樹下石上153・・・「北風」がまた吹いた
西部の平安南道順川付近から、
日本海へ向けて短距離弾道ミサイル2発を発射した。」
今年に入って20回以上らしい・・・
この世界は、国境や国で考えると
わけがわからない・・・
支配する側と支配される側で分けて考えると
このわけのわからなさが少し理解できる・・・
この世界は、
武器を売る支配層
エネルギーを売る支配層
水を売る支配層
薬を売る支配層
種を売る支配層
・・・
そしてその膨大な利益の分け前を
株価というからくりで頂戴する支配層・・・
お金がないと生きていけないと
信じ込ませている支配層がいる・・・
何度もロケットを発射するのは
金正恩ではなく
世界を支配している側だと思う。
おそらく何度も飛ばすことで
日本の防衛費UPや武器購入の口実を作ろうとしているのだが
同時に、安倍政権の苦境(責任)を
うやむやにするのに一躍買っているのだろう。
ちなみにタイトルの「北風」とは、
北朝鮮のミサイル発射や核実験などを意味する
ジャーナリスト内でささやかれる隠語だ。
安倍政権が、苦境に立たされるたびに来たから何かが飛んできたり
核実験が報じられる・・・
かつては、2017年7月28日の夜、
「火星14」というICBM(大陸間弾道弾)の発射実験だ。
この日の安倍政権は、
南スーダンのPKO(国連平和維持活動)の日報を巡って、
稲田朋美防衛相の答弁が二転三転し、
野党や国民から強い非難を浴びて、この日の午前中に辞任した。
そのため、安倍首相は、任命責任を問われ、大ピンチを迎えていた。
だがそのときもロケットが政権を救った。
今の苦境はご存じ、
菅原一秀経産相や河井克行法相の相次ぐ閣僚辞任と
文科省のごたごただ。
レベルが低い政権というのは、
外に敵を作ることで国民の目をそちらに向けて
本来の問題から目をそらすことが得意だ。
だがそれも、支配層からの指示で
世界のリーダー役が駒に使われているに過ぎない・・・
ロケットを飛ばすことで、支配層が得をし、
安倍政権に恩を売り、将来の利益を確約しているに違いない。
さて、最近こんな雑誌を購入した。
どうして今の安倍政権が支離滅裂なのかを知りたかったからだ。
簡単に言えば、
安倍晋三は、幼稚で空虚な器に過ぎない・・・
だからなんでも入れられてしまう・・・
なので、関連性も整合性もなくなる・・・
やたらと会議が多く、
諮問会議も多い。
例の年金2000万円問題など
政権自らが依頼していた諮問会議ということを
麻生大臣や二階幹事長個人が知っていたのかさえ疑わしい・・・
だからこそなかったことにできるのだろう・・・
安倍政権の対内外経済政策は、
財務省に屈し、追米で中身がなく、
日本経済をますますめちゃくちゃボロボロにした・・・
上記にあげた支配層の要望を
不勉強にもなんでも入れてしまう空虚で幼稚な器・・・
それが安倍政権だ・・・
総じて、京大の藤井教授は
「鰻の蒲焼きの匂いはするが、
結局、国民は蒲焼きを食べられずに終わりそうだ」と・・・
私は付け加えたい・・・
その器に穴が開いているのではないか・・・と
なるほど・・・
大企業には熱心に実行動をとるが、
国民には、やっているふりがとても上手な政権ということが
今回の文科省の問題一例をとってもわかる。
昨日の高3の授業も、この話題が上った・・・
’14.12~’17.7まで2年半もかけて準備した(ふり)のに
さらに5年もかかるっていう話・・・
おそらく、英検やGテックなどは、各学校でなされているし
すぐにできるものだと安易に考えていたのだろう・・・
離島やへき地の受験生・・・
経済的に大変になっているご家庭・・・
大企業に忖度ばかりしている政権は、
そういった想像力が働かない・・・
経済的・機会的不平等は当初から言われていたのに・・・だ。
ただ、政権が、北風に支えられ、空虚だからと言って
私たちまで空っぽになるわけにはいかない・・・
本当に・・・
「知る」ことが「防衛」となる時代が来ている・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
