秋、秋分のころ⑮・・・うまくいくからやるのか?
宙言でこの人の記事を見ていて思い出したことがあった。
今から10年前、
会社を辞めてお店をするかしないかに迷った私・・・
店をしてもうまく生計が成り立たせられるのか・・・
不安でいっぱいだった・・・
だから、指導霊の巫女さんに聞いてみた。
この方は実に厳しい・・・
二日酔いのまま、会社に出勤した時は
後ろから頭を叩かれた。
本当に叩かれたのだ(笑)
めちゃくちゃ痛かった。
とても怖い存在だが
ものすごく核心をついてくださる方だ。
「店をやってもうまくいきますか?」
すると・・・
「うまくいくからやるのか?」
・・・(それは・・・)
「それはずるいことだ。」
静かな、しかし重いことばだった。
そして、これ以上は言ってくれなかった。
どうやら、うまくいくから挑戦するというのは
彼方の世界ではずるく卑怯なことのようだ・・・
意外な回答だった。
でも、人生を生きることとは、そういうことなのか・・・
うまくいくからその場に身を置くのではなく
とにかく一生懸命やってみること・・・
そのことでしか、魂は磨かれないと・・・
前述の本庶さん・・・
若者たちに「6つのCを大切に」と掲げる。
「好奇心」Curiosity
「勇気」courage
「挑戦」challenging
「確信」conviction
「集中」Concentration
「継続」Continuation
自らのモットーでもあり、後進の若者たちへの激励でもある。
基礎研究のモットーは、
私たち人生の、そして新しいステージへ進む人
すべてへのメッセージだと思う。
一語一語味わいたい。
私のように軟弱で俗的な人間はそうそう、
人生の岐路には立たせてもらえないが
もし立った時には、本庶さんと巫女さんが示唆する言葉は重い。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
