秋、白露のころ⑤・・・名言
しかし、わたしの日常の中で子どもの名言も結構耳にする。
昨日もそうだった・・・
最近は、LGBT教育が進んでいるのか
学校で行われるアンケート用紙にも
男 女 その他
という感じで解答欄ができているらしい・・・
その子がそう教えてくれた・・・。
私 「へぇ~、いまはそうなんだ」
生徒 「でもさ、性別っている?」
実に最先端な感性だ。
私 (なるほどなー・・・)
続けて生徒が言う。
「友達とかさ、(LGBT)とか気持ち悪いっていうけど
〇〇(自分の名)も気持ち悪いって言ってるけど、
自分になんかされるわけじゃないじゃん。
別にいいと思うんさな。
まあ〇〇(自分の名)も、合わせて気持ち悪いって言ってるけど
でもその人がしたいっていうんだからそれでいいじゃん。」
たしかにそうだ。
自分に何かされたり
自分が何かを奪われるわけではないのに
人はよくあーだこーだといいやすい。
(私も気をつけよっと)
今までもその子は名言を放っている。
その子のある行動が不思議で理由を尋ねた。
私 「どうしたらそうなるん?」
私はてっきり言い訳めいた言葉が続くと予想していた。
しかし、彼女は違った。
「〇〇(自分の名)になればわかる!」
完全なる同化を提案された(笑)
これには、笑えた。
たしかにそうだ。
その人になってしまえば何の疑問も湧き起らない。
分離しているから「不思議」になるのだ。
納得・・・
子どもたちと日々会話をしていると
大人だと思っている自分の固まった頭が実にやわらかくなる瞬間がある。
彼女たちの名言は
そのまま子育ての名言だ。
これではどちらが先生かわからない(苦笑)
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
