樹下石上 ㊵・・・メモ
ふとよぎった言葉、浮かんだ言葉を書き留めるためだ。
言葉は、逃げ足が速い。
ふっと浮かんだ言葉は、
超特急並みに逃げ足が速いので
その尻尾を捕まえておくために
メモは欠かせない・・・
メモした言葉は大抵そのままにすることも多いが、
ふと思い立って見直してみると
自分で書いた言葉なのに
「なるほど」と再確認するときもあるから面白い。
また、メモも デジタルのものを試してみたが
どうもまどろっこしい・・・
どうしても紙と鉛筆がないときは
タブレットにするが、
昭和人のわたしは、
やはり紙と鉛筆だ・・・
ボールペンより、鉛筆、シャープペンのほうが
なにかいいのだ・・・
私の場合、メモはどうやら手でするものではなく
身体でしているようだ・・・
昨日も何気にたまっていたメモを見直した。
海沿いの 堤防沿いを 走りつつ
車の中に 海風を汲む
俳句もあった(笑)
表現は、特につたない人物の表現は、
時に所有と変わらない所作をする。
表現は所有か?放物か?
放物とは宇宙へ返すこと。
ただ表現したという記憶がわたしに残り
宇宙に記される。
それでいいと思っている。
表現は実に潔い。
これは、著作権を考えていた時の言葉だ。
そして、これは昨日読んだ本の抜粋・・・
生命には「推進」と「制御」
つまり「アクセル」と「ブレーキ」が不可欠だ。
両者が備わっていないと
生命そのものが存続しない。
(なるほど、うちの畑では 身の回りでは 何にあたるのかな?)
そう考えながらメモは進む・・・
しかし、再生医療には
アクセルのみしかない。
生命の暴走、迷走は必至だろう。
ひらめく言葉は、ひっかかる言葉は
まさに神様が 一時
わたしに貸してくださる言葉・・・

この世は、それを育て、人に伝えて
美しい世界をつくるためのもの・・・
だから、言葉は同時に、言霊なのだ。
➡言霊を育てる
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
