樹下石上188・・・師走、伊勢日帰り旅(前)
狙って出会えるものではない。
昨日、花結びメンバーと出かけた旅は、
おそらく人生の最も印象的な一日の一つに入る。
「書を捨てよ、町へ出よう」 寺山修司
まさに、文字通り、音読メンバーの捨書出町だ。
目的は、伊勢外宮参りと一月家だった。

憧れの居酒屋「一月家」・・・
花結びのTさんの旦那さんからのご紹介だ。
期待通りのカオス感・・・
14:00から開店だが、
この日は、マラソンがあるという理由で予約がとれなかった。
ただ、14:00に並べば入れるということで、
13:40ごろから並んでみた。
すでに数人の男性が並んで見えて
なにやら、すごいぞ感満載だ。
従業員らしき方が、出勤・・・
はじめて?
なら、これとこれを頼むといいよと
入店前のレクチャーをしてくださった。
なんと親切な!
しかも14:00前に扉を開けてくださった・・・
言われるまま、カウンターの一番奥の席へ・・・
4人が陣取る・・・
あれよあれよという間にこの通り・・・

14:30を待たず、ほぼ満席!
暖簾さえ出ていない・・・

80はとうに超えていらっしゃるおじいちゃんとおばあちゃん
そしてその息子さんらしき方、ほか多くの従業員さん・・・
先代のおじいちゃん曰く、
暖簾出すとたくさん入ってきて
夜の魚の分まで売り切れちゃうから・・・
だそうだが、もはや
暖簾を出さないことさえも効果がなくなるほどの大盛況・・・
すごすぎる!!
てんてこ舞いのお店です。

お皿が散らかっているように見えますが、
ここはそのお皿を数えてお会計・・・
だからそのまんまなのです。
注文も自分たちでメモ用紙に書くシステム・・・
注文を出したときに「カウンター右女4人」・・・
これを一番下に書くパートのおばちゃん(笑)
津から電車と徒歩で1時間ほどかかりますが、
また行きたいお店です。

師走にもかかわらず、
一月家を出てもまだ日が残っている驚き・・・
時間の感覚が飛んでしまう一月家・・・
最寄りの宮町駅まで
てくてくと歩き始めた4人・・・
津への帰路のはずが、
小さな路地を左に折れようとしたその瞬間!
さらなるカオスのお店に出会ってしまったのです!

つづく・・・(笑)
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
tag : 一月家
