大したことがないかのようにふるまい
わたしたちがよくわからないまま
色々と変えてくるんです。
➡️戦争は昨日のようにあっけなくはじまる
みなさんの中には
もう忘れかけていらっしゃる方も多いかと思いますが
日本をバーゲンセールして、
私たちのいのちを世界の金融資本家に売り渡しているTPP・・・
いったいどれだけ、
日本の社会的資本が無惨に売られて、
代わりに何を売り付けられたのか
列挙してみよう・・・
●世界金融資本家に売ったもの・・・
水が売られ
土地が売られ
種が売られ
農地が売られ
森が売られ
海が売られ
仕事が売られ
医療が売られ
公教育が売られ
個人情報が売られ、
ちなみに水と公学校は、外国人記者相手に放った
麻生大臣の鶴の一声で決まってしまいました。
その後、国会でみんなが忖度しただけです。
●日本に売りつけられたもの・・・
遺伝子組み換え食品が売り付けられ
農薬が売り付けられ
ギャンブルが売り付けられ
保険が売り付けられ
老後の介護商品が売り付けられ・・・
まだ漏れがあると思うが、
ざっとこんな感じである・・・
要は、先人たちが長年守り、作り上げた
里山、インフラ、人財などの社会的共通資本に
すべて値段がつけられ売られているのだ。
※社会的共通資本 宇沢弘文
「一つの国ないし特定の地域に住むすべての人々が、ゆたかな経済生活を営み、すぐれた文化を展開し、人間的に魅力ある社会を持続的、安定的に維持することを可能にするような社会的装置を意味する。」
そうして、
法律を変えるだけではあきたらず、
今度は憲法まで変えて
私たちを縛ろうとする。
何度もいっているが、
憲法は、我々を縛るものではない。
権力者が権力を暴走させないため、
わたしたちが監視するためにある。
このブログをいつも読んでくださっている方は、
すでに、自民党の緊急事態条項の危険さを
よくわかっていただいていると思うが、
まだ学んでいない方は本当に今すぐ学んでほしい・・・
次の選挙で、このコロナの事態を口実に、
この改憲案のひとつ「緊急事態条項」を
通そうとするのは想像に容易い・・・
一度耳慣れしてしまったこの言葉、
しかも、今回あまり徹底できなかったこの言葉を
「やっぱり入れといたほうがいいよね」的なゆるさで
国民が通してしまうことを狙っているのだろう。
TVもマスコミもこぞって
そういった風潮を作るのは目に見えている。
TVや新聞しか見ない人々・・・
そういった大衆がそのまま流れていくように
仕向けて行くだろう・・・
火事場泥棒はすぐそばにいます。
学んでください・・・
資料を載せます。
長いですが、頑張って読んでください。






この条項が危険きわまりないのは、
かのナチスのヒトラーがこれを乱用した事実を見れば
もう明らかでしょう・・・
ちなみに、麻生大臣は
「ナチス憲法、あの手法を学んだらどうかね」という人です。
この手法です。
『緊急事態宣言』⇒選挙圧勝⇒全権委任法
⇒ワイマール憲法停止⇒全面戦争に突入
憲法学者の木村さんも危険と警鐘をならしています。
➡️緊急事態条項の実態は「内閣独裁権条項」である
弁護士の伊藤さんも警鐘をならしています。
不必要な法律ばかりを作り、
現行の法律で事足ることを
わざわざこじつけて憲法を改悪する・・・
自分達の利権と権力を強化することばかりに長け、
私たちの生活を痩せ細らせることしかしてこなかった現政権・・・
いつも「私の責任において」が口癖の安倍首相も
この期に及んでこうです。
➡「最悪の事態になった場合、私が責任を取ればいいというものではない」
潔さも覚悟もない人たちが どんどん、
わたしたちの社会的共通資本を切り売りしていくのです。
ちなみに憲法がアメリカから押し付けられた論は
すでに崩壊していますので・・・
➡幣原喜重郎元首相が語った 日本国憲法 - 戦争放棄条項等の生まれた事情について
拙記事で恐縮ですがこちらもどうぞ・・・
➡幣原喜重郎元首相を知ってください
塗炭の苦しみを味わった戦中・敗戦後の先人たちが
こういった深い思いで生んだ憲法も
わたしは社会的共通資本だと思います。
時代に合わないからとか
党の宿願とか
そういう問題ではない・・・
そんな小さなことのために
この全文も消えてなくなるのです。
【日本国憲法前文】
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
これは私個人の意見ですが、
この前文の美しさは、
寄生し、なりすまし、奪っていくことを常とする
ある民族からは決して生まれない言葉です。
ここでは深く言いません・・・
自民党が言う、
時代に合わない項目・・・
何度も言いますが、仮にそれがあれば、
それは法律でカバーしているし、できる・・・
それなのに・・・改憲(悪)!?
安倍首相は以前、側近にこういったそうです。
毎日新聞に出ていました。
「次の人は大変だ」
この他人事さ・・・( ;∀;)
わたしは、彼(ら)にお任せしたくありません。
それにしても、どうしてかれが、歴代最長の首相なのか、
これほど不思議なことはありません・・・
[スポンサーリンク]
theme : いのちあるものが いのちあるように
genre : 政治・経済
