十年、をちこち・・・㊺
いろいろとできなくなること、やれてしまうことが生まれます。
具体的には・・・
①外に指をさし、人のせいにすることをやめます。
②SNSまでつかって、いちいちマイナスのことをまき散らさなくなります。
③自分の闇を見つめ、出会い、そしてその闇が消えることを目撃します。
見る、見られる
謝る、謝らせる
引き寄せる、引き寄せられる
認識が2元に分断されているうちは
引き寄せは永遠に起きないことになります。
それどころか、
その二元はますます一元になろうとし
人間界におけるいわゆる「悪いこと」が
片割れの浮かれた「良いこと」を求め
どんどん大きくなっていくのです。
いつも気味が悪いほど
キラキラわくわくとテンションの高い人は
必ず、もう片方の深い闇を見ることになります。
その方としては、その闇を消した(隠した)つもりですが
事態は全く不本意な方向へと向かいます。
それはまるで振り子の法則と同じです。

片方に振れた球は、もう片方へ向かい、再び落ちていきます。
そしてそれは永遠に続きます。
本当に出会わなければ二元は消えません。
本当に出会えば、「分かれ」がなくなるということです。
男女の友情を描いた谷川俊太郎さんの詩「あなたはそこに」は
深読みするとそういうことを言ってらっしゃるのかなとも思います。
「ほんとうに出会った者に別れはこない
あなたはまだそこにいる
目をみはり私をみつめ 繰り返し私に語りかける
あなたとの思い出が私を生かす
早すぎたあなたの死すら私を生かす
初めてあなたを見た日からこんなに時が過ぎた今も」
「あなたはわたしであり、 わたしはあなたである」
自分の中にある二つの世界を受け入れ
それが表裏一体、お互い様とわかれば
やがて、闇が消えていくところまで見届けることができます。
それが「ゆるし」であり
「ゆるす」ことさえ忘れるぐらい
自然な大いなる器なのです。
人間が、山、川、森、、大木に佇むときに
包まれるあの感覚が二元を超えたOnenessです。
つまり、自然はその大いなる器で私たちをゆるしているのです。
そして、私たち人間もそうなればいいのにといざなうのです。
theme : スピリチュアルライフ
genre : 心と身体
tag : 振り子の法則
