令和buzz54・・・朝活と教訓
脳のパフォーマンスが一番いいのが
朝起きてからの2時間らしい。
だから時々朝活をするのだが、
この時間帯にお弁当や朝ごはんの準備をしている
世のお母さんたちには本当に頭が下がる・・・
さて、あるコーヒーショップのモーニング・・・
「バタートーストとミニサラダ、
そしてたっぷりのアメリカンのブラック」
朝活の時の定番だ。
しかしなぜか今日は、
「ジャムトースト」が来てしまった。
別にどちらでも食べれるので、
「取り替えます!」という店員に、
大丈夫です、と
あえてチェンジを申し入れなかった。
すると、運んできた店員とは別の店員
=注文時の店員が、飛んできて再びお詫びにみえた。
再度取り替えますと言われたがこちらも
「お気にになさらず・・・」と断りを入れた。
私はふと、
昨日のあるお店を思い出していた。
市内の格安お寿司屋さんで
さらにドリンク半額券もあったので利用したわけだが、
寿司を注文してから
1時間たっても寿司が出てこない・・・
そうそうドリンクも飲めるわけでもない。
注文が通っていないかと思い
確認したが確かに通っていた。
それからさらに30分・・・それでも出てこない・・・
もう一度確認に行くと
もう少し待ってくださればお出しできますとのこと・・・
改めてお店を見渡すと、
誰もお寿司を食べている様子がない・・・
う~ん・・・これはいったい・・・
店内は禁煙ではないので
周りの喫煙者に嫌気がさしていたこともあって
ああ、これはキャンセルして早く出るに限るな・・・と、
寿司が作られていないことを確認し、キャンセル・・・
そそくさと会計を済ませて店外へ・・・
その間、アルバイトはもちろん
確認した寿司を握る正社員も
誰一人お詫びする人はいなかった・・・
わたしは、正義感を振り回し、
どうして詫びないのかと言いたいのではない。
今日の朝のコーヒー店と
昨日のお寿司屋さんとの違いを考えてしまったのだ。
それは、当事者意識と共感力だろう・・・
頼んだメニューが間違っていたり、
1時間半以上も待っているお客への共感力・・・
人間だから間違いもあるし、
繁忙時間には遅れることもあるだろう・・・
それを分かった上で、
お客は座っているのだ。
ある程度までは、まあまあとなるが
タバコがきつかったり、
時間が限られていたりする場合、
そうもいかない場合もある・・・
そうなったときの当事者意識と共感力・・・
これは、店側も客側も
トラブルが起きたときに
人として両方に必要な素地だ。
特に店側は、
アルバイトだろうが、正社員だろうが
トラブルが起きたとき、
この当事者意識と共感力で随分と結果は変わる。
これはおそらくAIにはできないだろう・・・
AIにできることは、超計算力(データ)と
それに裏付けられた動作だ・・・
慮るとか、共感するという
人間の細かな心の機微は苦手だろう・・・
若い子たちに言いたい・・・
心を育てることは、自分次第だ。
客として座る時
バイトとして働くとき
どちらにしても自分で自分の心を育てているのだ。
私の場合、寿司屋では
心身共に嫌な場所に
長居をしたくなかったので
とっとと退散した。
人が動いて「働き」となる・・・
その「働き」に何を込めるのかを選ぶのは
あなた次第ということだ。
もちろん嫌なら辞めればいいが
やっている間の問題だ。
今日の朝のコーヒーショップ・・・
会計時に、たまたま注文した時の店員さんだった。
そして彼女は再び申し訳なさそうにお詫びを入れた・・・
いえいえ・・・
心の底から
「いえいえ・・・」
そう思った・・・
朝一番からアルバイトご苦労様です・・・
また来ますから・・・
エールさえ送りたくなった・・・
この2つの店の違いを自営をする私自身も
教訓としたい・・・
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