樹下石上 ㉞・・・選挙と報道
選挙に関する重要な情報は流れず、
有権者にとっては情報貧困の状態が続いています。
現在国会は、今国会では、総理が出席して行われる予算委員会が、
衆議院では3カ月以上、参議院では2カ月以上も開かれていない。
予算案可決後の予算委員会は、
国会が内閣をチェックする重要な役割を果たす場である。
➡なぜ自民党は予算委員会開催を拒否するのか? 熟議拒否が議会制民主主義を壊す
これでは、国民は吟味のしようがない。
実は先日・・・
とても身近な場所で、
無知×洗脳の行く先が
本当に「エライこと」になる・・・
そういうことを目の当たりにして、
つくづく「調べること」「知ること」の大切さを知った次第です。
情報というのは、
別にどこの国でも公正なものはないと思いますが
特に我が国の情報はひどいものだということが
国連報告によってうかがえます。
➡日本メディアの独立懸念 国連報告者「政府は勧告未履行」
ですから自分で調べないといけないわけですが、
それでも本当に真実は何か?
ということは、実に難しいものです。
それにしても、いったいいつからこんなに
「印象操作」行われるようになったかがわかりました。
それは、2013年の改正公職選挙法からのようです。
(第二次安倍内閣2012年(平成24年)12月26日~)
➡常時監視、反論、削除、自民党のネット工作
特に自民党は、当時から大掛かりに分析・監視をはじめました。
2015年時点で、情報ネット関連の大企業6社がかかわっています。
また、「自民党ネットサポーターズクラブ」という
ボランティアもしくは有償団体まであります。
(会員数:約1万9000人)
立候補予定者対するネットでの書き込みを分析、監視し、
「ネット上に誤解に基づく情報があるならば、
正確な情報を発信し修正する。」そうです。
正確かどうかは、眉唾物ですが・・・
➡自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導 ネトウヨその世界5
今はもっと進んでいるでしょうね・・・
フェイクニュースをかき分けて
真実を探すのはますます大変です。
「無知」というのは、
自分が「無知」とわかっていないことから起きます。
私も気を付けないといけません(笑)
ところで、不気味にも、
今の政権がこの本の通りになっているのは
笑うに笑えない事実です・・・
最近気になった本
— 小川淳也 (@junyaog) 2019年6月6日
「民主主義の死に方」
民主的独裁者は、
①明確に違憲違法行為は行わないが、秩序を支える無数の不文律を壊す
②中立機関の人事に踏み込む
③野党を正当な競争相手でなく、殲滅すべき「敵」と看做す
読めば読むほど怖い本です。 pic.twitter.com/XT2PsZOkQ3
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
