秋、寒露のころ⑮・・・脈をはかる
四十肩で言っても
腰痛で言っても
必ず脈をはかられる・・・
人差し指
中指
薬指・・・
三本の指を手首にあてて
じっと耳を澄まされた・・・
はじめていったとき(20年ほど前)は少々驚いたが、
臓器の弱まりが腰痛や肩痛につながっていることを
素人なりに知識として知っていたので
「なるほど」という安心感が生まれた・・・
ふと、昔の本をめくりたくなって
本棚を探した・・・
その中に自分で自分の脈をはかるという章がある・・・
人差し指・・・心系(心臓・循環器・小腸・舌・神経系) ニョロニョロ動く
中指・・・脾系(胃・口・消化器官・代謝機能)と肝系(肝臓・胆のう・目・精神活動・血液調整) ピョンピョン跳ねる
薬指・・・腎系(腎臓・膀胱・耳・生殖系) どっしり動く
そういえば、何年か前・・・
咳が止まらなくなり、あまりにもひどかったので
珍しく西洋医学の病院にいったときは
脈をまったくとらなかっただけでなく、
PCの画面ばかり見て、わたしの顔色も見ずに
薬の話ばかりしていたのを覚えている・・・
行ったことをすごく後悔したが、
その時初めて、最近の病院は、
薬を外でもらうんだと知ったので
ある意味社会勉強になってよかった(笑)
頂いた薬はほとんど飲まず
やはり自分で治そうと灸や食事に気を付けた。
前述の本は、
医者嫌いだったわたしをさらに嫌いにさせた。
まだ、ダンスをしていたときだったので
からだに気を遣うことが多く、
痛みと内臓はつながっていることは何となくわかっていたが
病院に行かなくてもいいということを
はじめて理論的に説明ができるようになった本だ。
目次を載せておきます・・・


今日の朝は、久しぶりに自分で脈をはかってみました。
腰痛もちの私は、若干薬指が弱く感じました。
土用にも入っていますので、
食事に気を付け、温灸で労わりたいと思います。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
