樹下石上129・・・やった通りにしかならない
やった通りになる・・・
子育ての鉄則です。
とある飲食店・・・
店の中には3組のお客さん・・・
その中の一組・・・
ある親子のお客さん・・・
どうやらママ友らしい・・・
二人の母親とその子供が3人・・・
「ガッシャーン」
高校生らしき女の子が
水用のコップをテーブルから落とした。
幸い、水は入っていなく、
若干の水と氷だけが床に散らばった。
「すみませーん。水こぼしましたぁー」
母親が叫ぶ・・・
その店は、若い夫婦で切り盛りする小さなお店・・・
当然、忙しそう・・・
それでも、若奥さんが急いで
調理とホールの合間をぬい、フキンを持ってやってくる。
氷を拾い、床をふく・・・
で、こぼした当の本人・・・
落としてから、若奥さんが来るまでの時間、
立ち上がることもせず、制服の足を120度に広げて
携帯から目を話さない。
母親はおしゃべり、その他の子供たちも携帯・・・
すみませんの声も聞こえない・・・
母親たちも立ち上がるわけでもなくそのまま・・・
おかあさん・・・
子供はやった通りにしかなりませんよ・・・
わたしは胸の中で呟く・・・
失敗をしたとき、
自分にできることはすぐにする謙虚な姿勢・・・
手伝ってくれた人への無条件の敬意・・・
なによりも、すみません、ありがとうをいう素直な心・・・
本当の自立とはそういう行いから生まれるもの・・・
→自立ってなんだ!?②
→自立ってなんだ!?③
そういったことすべてを
行いで教える絶好の機会を、お母さん・・・
あなた方は逃しているんですよ・・・
子供は言った通りにはならない、
やった通りになる・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
