春、春分のころ⑬・・・「令和」の深意(1)
令和?
れいわ?
れ~わ?
レイワ?
おそらくみなさんもそうではないでしょうか・・・
生まれたばかりの赤ちゃんのように
どう抱いていいのか戸惑う方も多かったと思います。
新元号の発表の決定的瞬間を見ようと
多くの方が、TVやスマホを片手に画面を見つめられていたことでしょう。
わたしも、タロットアシャイングの最中でしたが
クライアントの方とともに11時過ぎから
いまかいまかとタブレットで見ていました。
さてさて・・・
はじめて聞いた瞬間・・・
「れいわ」 ???
でした(笑)
「時に初春の令月にして気淑く風和ぎ
梅は鏡前の粉を披き蘭は珮後の香を薫ず。」
と官房長官が説明しても
???


おそらく、今の日本人で
これをすぐに理解てきた人は
ほとんどいなかったのではと思います。
ましてや、はじめて使われた「令」には、
「命令」の「令」かぁ~
と、不遜にも何かしっくりこない気がしました(笑)
日頃から言葉がどう使われるかで
その漢字のイメージが固定してしまう・・・
俗人世界の言葉の恐ろしいところです。
ただ、よくよく聞いていると
「はじめて日本の古典『万葉集』から出典」・・・
「令」には「良い」「めでたい」「素晴らしい」という意味がある・・・
「令和」とは「人々が美しく心を寄せ合う中で
文化が生まれ育つという意味が込められている」・・・
令和を漢文調にすると「和たらしむ」と読める・・・
など、解説が進むうちに
おお、いいんじゃないかぁ~
と、まあ単純な話で・・・(笑)
夕方、時間がありましたので、わたしなりに
じっくりこの「令和」を調べてみることにしました。
字意、数霊、音霊(言霊)、形霊・・・
ざっくりまとめたのがこちらです・・・

ちなみに、
このまとめやこれから私がお伝えする「令和の深意」は
いかなる宗教的、政治的信条および所々のイディオロギーとは
無関係ですので予めご了承ください。
参考にしたのは手元にあった4冊の書物です。
調べれば、調べるうちに、
この「令和 -れいわ-」
「すごいぞ!令和」
ということになりました。
これまた単純・・・(笑)
それにしても、こういう新しいことが起こるときに
よく調べもせずに、公然と文句を言う人が必ずいますが、
それはやめたほうがいいと思います。
➡新元号】自民・石破氏「違和感ある。『令』の意味説明の努力を」
まずはご自身で調べてみましょうよ・・・
「令和」は昨日生まれたばかりです。
「令」が、「和」が、 もともとどんな意味を持とうとも
令和を日々使っていくのはわたしたちです。
令和がどんな時代になるかは
また、どんな時代にするかは
わたしたちがどういう気持ちでこの令和を使い、
どう生きていくかにかかっているでしょう・・・
令和の時代をつくるのは
まさに、この時代を生きるわたしたちです。
令和の時代に「幸多かれ」とわれわれが使いこなしていけば
自ずと時代はついてくると思っています。
さて・・・誠に僭越ですが
今日から3日間、二十四節気「清明」をむかえる4月5日まで
「令和」の深意を分析していこうと思います。
わかる人は先のワンペーパーのまとめだけでわかると思いますが
そういった類の本を読まれていない方は
なんのこっちゃ!となるやもしれませんので
「令和、深意分析!」をはじめます。
もしよろしければお付き合いください。
手始めの今日は、大切な「読み方」と「書き方」・・・
毎日のことですから、とても重要です。
この習慣だけで世界がつくられます。
令和を
「れいわ」
「れーわ」
と読めたりします。
アクセントが「れ」にあれば、後者になりやすいですし、
「い」を強く読めば前者になります。
いまのところ みなさんはどうですか?
また、「令」の下の部分を「マ」のように書いたりする人もいるでしょう・・・
私も今までそうです。
詳しい解説は次回に回しますが、
結論から言いますと
発音は、「れいわ」と
「い」の母音をはっきりと言われる方がよいです。
また書き方も「マ」ではなく
「令」とまっすぐ縦に伸ばした方がいいです。
もちろん漢字的にはどちらも正しいですが
「深意」を開花させようとすると「縦棒」の方がいい感じです。
では、明日から詳しく見ていきます。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
