夏、夏至のころ⑪・・・本質に気づく夏へ
そして、夏が近づくと、
よくこういうCMが流れます・・・
「エアコンは、カーテンを閉めて効率的に・・・」
「皆さんの会社もクールビズに・・・」
「ゴーヤ、朝顔のグリーンカーテンを・・・」
「打ち水が効果的・・・」
「わたしたちが、地球にできること

これも昨日の本質が流れていく社会に関係してきます。
わたしに言わせれば、地球も大切ですが・・・
「わたしの電気代にできること」を隠さないでほしいと(笑)
そもそも、
そういうことをしないといけないぐらいに
気温が高くなり、
電気代が高くなっているのはなぜですか?
風力、地熱、太陽光パネルがこれほど普及しているのに
一向に電気代が安くならないのは?
原子力発電は本当に安いのか?
つまり、
人工気象装置や電気料金の算出方法の検証もなしに
「ゴーヤを育てましょう」というのは、
戦時中に、アメリカ軍が攻めてきますので
「竹やりで応戦しましょう」というのと何ら変わりありません。
人工気象装置は以前にも記事を書きましたので
電気料金の「総括原価方式」について少しふれます。
(これは、電気だけでなく、水道ガスにも適応されています)

この方式は、豊かになった日本では、
すでに用済みとなっている仕組みです。
「電力会社を経営するすべての費用をコストに転嫁することができる上に、一定の利益率まで保証されているという、決して赤字にならないシステムです。これを電気事業法が保証しています。普通の民間企業ならば、利益を生み出すために必死でコストを削減する努力をするはずですが、電力会社はどんなにコストがかかろうと、法律によってあらかじめ利益まで保証されているのです。」
「戦後の荒廃の中から経済復興をはかるために、公益性の高い電力事業を基幹産業として保護育成するためにとられた政策です。」
少し古い記事ですがくわしくは、➡よくわかる原子力
「社会と、現実と、何の関係もない言葉。」小沢健二
まさにその通りで、
現実に起こっている問題とは全く関係ない言葉で
私たちが本質に気が付かないように
気持ちのいいネーミングで矛先を変えさせています。
医療
教育
健康
ダイエット
スピリチュアル
・・・
いまの世の中はそこかしこに
そういう現象が起きています・・・
「人の考えをコントロールするのに最適な方法は、
ある考えの枠組みを与えて、
その中で活発に議論をさせること」
(オヤトコ発信所より)
政治家はもちろん
マスコミも本質を語ろうとはしませんので
自分で見つけるしかありません。
竹宮恵子の「地球(テラ)へ」(1977~)にも出てきます。
特殊能力をもったミュウのリーダー ソルジャー・ブルー

「動物を檻にいれることこそがいけないとはだれも教えない
将来 社会という檻に入った時“檻”が意識されては困るからだ
ジョミー疑問は持ちたまえいくつもいくつも……できるだけ多くの疑問を!」
「ミュウ」の後継者 ジョミー・マーキス・シン
![2013春b_jyomi-r[1]](https://blog-imgs-54.fc2.com/p/y/s/pysr2012/20130315075137923.jpg)
「行動するとき人はいつでも心に呵責を負っている
ほんの少し圧力を加えれば 人は誰でもその意思を手放す」
ただ、「ある枠組み」を見抜く力がある人は
それはそれで大変ですが・・・(笑)
theme : いのちあるものが いのちあるように
genre : 心と身体
