令和buzz81・・・まさかの友は真の友
不慮の窮地に手を差し伸べてくれる友人こそが、
本当に友人と言うべき存在である、といった意味の表現。
みなさんもよくご存じのことわざです。
このことわざを聞いたとき、
あなたは、どちら側の人間で見ていますか?
つまり、助けられる側なのか・・・
このことわざの真の友になる側なのか・・・
世界は緊急事態です。
脅すつもりはありません。
冷静に見て、
平常心で申し上げています。
あのスペイン風邪(1918-1920)で
致死率が最大10%でしたから
イタリアの8-9%が、それに近づく今
緊急事態なのは事実でしょう。
しかも、最近の研究で、スペイン風邪の正体が
鳥インフルエンザの一種とわかってきていること、
そしてスペイン風邪とよく似た症状、勢いがあるということは、
ひょっとして最悪で2年ぐらいは
この混乱が続くかもしれないということです。
繰り返しますが、脅すつもりはありません。
ネットで調べればすぐに出てくる事実です。
事実として知識として知っておくことで
平静さを保てるからです。
この緊急事態の中で、私たち人類は
新しい局面を迎えているということです。
先日、対照的な2つの出来事に出会いました・・・
ひとつは、先日母と行ったうどん屋さん・・・
隣の若いカップルが
スマホの画面を見ながらこう言っていました。
「イタリア終わったな」
ご存知、イタリアは今回のコロナ被害(死者)が
震源地の中国を抜いてしまいました。
若者は、時に無情と見えるほど残酷です。
平気でこう言った会話をします。
おそらく、友人や家族がイタリアにいないのでしょう・・・
いればこういう発言はしないでしょう・・・
若者が時に残酷になってしまうのは
単純に、知らないからという知識不足がありますが、
一番大きいのは、「想像力の欠如」でしょう。
そこで苦しんでいる人を
まざまざと目に浮かべられない・・・
「無責任な傍観者」になっているのです。
これがいわば、ネットの負の部分です。
スマホの画面からは、他人事の情報しか入りません。
しかし、私たち人類には
想像力というたぐいまれな能力があります。
スマホの画面を見たときに
その想像力が発動するかどうかが
そのまま人類力となります。
もう一つのエピソード・・・
それは先日Cafeのグループlineで呼びかけた件です。
その次の日・・・
lineメンバーの教え子のお母さんが、
教え子からその話を聞いて
すぐにその飲食店へ行ってくださいました。
自営を営まれているそのお母さんは、
「わたしも、首の皮一枚だった時があるから、
いつか恩返しがしたいと思っていたんですよ。
できてよかった・・・」
人生の経験があるからこそ生まれる想像力と優しさ・・・
金八先生ではないけれど、
人が憂うと書いて優しい・・・
まさに、そうなのです。
人類は、経験をしないと身につかない能力があります。
しかも、痛い目に合わないと開花しない能力があるのです。
ほんとうは痛い目になど合わなくても
開花させたいですね。
ただ、いま世界でおきている出来事は、
人類が今までに体験しなかった事態です。
私たちの想像力と行動がどちらに転ぶかで
事態の行方が決まるのでしょう・・・
国境や国益なんかないこと・・・
余っている時には分け与えること・・・
足りないときにも分けること・・・
必要以上奪わないこと・・・
他人事なんてこの世にはないこと・・・
経済やお金は、人類に仕掛けられた負の宗教ということ・・・
この期に及んで
「我よし」の経営者が日本にははびこっています。
この人たちは、百貨店だけが助かればいいと思っているようです。
➡百貨店業界などが政府に要望 「現金より商品券を」
消費増大の前に「いのち」ということが
わかりませんか?
ちなみに私は日頃百貨店など行きません(笑)
覚悟を決めましょう・・・
それでも、人類の希望のほうに覚悟を決めましょう・・・
いままさに、その想像力が試されていると
私は感じています。
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theme : いのちあるものが いのちあるように
genre : 政治・経済
