十年、をちこち・・・80
おかげさまで母は元気にしております。
先日も、改築目前の名古屋城を一目見ようと
ひとりで電車でいったと言っていました。

(空襲による焼失前の小天守閣と本丸御殿)
さて、その道すがら、
私の大好きなラジオ
「感じて、漢字の世界」を聞きました。
たった一つの文字から紡がれる透明な物語・・・
足早に流れる風景とは裏腹に
ピン止めされたように、こころが洗われるこのラジオは、
土曜日、実家へ向かうときの何よりの楽しみです。
昨日は
「栞」でした。
本の栞はご存知の通り・・・
もうひとつ・・・
うっそうと茂る森の分かれ道・・・
道に迷わぬよう目印に差し置く小枝なども栞というそうです。
人生の分かれ道にであい
立ち止まり、迷わぬように栞を置いておく・・・
長い人生、立ち止まる勇気、振り返る勇気も大切と・・・
私が今書いている「をちこち」は
そんな「人生の栞」なんだなと思いました。
そして、亡くなった父の栞と
いまを生きる母の人生の栞も
そっと受け継いでいきたいとあらためて思いました。
theme : スピリチュアルライフ
genre : 心と身体
tag : 「感じて、漢字の世界」人生の栞
