樹下石上 ㊴・・・自作自演!?
タンカー2隻が攻撃された。
即座に、ポンペオ米国務長官は
「イランに責任がある」と名指しで非難し、
(最高指導者ハメネイ師が)
「安倍首相の外交努力を拒否し、
日本のタンカーを攻撃することで日本を侮辱した」と決めつけた・・・
あまりにも出来過ぎた筋書きではないか・・・
戦争とは、当事者たちの純粋な争いではなく
「仕掛け」というものが必ず存在する・・・
その仕掛けに、印象操作が掛け合わされて惨事は起こる。
それは歴史を見れば、枚挙にいとまがない・・・
たとえば、太平洋戦争を仕組んだルーズベルト大統領・・・
彼は1940年11月に3選を果たした際に
「あなた方の子供はいかなる外国の戦争にも送られることはない」と、
戦争しないことを公約にしていました。
(この公約が破られたことは、ご存知の通り)
まるでどこかの国のリーダーのようです。
真珠湾攻撃は卑怯な先制攻撃ではありません。
宣戦布告文書はありました。
しかし英文に訳す段階の人為的なミスが重なり
「宣戦布告」が約1時間遅れました。
また、ルーズベルト大統領は日本の暗号を読み解き
真珠湾の攻撃をあらかじめ知っていながら
ハワイには知らせていません。
いまのところ確たる証拠は出ていませんが、
かれが、日本と戦争をしたがっていたのは、
JB355という作戦で、真珠湾攻撃の5カ月も前に
わが国への攻撃を命令していたことからもわかります。
ただ、第一次世界大戦でアメリカ国民の心情は
「戦争反対」に深く傾いていました。
詳しいことは省略しますが
かれは、アメリカ国民の世論を戦争へ駆り立てるために
真珠湾攻撃を利用したのです。
かれの「仕掛け」はまんまとうまくはまり、
アメリカが参戦する大義名分をつくり、
世論を戦争へと煽ったのです。
だから、今回のことも どうか冷静に慎重に・・・
私たちは「気持ち」を吟味し
「情報」を精査しなければならない・・・
➡経産相 “ホルムズ海峡付近 日本関係の積み荷積んだ2隻攻撃”
そして、もうひとつ・・・
いまのような現政権にとって都合の悪い
「2000万円足りません」のような騒動を
いつの間にかうやむやにするために
外に敵を作り、国民の目を「外憂」一色に向けさせ
国民から大切な問題を消し去ろうとする・・・
これは、超古典的な
「逸らし」の手法であることも忘れてはいけません・・・
集団的自衛権の行使へと誘導し、
改憲の世論を作り出し、
自衛隊を国防軍に仕立てる・・・
すでにこんな記事も出ています。
➡ホルムズ海峡攻撃、安保法制との関係 集団的自衛権行使の要件とは
そういう準備をしている勢力がいるということです。
とにかく私たちは冷静になりましょう・・・
原因を作る実行部隊も
ニュース発信も
情報分析も
解決部隊も
すべて同じグループ・・・
そこには必ずダシに使われる人物(国)がある・・・
そこに、世論を捏造し掛け合わせる・・・
自作自演という方法は
戦争を仕掛けたい勢力の古典的な手法です。
歴史に学べ!は
こういう時に言う言葉です。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
