樹下石上151・・・原発という重い病(後)
原発のすべてがコンパクトにまとまっています。

「日本は、不名誉なことですが
世界一の被爆国です。」
この文から始められています。
その理由として、
①広島長崎における原爆被災国
②福島第一原発事故
③CTスキャンがG7平均の4倍以上保有
①②は誰もが知っていることですが、
③には驚きました。
医療被爆というそうです。
やたらと検査が多い日本は、
世界最大の医療被爆だそうです。
放射性物質降下量を
収入で表す数値も興味深かったです。
東京(高円寺)を基準とすると、
広島長崎、0.1円
チェルノブイリ135円
大気圏内核実験5000円
福島第一原発事故1000000円
医療被爆10000円
となると、平均的な東京人は
1960年から累計で
115135ベクレルのセシウム-137降下を
受けたことになる。
そう書いてありました。
そして、
いまだに原子力のほうが安いと考えている方が見えますが、
全くのでたらめです・・・
原発のコストは、既に2011年時に
キロワット時発電コストは
火力7・99円
水力10・51円
原発144・18円
となっています。
これに、原発発電のごみである
使用済み核燃料の貯蔵代を入れると
約50万円以上となる・・・
電力が足りないから・・・という理由も出たらめです。
これは、東日本大震災でわかってしまいました。
余っているのです。
供給能力 約2・5兆kwh
需要 約1兆kwh
そして、原発の最大の問題は、
既に日本に約2万トン近く溜まってしまった
使用済み核燃料の安全な貯蔵と
その貯蔵コストの負担です。
年間2兆円。
100万年で200京円。
電力会社の売り上げは1000億円。
利益は250億円。
しかしこれは、ごみの処理を
国民に押し付けているから計上されている見せかけの利益です。
本当の損益は、
売上1000億円、
ごみの処理貯蔵費3000兆円・・・
大赤字です。
日本の破綻した原発政策の後始末は、
善良な日本国民に背負わせています。
既に東京電力に20兆円以上つぎ込まれています。
まだあります。
今では福島の汚染土を世界基準の80倍の緩さで
リサイクルしようとしています。
加えてフランスなどの海外のごみまで
引き受けようとしているのが日本です。
原発事故が起きたとき
EM菌など、有効と思われる除せん措置があるにも関わらず
政府がなんの対策も打たなかったことで
「ああ、政府は福島を核のごみ置き場にしようとしてるんだ」
と思った悪い予想がその通りになろうとしています。
さらに、日本は地震・火山大国・・・
そのうえで、さらに危惧されていることがあります。
それが、彗星です。
この彗星衝突は、2035年頃から
現実になると指摘されています。
1500年周期の彗星集団との衝突という
歴史的事実に無関心・無防備なのです。
これだけあげれば、我々人類に
原発が要らないことは一目瞭然です。
原発を止めることでリサイクルも止まり
費用が莫大になると主張する人がいますが、
いまでは、もんじゅも止まり、
いまではリサイクルできる目処がたっていません。
他の先進国も技術的に頓挫しています。
一回の原発事故で国民一人の負担は4000万円超!
そういう意味で、原発事業は、
もう電力会社だけでは無理です。
今は解決の糸口さえない状況なので、
国営にして、キーボードマネー、ヘリコプターマネー!?などで
早急に解決への糸口を作るべきです。
トイレのないマンションにすんでいる状況で
動かし続けるという選択こそ検討すべきではないでしょうか。
それにしても、野党時代の河野さんは実にすがすがしい・・・
与党になるととたんに
このままのスタンスで行けないことが、
日本の、そして原発の真の病なのでしょう・・・
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genre : 心と身体
tag : 原発
樹下石上150・・・原発という重い病(前)
光をともし続けなければならない。
そして、生活の諸事情があって、
中途半端な光になろうが
「ならぬものはならぬ」と
出来る小さなことを誠実にともし続けることが大切だ・・・
先日、勢和図書館へ「Beyond the Waves」を見に行った。

想像はしていたが・・・重い・・・
重すぎていったいどこから手をつけていいのかわからない・・・
この本をすでに読んでいる私は、
正直そういう感想を持った。
最後に残る我々の意思表明は
署名運動と住民投票しかないのか・・・
今の政権や既得権益者に
いのちの尊厳を守って政治を行ってもらうことは
もう無理なのか・・・
最近の沖縄の件、
原発事故 東電旧経営陣の無罪判決・・・
むちゃくちゃなことが起き
むちゃくちゃなことが続いている・・・
加計人脈が判事になるなど
露骨なまでに最高裁をお友達判事で固める政権では
希望はないのか・・・
➡安倍内閣が司法に介入し強権化―最高裁判事の人事にも介入・私物化ー
官邸に忖度する司法・・・
もうすでに三権分立している国ではない・・・
公民で三権分立を教えるむなしさ・・・
昨今の現政権の強引さを目の当たりにすると
何ともやり切れない思いになる・・・
繰り返すが、福島原発の、あの未曾有の事故が起きても
東電の経営陣も国も、だれも責任を取らない悲痛で冷徹な裁判結果・・・
こういうことが起きるたび
私たちはあきらめと絶望を抱きはしないか・・・
だから、50%以上の人が票を捨ててしまう・・・
それでも、それでも
私たちはこうべをあげて前を向くしかない・・・
実は、わが三重県でも他人ごとではなかったのだ。
「中部電力は1963年、熊野灘沿岸への
原子力発電所建設計画を公表し、
翌1964年に芦浜地区を候補地を決定した。」
このまま計画が進められていたなら、
今の三重県は一体どうなっていただろうかと思うと
本当にぞっとする。
当時反対運動の先導になっていた
南島町とその関係者の方々に心から感謝したい。
「1996年には、南島町芦浜原発阻止闘争本部が、
県民81万2335人の反対署名を三重県知事北川正恭に提出した。
これを受けて1997年3月に三重県県議会は調査・建設の
冷却期間を置くよう求めていた南島町の請願を全会一致で採択した。」
実はこの81万2335人の中にささやかだが私もいる。
当時、確かサンバレーの屋上でこの署名活動をしていた人たちがいて
今思えば、あの時の署名がこれにあたるのか…と思う。
私には、その時、長崎出身のダンサー仲間がいて
その人から、ことあるごとに原発(原爆)の恐ろしさと
三重県で原発(原爆)教育がそれほどなされていないことへの
憤りを聞かされていた。
迷わず署名したが、芦浜原発の白紙撤回は
こういった市井の人たちのたゆまない努力のたまものだ。
そして、実はもう一つ原因がある・・・
1999年に発生した東海村JCO臨界事故と
バブル崩壊で中部電力が経営的に難色を示したという
偶然が重なったためだ。
かなえられた白紙撤回は、
住民の長年の努力と偶然の事故と時代の流れ・・・
もし、この事故とバブル崩壊がなかったら一体どうなっていたか・・・
政府の強引さで進められていてもおかしくなかったはずだ。
私たち三重県はそういった天地人の恩恵で
今は、原発の心配もなく生きていけること、生かされていることを
肝に銘じないといけない・・・
そして、原発について学ぶこと・・・
福島についてできること・・・
できないかもしれないと生きるよりも
やれるかもしれない
きっとできると思う・・・
そういう気持ちで日々を暮らしたい・・・

(Beyond the Waves上映会で販売されていた本)
次回はこの本から少し抜粋したい・・・
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樹下石上149・・・教育格差!?
とくに親の年収と学力差は昔からあった。
明治の学制発布(1872)以来、ずっとある。
貧しい子は学校にも行けず、
今の朝ドラだって、信楽焼の大きな会社の子は高校に行けるが
家が貧しい主人公は、見習のお手伝いさんとして働き始める。
昭和に入っても、戦後でもそれは変わらない・・・
私事で恐縮だが、
わたしも大学に余裕で行けるほど
家が豊かだったわけでなく、
3年生になったら家に帰ってこなければいけないかもと言われた。
(実際は、きちんと4年間行かせていただき今がある。感謝しかない。)
ではなぜこの人の発言がそれほど問題なのか?
➡試験巡る“身の丈”発言で萩生田大臣「おわびを」
まず、言った人物が問題・・・
加計(かけ)学園の獣医学部新設で
疑惑中の疑惑の人だからだ。
また、大臣規範で定められている兼職の届け出を出さずに
加計学園運営の千葉科学大学危機管理学部で
客員教授を務めた経緯もある。
彼の「身の丈」の意味がどんな意味かが
うかがえる経歴だ・・・
次に、国が家庭の教育費を軽減する施策を取っていないからだ。
いや、自民党は「教育無償化」をうたっているではないか・・・
と言われるかもしれませんが、
消費税を上げたことで行われていることを忘れてはいけません。
また、年収制限(250万円以下など段階的)や
年齢制限(2年しかない)があること・・・
文科省が指定する大学学部であること・・・
(7月ごろ発表だったはずだがHPにはまだない模様)
おそらくこの指定は、経済界が喜ぶ、
すぐに利益が上がる学問を担う大学や学部でしょう。
そして、大学の学費の高さを
国が助成、改善する気配もない。
ちなみに国公立大学の費用は
入学金282,000円+授業料535,800円=81万7800円・・・
経済協力開発機構(OECD)加盟国(35か国)の
およそ3分の1で公立の授業料が無料で、
10カ国で4000ドル(約45万円)以下である・・・
日本は、アメリカ、チリに次いで、3番目に高い・・・
自国で通貨を発行し、デフォルトの心配がないにもかかわらず、
日本の教育に関する施策は、本当に心もとない・・・
それが、公的教育費の対GDP比率に表れている。(3つ目)
ノルウェー、ブータンなどは、7%以上を
公的教育費として支出している・・・
日本は・・・107位/154か国中・・・わずか3.5%ほど・・・
国が教育を軽んじているのがよくわかる・・・
しかも、最近の大学は、
人文科学系や社会科学系の学部や
基礎研究がおざなりになり、
すぐに産業界が飛びつく研究にしか助成金が下りない・・・
教育界までもが官邸に忖度しなければならない時代だ・・・
国立大学改革プランが発表されたとき
京大の総長、山極寿一氏は猛然と反論している。(2015)
―「京大にとって人文社会系は重要だ」と述べ、
廃止や規模縮小を求める文科省の通知を拒否―
国は、大学の研究に教えを乞うて利用させていただく立場・・・
立場が逆だとご立腹されているとか・・・
ただ、今も、ひたひたと
我々の知らないところで大学の改変は進んでいる・・・
➡国立大学改革プラン
国に役立つことだけが学問、
すぐに利益が上がるようなことを研究すれば学問、
学費、助成金、研究費を出す代わりに
国のしもべとさせる・・・
これはもう先進国ではない。
そういうことが内包している発言だから問題なのだ・・・
教育界に携わる人たちよ・・・
こうべを上げようではないか・・・
➡こうべを上げよ
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樹下石上148・・・古いボンボン時計
もう50年も使っていた古いボンボン時計が壊れていた。
いまも現役の仕事場の机・・・
その脚元にさみしそうに置かれていた・・・
母は、直すのも高いから・・・と
別の時計を掛けていたが
私は何となく気になって
次回行く時まで、そのままにしておいてほしいと頼んだ。
この時計は、
父が兄に時間を教えるのに使っていた。
1のところの⑤(分)
2のところに⑩
3のところに⑮と
文字盤に手製のシールが貼ってあった・・・
今はそれもきれいにはがされている。
兄は、今でこそ立派に家族を養って頑張っているが
当時は「の」の字を鏡文字に書いていたり、
時計が読めなかったり、
リコーダーが吹けなかったりで
父に、木の50センチ物差しで
「パシパシ」殴られながら
夜中までスパルタで教えられていた・・・
小さかった私は、それが恐ろしくて、
布団を頭からかぶって寝たふりをしていた。
そのボンボン時計が知らせる音の数で
兄が何時間もしごかれているのが耳でわかった。
どこの家もそうと思うが、
そういう時計は、ただのボンボン時計でなく
父と、兄と、そして家族の時を刻んだものだった。
だから・・・やはり直すことにした。
母の情報では、偶然地元のケーブルテレビで
ボンボン時計を治す時計店の老人が紹介されていたという。
早速三重に帰るその足で立ち寄ってみた。
あらかじめ電話はしたものの、
古びたほこりをかぶった時計を抱え
首から手ぬぐいをかけてて入るには
あまりにも場違いな
キラキラピカピカの宝石店だった・・・

(創業70年以上「エンジェリーいのこ」)
すこし、気持ちがひるんだが
自動ドアを開けて電話をしたものだと説明をする・・・
奥に通されて、テーブルに時計保護のための
大きな柔らかい布がかけられた。
しばらくするとかなりお年を召された老人が来てくださった。
わたしはTVを見ていなかったが
まさにこの方だろうと思った・・・
父も職人だったので 空気でわかる・・・
ものを見るまなざし・・・
ネジを扱う指先・・・
なにより、その方に流れる時間でそれがわかる・・・
「50年ぐらい前の時計ですな・・・
Aichi時計はセイコーなんかよりよほどいい時計でしたから・・・」
文字盤がくっついている木の板の四隅のネジを外し
なかの歯車がいっぱいある機械部分を
ぐるりと一周ぎろりと眺める・・・
ある箇所を人差し指ではじくと
ボーン・・・
聞きなれた生きた音が響いた・・・
「分解して掃除すればまだまだ立派に使えますよ・・・」
(よかった・・・)
とつとつと、それでいてシャンと話されるその言葉一つ一つが
長年この方が誠実に修理に携わられてきた証明となっている。
私は愛知に住んでいながら、
このAichi時計という会社を初めて知った。
「当時は県内に10社ぐらい時計店があったものです。
最後に残ったのがこのAichi時計さんと○○さん・・・・」
短い時間だったが、文字通り
宝石のようなエピソードがちりばめられていった。
その老人によると、今のAichi時計は
水道のメーターなどを作っていて
もう時計は作っていないそうだ・・・
改めてこの宝石店のHPを見てみると
まさにその老人の新聞記事が・・・

黒野さん・・・
これは9年も前の記事なので
御年、88歳ということになる・・・
「職人」という分野の方が
この世界からどんどんといなくなってしまうが
まさにこの方は今も現役・・・
「一か月ほど預からせていただきます・・・」
どんな顔で 音で
ボンボン時計が帰ってくるのだろう・・・
今から楽しみだ・・・
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樹下石上147・・・やっぱり!②南海トラフ80%の内幕
ここにあげておきます。
➡樹下石上142・・・やっぱり!
南海トラフだけ、なぜかほかの地震予測と違う計算式で算出され
水増し? えこひいき? 意図が隠れている?
科学が意図的に捻じ曲げられていることが
議事録から証明されている・・・
私たちを必要以上に不安がらせているものは何か・・・
不安は、保険加入につながります。
ちなみに、国の特別会計の中に、
「地震再保険特別会計」というものがあり、
「損害保険会社が契約者から受領した保険料は、すべて日本地震再保険株式会社に再保険され、日本地震再保険株式会社はそれぞれの責任額割合に応じて自らが保有する分、損害保険会社が再度再保険する分と政府の再保険特別会計に再保険する分にわけ出再(再保険を引き受けてもらうこと。)します。」
という記載があります。
この「日本地震再保険株式会社」はHPを見る限り民間のようですが
ならばなおさら、財務省のHPの特別会計のページにあるのは不自然です。
特別会計は国会の審議なしで通っていきますし、
(この場合、財務省の一任です)
特別会計とのやり取りがあるその先の民間(財務省指定の民間)の会計は
国の権限として、追及困難なため、額や使途については
不透明極まりないのでは・・・と付記しておきます。
↓
<ニュースを問う>南海トラフ80%の内幕 (2)開示された議事録
2019/10/27 朝刊
開示請求した地震調査委員会議事録
予想してはいたものの、南海トラフ地震の発生確率に対して、専門家の間でこれほどまでにすさまじい異論が噴き出しているという現実は、想像を超えていた。
二〇一二~一三年にかけて開かれた「海溝型分科会」の議事録。日本各地で予想される地震の新たな発生確率を決める地震学者による専門家会議で、発言者の名前は黒塗りだが、委員には著名な研究者が名を連ねる。そのほぼ全員が、一二年当時60~70%だった南海トラフ地震が三十年以内に発生する確率の算出方法に疑問を持っていたことが、議事録で判明したのだ。
まず目に飛び込んできたのは、ある委員の発言だった。
「確率計算を以前のやり方で今やれば、70%か80%という三十年確率が出てくると思うが、やり方一つ変えれば20%にもなる数字だということは、どこかに含ませておくべきではないか」
開示請求した議事録が全て出そろったのは、ことし三月。まさか、七年前に数値の信頼性が揺らぐような議論があったとは、驚きだった。それならば、なぜ何のためらいもなく公表したのか。多数のメディアが誘導されるがままに報じたことに、怒りと悔しさ、情けなさを感じずにはいられなかった。
◆科学的に妥当でない
別の委員は高い確率をはじき出す算定式に疑念を示し、こう発言している。
「サイエンス(科学)の議論をさせてもらうのであれば、やはり(高確率の算定式を)残すのは妥当ではないと思う。少なくとも、この委員会では(算定式の)時間予測モデルは妥当ではないという意見があるわけで、それを出すのは納得できない」
ここで出てきた「時間予測モデル」とは、先週のこの欄で書いたとおり、分科会の委員だった鷺谷威名古屋大教授(地殻変動学)が「南海トラフだけ、予測の数値を出す方法が違う」「特別扱いになっている」と話した「特別な」方法を指すようだ。鷺谷教授は「水増しをしている」「えこひいき」とも指摘したが、議事録でも「やり方一つ変えれば20%にもなる」と指摘されている。いったいどういうことなのか。
二〇一三年五月に確率を発表した記者会見の場では何の説明もなかったようで、私も今回の取材で深掘りするまで、南海トラフだけが特別な計算式だということを知らず、「時間予測モデル」という用語も初耳だった。あらためて発表時の資料を読み返した。
20%の確率のことは全体を要約した「主文」には一切出てこない。メディアは発表の内容を短時間で理解する必要があるのだから、主文に詳しく説明されていてしかるべきだ。これほどの議論になる事柄が、なぜ分厚い資料の後段に埋もれているのか。あえて気が付かれないように意図された、としか思えなかった。
「やり方一つ変えれば20%にもなる」と議事録にある一般的な算出方法は、南海トラフ以外の地震すべてに適用されている。過去の地震から「平均的」な発生間隔を割り出し、確率を導く手法だ。
南海トラフは数十年の間隔で起きることもあれば、数百年起きていないときもあり、発生間隔に大きなばらつきがある。確率を出す「今後三十年」も、人の一生の中では長いが、地震の周期としては、ほんのわずかな期間にすぎず、一般的な計算方法で「20%」という低確率になってしまうのは、今の地震学のレベルでは仕方がないことなのだ。
さらに、議事録を読んで驚いたのは、そもそも地震学者たちの多くが確率を出すこと自体に懐疑的なことだ。確率について「いろいろ問題がある」「あまり意味が無い」「何のために出すのかわからない」「出すべきではない」「どう考えても出せない」という各委員らの否定的なコメントがぽんぽん飛び出しているのに目を疑ったほどだ。
◆インパクトありきだ
ある委員の発言が象徴的だった。
「確率の数字はインパクトがあるので、それにすがりたいというのはよくわかるし、降水確率もわかりやすい浸透した数字だと思う。しかし大きな地震は(たまにしか起きない)低頻度のものなので、発生確率をうまく使ってもらうことは難しい」
降水確率でさえ、高確率で的中するようになったのは、上空の時々刻々の変化が可視化されてから。なぜ、南海トラフの確率を割り出す「時間予測モデル」は80%もの高確率をはじき出し、なおかつ、年ごとの確率があたかも数時間後の降水確率のように、どんどん上昇していくのか。議事録の中で語られるそのからくりの詳細に、私は開いた口がふさがらなかった。
◇
地震調査委員会が、南海トラフ地震の発生確率を「70%程度」から「70~80%」に変更した昨年二月、識者から「水増し」「えこひいき」との指摘があった。入手した専門家会議の議事録には「科学的根拠がない」との批判が続出していたことが判明。確率が独り歩きする背景を探った。
(社会部・小沢慧一)
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わたしたちが一番苦手とする「不安」を人質に
既得権益者たちが、さらに自分たちの利益を増幅するために
情報コントロールしている一例がこの地震なのです。
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樹下石上146・・・永遠のごんぎつね
いつもくりをくれたのは。」
有名な「ごんぎつね」のラストシーン、兵十のセリフです。
うちの生徒が毎回塾に来ると音読しています。
何度聞いても、このシーンが切なくて涙が出そうになります。
生徒の手前、何度かこらえます。
悪さばかりするごんぎつねでも
自分が鰻を盗んだばかりに、
兵十のおっかあが鰻を食べられずに死んだとわかり、
なんとか償おうとします。
お詫びにと、イワシを兵十の家に投げ入れるも
これも裏目に出ます。
なぜなら、そのいわしは盗んだものだったので、
兵十が盗人扱いにされ、いわし売りに殴られてしまうからです。
それにも気がついたごんは
つぎに、栗や松茸を届けるようになりますが、
時すでに遅し・・・
兵十からすれば、
いたずら盗人ぎつねとしかうつっていないため、
まさかごんが栗や松茸を持ってきてくれているとは思いません。
兵十の友達、加助は、栗や松茸を持ってきているのは
神様がそうしてくれているんだといって
せっかく償いをしているつもりでいるごんぎつねを
がっかりさせます。
「おれは、引き合わないなあ」
ごんのこのセリフも
なんだかかわいくて切ないです。
そんな流れでのラストシーンです。
償いをしていたごんとはしらず、
またいたずらをしに家に来たかと
火縄銃で撃ってしまうのです。
わたしは、汚名挽回の機会もなく
せっかくの償いも気づかれずに
殺されてしまうこのシーンの切なさが、
小学生なりに感じられると思っていました。
それがラストシーン・・・
火縄銃の煙に込められています。
「青い煙が、まだ筒口
から細く出ていました」
しかし最近はどうやら違うようです。
以前ネットでも物議をかもしました。
ある小学校の授業後、
この物語をどう思うか・・・
感想文が課題で出されました。
すると・・・
「こそこそした罪滅ぼしは身勝手で
自己満足でしかない、
(兵十はごんの反省を知らないのだから)
撃たれて当たり前 」
その理由は、
「知らずに打ってしまった兵十が一番かわいそう」
ある小学生がこう書いたそうです・・・
私は、これが正しいとか悪いとかを書くつもりは全くありません。
ある意味どんな感想を持とうが自由だからです。
ただ、このごんぎつねには
大人が子供に育ってほしい心があるから
こういう感想が際立ってしまうのでしょう・・・
これは大人のエゴです。
それでも、あえて私が感じたことを書くとすれば、
この感想を書く前の
教師の深め方が不十分だったのでは?
とか
今の大人社会の映し絵として
この言葉が子供から出てきてしまったのでは?
と推察してしまいます。
その映し絵とは・・・
不寛容・・・
私がこのエピソードを読んで真っ先に浮かんだのが
この言葉でした。
間違えた者は
一度も許される機会を与えられない・・・
ましてや、償う機会も与えられない・・・
その子供には
今の大人社会がそう見えているのでは・・・?
そう思ったのです。
間違いをおかさない人間などいません・・・
では間違いをおかしたときはどうすればいいのか・・・
間違いをおかした人にどう接したらいいか・・・
間違いをおかした人に何をしてあげたらいいのか・・・
しかも、この正しい間違いは
立場によって全く変わってくる・・・
そして、いつ入れ替わるかわからない・・・
そして、きっちりとその境目をつけられないことも多い。
また、立場が違うことで生まれる
善悪をどう解釈し、着地点を見つけるのか・・・
その「間」に直面し、心が揺れ、葛藤する場面が人生にはある。
綺麗事ではすまされないこと、
でも、人としての理性を保たなければならぬこと・・・
ごんぎつねには・・・
人間の・・・
本能
無邪気さ
優しさ
冷徹さ
残忍さ
先入観
後悔
承認欲求
生きているうちにしかできないこと・・・
死んでからはできないこと・・・
結論が出ない命題がちりばめられています。
これほどまでに深く考えられる童話はなかなかありません。
だからこそ、ごんぎつねは名作中の名作なのでしょう・・・
わたしは、恐る恐るうちの生徒に聞いてみました。
「最後はどう思った?」
・・・・・
「ごんがかわいそう・・・」
良い悪いは別として、
思わずほっとしているわたしがいました。
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genre : 心と身体
tag : ごんぎつね
樹下石上145・・・五十肩
東北から帰ってきたあたりで発症しました。
まあこれも東北土産ということでしょう(笑)
数年前右肩がなりましたが、今回は左肩・・・
五十肩やぎっくり腰になったことがある方はよくお判りでしょうが、
月並みですが、笑えるほど痛い(笑)
遠くのものを取ろうとするときのあの痛み・・・
何に例えたらいいのでしょうか・・・
じんわり、じっくり痛い・・・
そして今回の五十肩・・・
実は、昼間より
夜中のほうがめちゃくちゃ痛い・・・
肩というより、腕の横、肘まで鈍痛がくる。
じわーっ じわ-っ と来る感じです。
おとといの夜など、悶絶する痛みで死ぬかと思いました(笑)
だからここのところちょっとだけ寝不足です。
いまのところ、姫川薬石をホットストーンのようにあてて
肩の下に薄めのクッションを当てて寝ると
少し楽になることも発見しました。
病の時こそ、自分の体と対話するチャンス・・・
前回の右肩は一年半ほどで知らぬ間に治っていました。
炎症は、そもそも組織が治るために必要な反応ですので
そう割り切ってこの痛みとは一年ほどお付き合いすることとします。
病院と薬以外で、何かいい知恵がありましたら教えてください。
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genre : 心と身体
tag : 五十肩
樹下石上144・・・秘仏、十一面観音
でもなぜか、秘仏になることが多い。
国家鎮護なら、民にご利益を示すため
開帳するのが普通と考える・・・
平等寺
長谷寺
なぜ秘仏になるのか・・・
それは、この十一面観音が
人知れず、誰かの供養のために
作られた場合が多いからだ。
供養とは聞こえはいいが、
怨霊封じといった方がいいかもしれない。
わたしは、記紀のみを歴史書と思っていない。
むしろ疑いの目で見ている。
なぜなら勝者の書だからだ。
スサノオ
ニギハヤヒノミコト
聖徳太子
蘇我入鹿
おそろしや 浮世人(うきよのひと)は しらさらん
普(あまねく)照す 御形(みかげ)再拝(おろがむ)」
そう円空も詠んでいるので
瀬織津姫も候補となろう・・・
どの人物もいわくつき・・・
古事記では、悪神とされ、
神社では、主神の座を奪われ、
特に蘇我入鹿に至っては、
悪人として暗殺されている(大化の改新)。
本当に入鹿が悪いことをしたのなら、
十七条の憲法も定められていた時代だから、
法に則って訴え、実刑に処すればいいと思うのだが・・・
どうだろう・・・
わたしは、入鹿が悪いことをしたというよりは、
中大兄皇子らが実権を握るために
クーデターをおかしたにすぎないと思う。
つまり、濡れ衣である。
5年前にもその事に触れている。
→蘇我氏の里、飛鳥寺・・・
なので、無実の罪で殺してしまった
入鹿の怨念を沈めるためという、説をとりたい。
とにかく、この十一面観音・・・
近畿一円に集中して残っているところを見ると、
上記の人物いずれかの供養と思われてならない・・・
東大寺の二月堂・・・
ここも ご本尊は、二体の十一面観音で秘仏・・・
お水取りは、別名、十一面悔過法(じゅういちめんけかほう)・・・
いったい誰のための懺悔告白(悔過)で、供養なのか・・・
そして、話は、若狭まで飛ぶ・・・
お水取りを始めたのは、実忠(じっちゅう)・・・
東大寺開山した良弁(ろうべん)の弟子である。
良弁は、一説には若狭出身である。
若狭彦神社の大神は、彦火火出見尊(スサノオ・ニギハヤヒ)・・・
さらに、福井、羽賀寺・・・
ここにも十一面観音・・・
この観音様、元正天皇(女帝)の等身大の姿とされるが、
わたしは、元正天皇にかこつけて藤原不比等が
祖先(中臣鎌足)が抹殺した蘇我入鹿の鎮魂をしているように思える。
話を、聖林寺の十一面観音に戻そう・・・
ギーーーッと重い鉄の扉を開け、
さらに重い引き戸をあげたその前に、
観音様はいらっしゃいました・・・
思わず息をのむ美しさ・・・
呆気にとられ、唖然とする存在感・・・
思わず手が合わさり
こうべを垂れ、
自然と座り込む・・・
いままで数多くの仏像とであってきたが、
これほどまでに美しい仏像に出会ったことがない・・・

もちろん撮影禁止なので、HPより・・・
欠損し、剥がれていてもこの美しさ・・・
その時代、そのままのお姿なら
いったいどんな威光を放っていたのだろうか・・・
(善き世をつくっておるか・・・)
ふとそう聞こえた気がした・・・
はい、がんばっています・・・
がんばっていきます・・・
不正が揉み消され
不正を働くものが大手を振り
罰せられるものが罰せられず、
罰してはならぬものが罰せられる・・・
入鹿の時代と変わらぬ世・・・
何が真善美なのか、
大人が子供に示すことができずにいる時代・・・
いまこそ、あまねく人の心に降臨してほしい観音様です。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上143・・・大願寺 薬草料理
花結びメンバーのおひとりに教えてきただいた
宇陀の大願寺を目指してドライブ・・・
お目当てはこちら・・・

50年されているという「薬草料理」・・・
50年ということは、
私が生まれて5.6年たってからなので
ものすごい歴史だ。
大雨が心配されたが、
朝方には雨も上がり、
本当にありがたいお出かけとなった。
苔むした階段・・・


長い年月をかけてジンワリと育つ苔・・・
まさに「苔のむすまで」・・・

お参りを済ませて、三々五々皆さんが入り口に集まると
「ウ~~」
宇陀の里にお昼のサイレン・・・
なんというタイミング・・・(笑)

個室に案内され、
テーブールに並ぶ前菜類に
すでに圧巻・・・

美しい絵画をいただくという感じです。
お品書きはこちら・・・

吉野くずを使っているためか
途中からジンワリと汗が出てきます。
体を温めるのが健康の第一条件・・・
これぞ薬膳・・・

どれもがおいしくいただきましたが、
個人的には、この飛龍頭が一押しでした。

おなかも心も満たされ、宇陀の街道を一巡り・・・
さて、次に向かったのが、聖林寺の十一面観音・・・
つづけましょう・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上142・・・やっぱり!
ある新聞の一面を見て思わず呟いた。
それがこちら・・・

地震の不安を無意味にあおる輩がやはりいたのだ。
南海トラフの場合、他の地震計算とちがうものを
わざわざ採用して、それらしい数字にする・・・
➡南海トラフ80%の内幕(1)研究者の告発 小沢慧一(社会部)
もう科学ではない・・・
今世紀の一番の悲劇をあげれば、
科学と金儲けがくっついたことといいたい。
水増し? えこひいき? 意図が隠れている?
「他の地域と同じ方法にすれば20%程度にまで落ちる。」
良心的な地震学者はわかっているのだ。
新聞内、名古屋大の鷺谷威教授さん、
よくぞ言ってくださった!
あり得ない誤差だ。
もう意図的(わざと)というしかない。
なぜそんな計算式を使うのか?
確率が高くなければならない理由があるからだ。
地震発生確率をコントロールすることで
金儲けができる利権があるはずだ・・・
年間200億円とも300億円ともいわれる
地震予知研究費はもちろん・・・
建築・住宅関連・・・
インフラ事業関連・・・
防災産業・・・
原発と同じで、地震利権の「ムラ」ができているのだろう。
➡地震予知は不可能。利権にまみれた日本の地震行政を現役東大教授が斬る
かつてこの方もこんなことを言っていた。
よくぞいってくれた・・・
→河野太郎氏before
しかし、官邸の中心に立つと
二度と本当のことを言ってくれなくなる。
→河野太郎氏after
薬の効能もまさにそうだ。
→<税を追う 製薬マネーの行方>(3) 過剰接待 抜け道で脈々
昨年ノーベル賞を取った新薬オプジーボも
その効果は、当初より疑問視されています。
➡2年でわかる
データが変えてまで売上を目指す製薬業界・・・
そして、医師が多くのお金を回す製薬会社の肩を持つ・・・
科学と利権とお金儲け・・・
この南海トラフの記事・・・
議事録を読んだこの記者の特集が続くようなので、
中日新聞から目が話せない・・・
中日新聞を購読されていない方は、
ネットの中日新聞プラスに無料登録されるといい・・・
この続きが見られると思う。
→中日新聞プラス
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genre : 心と身体
tag : 地震利権
樹下石上141・・・なにかおかしくないか!?
ある母親から新聞社の特命取材班に相談が寄せられた。
➡筆算の線、手書きなぜダメ? 小5が160問「書き直し」命じられる 指導の背景は
で、話題沸騰、ツイートもさまざま、まとめ記事まで出た。
そしてもう一つ・・・
こんな謝罪記事が出た・・・
➡死ぬのは5人か、1人か…授業で「トロッコ問題」 岩国の小中学校が保護者に謝罪
そして、私の身近な学校での一コマ・・・
子どもが数人、授業中
消しゴムを小さく切って、飛ばして遊んでいた・・・
ちなみに、私もよくやった・・・
嫌いな先生が板書する背中に向けてとばし、
(よい子はマネしないでください)
先生が気が付くか?というスリルも数人で味わった・・・
で、この学校・・・この消しゴム飛ばしの件でなんと!
学年集会・・・!
それを聞いた私は、
えーーーーっ!?と思わず言ってしまった。
これらすべてに共通する問題があるとすれば、
それは、個人の先生の言葉にも行動にも
生徒を引き付ける深みと求心力がなくなったということ・・・
そういうことではないだろうか・・・
例えば、筆算定規問題・・・
筆算に定規がいいのか悪いのかではなく、
必要な子もいればそうでない子もいる。
必要な子には必要な理由があるし、
必要でない子には必要でない理由がある。
一律ルールとしてでしか指導できない先生の
信念の心もとなさであろう・・・
トロッコ問題もそう・・・
これを考えることがいいのか悪いのかではなく
なぜこれを考えたほうがいいのかという
教える側の信念・・・
とくに、いのちに係わる例題に関しては
この深みが一番大切だ。
その深みを知る先生からの提供は、
子どもたちにもその真意が伝わる・・・
それがない・・・
だから、謝罪という無難な結末を選んでしまう。
人間は時に、不安になることも、
不快なことも考えなければならぬときがある。
また、こういった胃が痛くなるような
「当事者としての選択」を迫られることがある・・・
一生80年だか100年だか知らないが
どこまでも無菌でいられなくなるのが人生だし、
不安・不快の渦に巻き込まれるのも人生だ。
リスクばかりを回避させるのが子育て、教育なら
そちらのほうがかえって不安な人生となろう・・・
消しゴム飛ばし-学年集会の問題もそうだ。
その場での、その担当の先生と生徒の問題だ。
こんなことでいちいち学年集会を開くのが常なら
それは暗に、ささいな個人の問題を、大勢で寄ってたかってつるし上げ
善悪を力(権力)で決定すればいいという教えになってしまう。
消しゴムが飛び散って汚れたなら、それを掃除させればいい・・・
そんな暇を生むような授業なのだと先生も反省すればいい・・・
単純なことだ・・・
今の先生は、すぐに家庭訪問や親御さんの呼び出しになるらしい・・・
この消しゴムの件も、親御さんが呼び出されたらしい・・・
自営の忙しいご家庭からは、逆クレームがついたとか・・・
当たり前だろう・・・
生徒は言ったとおりになんかならない・・・
若いなら若いなりに・・・
年を取ったのならその年の功で・・・
各々その背中でしか伝えられない。
その背中が大きかろうが小さかろうが
そのままいくしかないだろう・・・
虚勢を張ったところで
その空っぽさは、とうの昔に子供にばれている。
今ある背中の精いっぱいの深みを見せることでしか
子どもには伝わらない・・・
例の教師のいじめ問題で
問題は給食にカレーを出すことだとして
カレーを出さないようにするという意見が出たと
どこかで読んだが、
脱本質もここまでくるとあきれてものも言えない・・・
先生と名がつく職業は、
ふんぞり返るその前に
リスク回避や保身に走るその前に
何が必要なのか・・・
それを深く深く考えないと このままでは
もっとも時代遅れになっていく職業になりかねません。
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genre : 心と身体
樹下石上140・・・スクラップ&ビルト
確かに、「米軍台風進路予報(計画)」では20号が急激に発達し、
進路も東へ変えています。
気象予報士は、予想外と言っているが、
米軍のサイトを見ればすぐにわかる。
それにしても、日本では昨日の夜になって急に予想が変わったらしい・・・
➡台風20号に加え、台風21号も発生、ダブル台風の行方は?
「通常10月下旬ともなると、
多くの台風は本州の南を離れて東進しますが、
太平洋高気圧や偏西風の状況次第ではかなり接近し、
上陸したことも過去にはありますので、
最新の予報円にご注意下さい。」という・・・
スーパーコンピューターを抱える気象庁が、
進路予想を科学的に正確にしようとせず、(できず)
この時期、過去にも上陸したから、来るかもしれないとは
これはもう予報ではないだろう。
江戸時代じゃあるまいし、まさに片腹痛し・・・
国会でも答弁された人工災害を認め、
しっかりと対策しなければ、
いつまでも日本は、復旧の追い付かない災害で
がれき化してしまうだろう・・・
それにしても日本がどうして台風でねらわれるか・・・
ここからはあくまでも私の予想だが、
日本は世界的に見ても裕福だからだ・・・
いやいや借金がぁという方は、そろそろ
このブログを読んでくださっている方にはいらっしゃらないと思うが、
念のため、こちらを貼っておきます。
➡第78回:財務省にだまされてはいけない(森永卓郎)
信じるか信じないか・・・
となると、感情がぶつかってしまいますので、
ぜひ、事実を知ってから財政について考えましょう・・・
その裕福な日本は、打ち出の小槌になるからです・・・
スクラップ&ビルト・・・
壊して建てる・・・
大手ショッピングモール・・・
コンビニ・・・
市中銀行のビル・・・
身の回りでも起きている現象です。
この過程で生まれるお金の流れがすべて
世界金融資本家のもとに集まるのです。
一例をあげれば、建築資材・・・
コンクリート、土嚢の土、鉄・・・
こういったすべての資材の大量投入で
大企業の株価は大幅に変化します・・・
もうお分かりですよね・・・
台風の発生前の安い時に買い、
発生し、復旧で必要になり
株価が上がった瞬間売り抜ける・・・
これはあくまでも小さな一例です。
いまや日本の大企業や金融・保険業の役員や大株主は
ほとんどは外資(JPモルガンなど)で牛耳られています。

それがTPPでさらに進んでいくでしょう・・・
なんせ垣根を取っ払われたのですから・・・
かれらは、今だけ 金だけ 自分だけ の精神で
私たち日本から吸い上げられるだけ吸い上げているのです。
だからこそ、対策がいるのです。
人工であることをきちんと論理的に科学的に述べて
けん制しないといけないのです・・・
自国通貨を自国で発行している日本ですから
乱暴な言い方ですが、
彼らが欲しければどんどん刷ってあげて
(キーボードで打ってあげて)
差し上げたらいいのです。
それを、増税という形で
我々庶民に負担を強いるから
日本がどんどんおかしなことになるのです。
最終的に、そういうしわ寄せが20年以上続いているのが日本です。
ちなみに、このスクラップ&ビルト・・・は
私たちの健康(医療)でもそうなっています・・・
わざわざ健康を害すものを取り込ませ
医療費で吸い上げる・・・
国土も 国民の財産も 人命も
すべて、スクラップ&ビルト・・・させられている・・・
スクラップ&ビルトの狭間で得られる
巨額の利ザヤで彼らを潤すのです。
彼らはそれを経済といっているのです。
グローバリズムとか自由主義とかは
単なる合法的略奪なのです・・・
本当におかしなことになっています。
物は大切に使いましょう・・・
彼らにはそう言ってあげたいです。
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genre : 心と身体
tag : スクラップ&ビルト
樹下石上139・・・誠実の反対は!?
現在高3で受験期真っただ中・・・
毎授業の終わり、息抜きでその若手グループの動画を見て終わる。
そのグループは、韓国をはじめ、世界で人気だが
日本ではまだ知らない若者も多い。
先日、やっと横浜で初ライブがあったようだ。
私が拝見しても、踊り、歌、作品の完成度は
日本のJグループとは比較にならないほど素晴らしい。
そして、本人たちで作詞作曲も手掛けている・・・
なによりも、日本のアイドルがやる口パクをしないのだ。
どんなに激しい踊りをしても
彼らは自分の体と声で表現する・・・
若干、平均年齢、20代前半の若者ばかりだ。
どうしてこんなに素晴らしいグループができるのか?
原因が分かった・・・
その所属プロダクションの社長が素晴らしいのだ。
彼ら大切な若者を、※時分の花に終わらせないために
しっかりとした教養を伝えているのだ。
※年齢の若さによって現れる、(たまたまの)芸以前の一時的な面白さ、
格好良さ。鍛練と工夫の末に得た真の花(マコトノハナ)とは反対の言葉。
残念なことに、この「時分の花」でごまかすのが
今の日本の芸能界だ。
この社長が、日頃の心構えとして
この若者たちを諭す動画がある。
昨日はそれを見せてもらった・・・
これはもうアイドルではない。
ある種、修行僧のような心構えを伝えている。
それが・・・「大切な3つの心」
1.正直
2.誠実
3.謙遜
日本にも芸妓、芸子の文化があり
技芸と教養を併せ持つ洗練された女性として、
敬意を払われる存在だ。
単に、かわいい、きれいではだめなのだ。
それと同じで、この社長の方針も、
単にかっこいい、上手い、きれいではだめなのだろう・・・
この動画では、自分の失敗も含めて
丁寧にこの三つを諭していた。
例えば正直・・・
カメラの前だからとか
人前だからといい人ぶるのではなく
「本当にそうなろう」と思わなければいけない・・・
また、芸能人は、人に、とくに幼い子供たちに
良い影響を与えなければならない・・・
そう力を込めて言っている。
日本の政治家はさぞかし耳が痛いだろう・・・
そして、二番目の誠実・・・
皆さんは、「誠実」の反対を何だと思いますか?
この社長はこう言います・・・
「誠実」の反対は、
「人脈」
これには納得・・・
韓国で人脈を広げるのはどこか・・・
キャバクラとゴルフ・・・
そこでは、わいろが横行し、悪しき御贔屓がうまれる。
この社長は、そのどちらもいかない・・・
自分のやるべきことやっていれば
少し遅いかもしれないけど
自然と必要な機会はやってくるという・・・
だからそういう(みんながキャバクラとゴルフにいく)時間に
何をするか?
ダンスの練習をして、歌の練習をして
作詞作曲の練習をして・・・
一日24時間を誠実に使ってほしい・・・
そう彼らに切に伝える・・・
そして3番目、謙遜・・・
社長自ら・・・これが一番難しいという。
表面だけの謙遜ではなく
自分は本当に大したものではないと思うこと・・・
多くの人と幸運のおかげで
自分はここまでやってこれたと
心の底から思ってほしい・・・
そうすることで
メンバーに、会社の人に・・・
バスの運転手に感謝できる・・・
自分を低くすれば
すべてに感謝できる・・・
でも自分を高くすれば
すべてが気に食わない・・・
ああ、なんて素晴らしい言葉だろう・・・
私が襟を正さなければいけない・・・
人に無駄な時間を使わずに(悪口、不満)
自分に時間を使う・・・
謙遜すれば、永遠に続く・・・
ここまで優しく、丁寧に、真剣に
若者たちを指導する芸能プロダクションの社長が
日本にあるのだろうか・・・
いまでは、学校の教師でさえ
こんな話ができない人が多い。
ましてや、周りを見渡せば、
でかい相手を怒らせ、
ギャラリーを挑発し、
炎上させ、注目を浴び、
クリック、再生で稼いでいくことが
まるで賢いといわんばかりの日本・・・
人気商売という古い昭和の言葉がある・・・
いまは、計画炎上商売(商法)らしい・・・
いったいどうなっているのだろう・・・
このグループは、ダンス、歌のトレーニングをさぼれば
グループから降ろされてしまう・・・
この動画も、(私はわからないが)
ある仲間が辞めてしまったことから話がはじまる・・・
それぐらい厳しい世界なのだ。
この韓国グループの実力は
そういった厳しさから作られ
確かなものに育っていく・・・
決して「時分の花」ではない実力が・・・
振り返って・・・
私たち中年は、とうの昔にこの「時分」が過ぎている・・・
私たちはこの3つを経てきたか?
そして今残っているものは何か・・・?
異国の若者たちに
こうして襟をただくチャンスをいただいた。
今からでも間に合うだろうか・・・
神様は私に、この3つを経る時間を
まだ残してくれているだろうか・・・
きっと残してくれていると信じ、精進したいと思う。
本当はその動画を載せたいのだが、
日本で、簡単に人気が出てほしくないという彼女の意向をくんで
文字だけの紹介とさせていただく・・・
お会いし、聞いていただけたら
お伝えさせていただこうと思う。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上138・・・火鉢の季節
意外に肌寒い・・・
さすが吹き抜けの建物・・・
暖気がすべて上に上がっている。
早速ごそごそとこれを出した・・・
実利としても、店の風情としてもすぐれもの・・・
火鉢だ・・・
祖父から受け継ぎ、2014年から使わせていただいている。
これぐらいの肌寒さだと火鉢のぬくもりで十分だ。
遠赤外線は本当にすごい・・・
➡ホットストーンセラピー
今年は、鉄瓶も仲間入り・・・

鉄瓶は重いので、いつものもち網ではへこんでしまう。
なので、ガーデニング用の鉄製植木鉢受けを使った。
何やら縄文土器のようになった・・・
これはこれでとりあえずはいい。
膝の前掛けもちょうどいいひざ掛けになる・・・

子供に「先生どの季節が好き?」
と聞かれることがある・・・
どの季節も四季折々、それぞれ好きだが、
この火鉢が出るころは、結構好きかもしれない・・・
今日は昨日よりさらに肌寒いらしい・・・
火鉢を出したタイミングはばっちり・・・
餅を焼いたり
芋を焼いたり
するめを焙ったり・・・
今年も愛おしき火鉢生活の始まりである・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
tag : 火鉢
樹下石上138・・・費用対効果!?
消費増税で、ニンジンの皮も食べましょうと
特集を組んだ日経新聞・・・
今度はこれ・・・
➡「もう堤防には頼れない」 国頼みの防災から転換を
以前も書いたが、国の本音は
「もうしりません」なのだろう・・・
それを助けるマスコミ・・・
消費税を8%に据え置いてもらった新聞は、
せっせと官邸へ忖度・・・
しかも、国土と人命を費用対効果のレベルで語る・・・
マスコミの役割は今こそ、
災害強化に向けて、財政を出動するように
政府へ働きかけるべきであろう・・・
実に情けない・・・
日経新聞は、今すぐマスコミから
官邸忖度新聞と名を改めた方がよかろう。
・貧困は自己責任
— 古川 (@furukawa1917) October 14, 2019
・学費が払えないのは自己責任
・就職難は自己責任
・結婚できないのは自己責任
・子供を持てないのは自己責任
・病気は自己責任
・水害は自己責任←New!
この国は税金何に使ってるんですかね
>「もう堤防には頼れない」国頼みの防災から転換を 日経新聞https://t.co/KURXXxFFCi
この方が言うように
・貧困は自己責任
・学費が払えないのは自己責任
・就職難は自己責任
・結婚できないのは自己責任
・子供を持てないのは自己責任
・病気は自己責任
・年金は自己責任(sora加筆)
・水害は自己責任←New!
明日死ぬとわかっても
リンゴの木の苗を植える・・・
それが人間の尊厳・・・
個人でもそうやって懸命に生きているのに
マスコミが、国が、率先してあきらめている・・・
国民の命と財産を守るのが政治家の役目・・・
安倍さんは集団的自衛権法案を通すときはしきりにいっていました。
なのにこういった災害のときはだんまり・・・
今の政府は、都合が悪くなるとすぐに棄民政策に走ります。
国防や宇宙防衛もいいですが、
まずは、川を氾濫させないことでしょう・・・
自国の通貨を、自国で発行し
債務を気にせずに国債を発行できる立場にいながら
この怠慢・・・
イタリアでは災害が起きると真っ先にトイレが届き
次にキッチンカー、しかも一台で一時間に千食も作れるという・・・
続いて、数日たつとフルコースの食事やワインまで届くという。
被災者のストレスを抱えさせないためだ・・・
避難生活が終わっても、あまりのおいしさに
キッチンカーには帰らないでという熱いコールも起きるとか・・・
→ イタリアの避難所に被災後真っ先に届く3つのものとは
ベッド、プライバシーを守るテント・・・
同じ地震大国なのにどれをとっても日本は遅れている。
遅々として進まない日本は一体どうなっているのでしょうか・・・
簡単です。
国が災害対策、災害強化にお金を出し渋っているからです。
40年以上も前の中古の戦闘機を
1兆円以上も出してアメリカから買うのに・・・だ。
堤防に頼るな・・・とは・・・
つまり、国の防災対策に頼るな・・・そういうことでしょう
もうやる気もないのでしょう・・・
辛うじてこんな記事が出ました。
➡安倍首相 被災者支援の強化で7億円余支出へ
52河川、73ヶ所決壊、
一ヶ所一千万円もないって、少ないでしょう。
ましてや、被災した住居の無償手当てもない・・・
地球史上最強とマスコミでは言いつつ、
政府は、災害対策本部を台風通過後に設置・・・
甚大な被害をもたらした日に
ラグビーの勝利は、被災した人々に勇気を与えるなどと
ピントのずれたツイートする首相・・・
災害の前も後も、
これはもう政府による人災といっても過言ではありません。
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genre : 心と身体
tag : 人災
樹下石上137・・・いまさらで恥ずかしいですが
タブレットが新しくなったことで今更気が付いたんですが
Kindleアプリってすごいんですね。

プライムライム会員になっていると、
かなりの本・雑誌が0円って・・・
有料でも、紙のものよりかなりの割安・・・
こりゃ、本が売れなくなるわけだ・・・
Amazonプライムに入った時も感動したけど
➡すごいぞ、Amazonプライム!
このKindleでますますプライムから離れられなくなった(笑)
もちろん紙の感触や目をいたわるという点では
紙の本が断然いいのですが、
ちょっとした資料作り、情報のピックアップなんかには
このKindleアプリはかなり使えそうです。
それにしても、この情報の民主化はすさまじいですね。
個人的には、どんどん広がってほしい。
そしてここまで学ぶツールが多様になってくると
もう、学ばない人は情弱なんていう言葉では言い表せないぐらい
困ったことになってくるんじゃないかと思う。
なんというか、学ばない人と学ぶ人の差が
歴然としてくる社会になる・・・
お金が・・・とか、時間が・・・とか
すでに言い訳にならない・・・
普通の5教科の勉強だって
やろうと思えば、Youtubeで普通にできるし
発達障害や不登校の子なんかにはほんとピッタリだと思う・・・
無理して学校行って、精神的にしんどくなるぐらいなら
こういったツールで学べば十分・・・
教育委員会も出席日数なんてケチケチしないで
多様な学び方を認めて、
どんどん楽にしていったらいいのにって思う。
学校のシステム自体がもう古いんだから、
(残すものは別に残していいと思うけど)
それを選べない子にはもっと幅を広げて柔軟に対応すればいい。
私たち昭和人は、
家の本棚に百科事典がずらりと並んでいるのが
知識人の証のような光景を見てきたので
こんな薄い板に、現人類の英知がすべて入っているなんて
夢のようで小躍りしてしまう。
しかも、その喜びを若者とともに味わえる・・・
いまだに授業でググってはいけませんなんて授業していると
ホント、学校のほうが取り残されると思います。
携帯OK
タブレットOK
ない人には貸出・・・
そうなると、先生って呼ばれてる人たちの役目ってなんだぁ?
ということになる。
それでも必要とされる人間(質)になっておかなきゃいけないってことかな・・・
もう、仙人になっていくしかないか!(笑)
精進いたします!
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genre : 心と身体
tag : Kindleアプリ
樹下石上136・・・備えるのは国
これまでに確認されている死者は61人。
行方不明者13人、けが人は224人にのぼっている。」
今日のネットニュース・・・
本当にあり得ない災害だ。
なのに政府と財務省は、
緊急の財政出動をする気配すらありません。
政府も財務省も今すぐPBの健全化政策をやめて
緊縮財政から、災害対策の国債を大急ぎで発行し
財政出動をして、防災強靭化を図るべきです。
今のような1兆円単位では間に合わないでしょう。



少なくとも数十兆円規模にする必要があります。
自国通貨で国債を発行している国は
破綻することなないことを財務省も認めています。
➡外国格付け会社宛意見書要旨
ですから、昨今の災害を理由に
税金があげる必要はないのです。
財源!財源!という方は、この動画を見てください。
すっきりとまとめられています。
インターネット、SNSのおかげで、情報が民主化されて
たいていの人がたいていの情報をえられるようになっています。
そんな中「消費増税って仕方ないよね」とか
「災害税って徴収されても仕方ないよね」と
なっている場合ではありません。
日本って借金が多いし、少子高齢だし
お金ないから破綻しないように
税は上がっていくもの・・・
そう思っている人・・・
勉強しましょう・・・
ここでは何度も上げていますが
それでもまだそう思っている人は、
未来の子供たちにいらぬ負担をかけてしまいますので
今すぐ勉強しましょう・・・
そして、マスコミの皆さん、
ぜひそういったところをきちんと突っ込んでください。
虚偽、改ざん、言い逃れ、
人工災害、
財政政策の過ち、
MMTなどのお金の仕組みの事実をのべる知識・・・
痛めつけられ、
むしり取られて、
それでもなお懸命に生きる民に
あなたたちは何を報道するのでしょうか・・・
こうべをあげてください。
➡こうべを上げよ
よろしくお願いします。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上135・・・まずまず!?
あわてて、「1人亡くなったって大変なことだ」といっているが
明らかにこれは、マスコミ対策でしょう・・・
→二階氏 台風被害「まずまずで収まった」緊急役員会で
この人は以前も、麻生大臣の諮問でつくられた
年金2000万円不足の資料を作った人達に
こんな脅しをいった政治家だ。
「そういう有識者会議とかいうことに名を借りてね、
色んなことを言うわけですよ。
金融庁そのものが関わってなきゃ、こんな発言は出てこないでしょ。
これ有識者、その人らだけが勝手に言ってんじゃないの。
関わってるはずですよ。これからはね、十分慎重に考えてもらいたい。
自分たちがおかれている立場ってことをね、
もっと真剣に考えなきゃならない。厳重に注意しておきます。」
他にもある。
土地改良事業関係者らを前に
「選挙を一生懸命頑張ったところに
予算をつけるのは当たり前だ。
そういうことをやらないと自民党の存在価値がない」
税を自分のものかのように話した。
この人はかつて、一旦自民と決別し、
新党を渡り歩くなか、そちらが不発になるやいなや
もう一度自民に拾ってもらった!?経緯があるためか
官邸への忖度と虎の威を借りる発言が実に多い。
かつて、こういったたちの悪い発言をする政治家には
マスコミも鋭い目を向け、自ら辞職の道を選んだ。
いまはほぼ誰一人やめない・・・
開き直りやいいわけが実に多い。
常識も倫理もない・・・
「まずまず・・・」
どんないいわけをしても、どんな補足をしても
この人が日頃からどんな価値観をもって生きているのか・・・
本当によくわかる発言だ・・・
先の関電の件、東電の幹部への判決といい、
事前の対策もなく、福島の汚染土は
川に流されっぱなしであることといい・・・
対策本部は、台風通過のあとに作られ・・・
いつも目立ちたいときは張り切って記者会見をするのに
災害時に限って安倍さんはだんまり・・・
側近の記者会見では、
孤立した人たちの状況把握を調査中、確認中と言わずに
「詳細について申し上げることは控えたい」って!?・・・
控えるんではなくて、しなきゃいけないでしょ・・・
わたしたちとこの人たちで、
どうしてここまで会話が成り立たないのでしょうか・・・
わたしたちはどうやら、どこまでもとんちんかんで、
まこと恐ろしい人達にこの国を任せているようです・・・
国民には自己責任を負わせ
自分達やそのお友だちには負わせない・・・
これほどまで「責任」という言葉が
歪み、軽くなっている時代はないと思います。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
tag : 責任
樹下石上134・・・なぜがいっぱい
今日はあるそうです。
ありがたいことです。
それにしても関東長野の方は、
甚大な被害も広がっているようです。
一日も早い復旧を祈るばかりです。
以前津も水害に見舞われ、
私の車も見事に沈んでしまいましたから、
他人事でなく、本当に胸が痛みます。
で、つくづく考えてしまいます。
なぜ人工で作れるものを、
人工で回避しようとしないのか・・・
建前は雨雲を追跡するというXバンドレーダーですが、
(結果的に)それが、雨雲を急激に作り、長時間とどめたり、
増幅させたりしてわけです。
→伊勢崎のXバンドレーダー
レーダーが各地にあり、これだけの被害が出ていて
毎年毎年、日本が壊されていく・・・
復旧が追い付いていかない。
国の緊縮財政のためです。
このままでは本当に日本が破壊されます。
人工の台風によってダメージを受け
いのちや人の生活、経済にも影響があるとわかっているのに、
なぜ、止めようとしないのか・・・
それにしても、たしか以前愛媛もそうだったのですが
ダムの放流って、川が増水しているときになぜするんでしょうか・・・
ダムが溢れるから???
じゃあそもそもそんな設計だったのか?
素人だからわからないのでしょうか・・・
治水のためのダムなのに、聞いたことがありません。
とにかく、どちらを向いて、安全対策、治水対策をしているのか・・・
国はしっかり説明する義務があります。
不安をあおるばかりで、
何も対策をしないだけでなく、
かえって悪化させる!?・・・
国や心ある気象庁職員のかた、
国土省の方々、人工災害の解明にすぐにとりかかってください。
本当にお願い致します。
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genre : 心と身体
tag : 人工災害
樹下石上133・・・たいわけんぽう、平らに話す
こんな日は、家で過ごすしかない・・・
もしよろしければ、ゆっくりお茶でも飲みながら
けんぽうについて考えてみませんか・・・
先日、素晴らしく清々しい本に出逢いました。
たいわけんぽう・・・

日本国憲法と同じ年の水野スウさんが
紅茶を飲みながら対話をするように
けんぽうのおはなしをされています。
親しみやすくわかりやすく、
それでいてしっかりと深い・・・
平らに話す・・・
ああ、わたしもこんな風に話せるようになりたいものです。
本来、憲法って身近でなくって当たり前・・・
忘れていて当然・・・
それぐらい何事もなく、日常が幸せで
憲法のことを忘れるぐらいでちょうどいいんです。
でも今は何やら騒がしい・・・
強引に推し進められる立案、可決で
それだけ生活も平和も人権もほころび始めているってことでしょう。
これから、選ぶということがすごく重要になってきます。
でもそれは、国がどうなるかを選ぶ前に、
私たちがどう生きたいかを選ぶということです。
わざわざ、国が前面に出てくるということ自体
どうもきな臭いということです。
なんどもいいますが、憲法は誰が守るものか?
それは為政者、権力者です。
安倍さんが言う
「国の理想を書くのが憲法」という時点で
もう、狂い、ずれ始めたということです。
わたしたちは、この事実を感じ、
危機感を持った方がいいということです。
少なくとも、けんぽうを学び始めないと、
巨大マスコミと学校を抱える彼らの洗脳にやられると言うことです。
憲法は為政者、権力者に守らせるためのもの・・・
どんな時代になっても、誰が権力を握っても
普遍的に大丈夫にするのが、憲法・・・
それ以外は、法律の役目・・・
これが大原則です。
これをいの一番に覚えておいた方がいいでしょう。
そしてもう一つ、
軍隊の第一義は「国民を弾圧すること」伊藤千尋
この原則も肝に命じなければいけません。
伊藤さんは言います。
「いざとなったとき、自衛隊は、軍隊は、
人というレベルではなくて国家の意思で動くんです。
国家の命令によって国民に銃を向ける可能性は十分ある。
現に、世界中のどこの国でもそのようなことは、
起こっていることですよ。
自分に銃を向けるかもしれない相手に、
そんな甘い情をかけるべきじゃないんです。」
今の香港は他人事でしょうか・・・
胸を銃で打たれたあの高校生は大丈夫だったでしょうか・・・
日本でも、その前触れがすでにあります。
天下の日経新聞が、消費増税の時どんな記事を書いているか?
ニンジンの皮を食べて節約しましょう(笑)です。
→ニンジンの皮もおいしく! 増税に勝つ食べ切り術
本来の消費増税での経済ダメージを追及し、
責任の所在を明らかにし、
第四の権力として仕事を全うする立場のものが、
あろうことか、官邸の忖度し、
ニンジンの皮を食べようと特集を組む・・・
為政者は高級料亭で夕食、
庶民はニンジンの皮・・・
これはまるで戦時中ではありませんか・・・
(私は戦中派ではないが、父母からの話で大いに想像はできる)
国の軍隊が、第二次世界大戦時、
沖縄の民を置き去りにし、逃亡した事実・・・
国民から金物を集め、竹槍を持たせた事実・・・
そういうことを鑑みれば、
いざというとき、いったい何が起きるかは
わたしたち戦後派も想像に容易い。
つまり、世界の軍隊を見てきた伊藤さんのこの言葉が
現実とならないと言い切れないということです。
改憲論者は、ウクライナを引き合いにだし、
他国(アメリカ)に押し付けられた憲法では、
バカにされ武装他国への抑止力にならないという・・・
→改憲ウクライナ留学生演説
まず前提が違う。日本国憲法は、
少なくとも強制的に押し付けられた憲法ではない。
→幣原喜重郎元首相が語った 日本国憲法 - 戦争放棄条項等の生まれた事情について
一方、アメリカ、ヨーロッパに学び、ドイツを真似、
自分達で作り上げたと自負した明治憲法・・・
その憲法下で、緊急事態は80回も発令されたと言います。
この発令によって、すべてではないにしろ、
それだけ国民の人権が制限され、反故にされたということです。
自民党は、この緊急事態条項を改憲項目にあげています。
また、この憲法下で、日清、日露、第一次、第二次・・・
いったいいくつの戦争をしてきたと思っているのでしょうか・・・
その度に疲弊したのは庶民・・・
また、抑止力をなくして平和を得た国はないという。
本当でしょうか・・・
彼は、コスタリカのことは一切語らない・・・
→平和憲法を持つコスタリカのやり方
→日本国憲法第9条とコスタリカ憲法の非武装条項の違い
どちらを選ぶか・・・
もう準備がいるのです。
さてさて、書いているうちに少し風も強くなってきました・・・
たいわけんぽう・・・
そういう意味で、
この本は、どこから読んでも
すーっと呼吸をするように
けんぽうのことを考えられる・・・
過激な言葉やビックボイスにかき消されない・・・
文体、口調、イラスト、ソフトカバーの触感・・・
どれをとっても素晴らしい・・・
うちでしている宙の言の葉も花結びも
こうありたいなと思います・・・
まだまだ、目指す頂き⛰️がありそうです。
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genre : 心と身体
tag : たいわけんぽう
樹下石上132・・・またインフルエンザワクチンかぁ
インフルエンザにかからない、
もしくは、かかりにくいと考えている人がまだ多いようです。
毎年私はその話題になると、
打たなくていいよと回りの大人、子供たちに伝え、
その根拠を専門家の方の本やブログから抜粋しお伝えしています。
「インフルエンザワクチンには
感染予防効果も重症化の予防効果もない」
「医学論文が改ざんされるのが当たり前の時代」
「病院を受診せず5日間寝るだけでいい」
「ワクチンには水銀などの添加物が入っている」
もちろん、打つ打たないを強制することはできませんが、
すくなくとも、食べ物にせよワクチンにせよ
自分の体に入れるものを考えるいい機会なので
何も考えずに、打って当たり前という状況に
疑問を投げ掛け、考えてもらうようにしています。
専門家の方のご意見をあげてみます。
→インフルエンザ狂想曲長尾和宏氏
→インフルエンザ狂想曲本間真二郎氏
自分や家族の体に入れるものです。
ましてや小さな赤ちゃんならなおさら慎重にと思います。
学んでから考えても遅くはありません。
本間先生はおっしゃいます。
「現代社会は、とりあえず
見た目だけ良ければいいという風潮があります。
医師も、学校も、会社も、両親も
「自分たちはちゃんと対応している」
というパフォーマンスのために、身体的にも、経済的にも、
社会的にも多くの負担をかけて大騒ぎしていますが、
対策が的外れで全く効果が上がっていないというのが、
インフルエンザに対する日本の現状です。」
本当に大切なことは、
普段から免疫力や抵抗力を高めておくこと・・・
そのためには、どうすればいいのか・・・
薬に頼りきりになり、
自分の大切な免疫力を破壊しないこと・・・
私たちが小さかった頃、
インフルエンザという言葉を聞くのは実にまれなことでした。
耐性菌など、聞いたこともありませんでした。
煽りかそうでないかを判断するのは
たしかに難しいかもしれませんが、
少なくとも今の時代、学べるツールはたくさんあります。
昨日も台風の備えのためか
スーパーからパンが消えてしまったようです。
群衆心理・・・
戦争体験者の母はよくこの言葉を使い、
そして嫌いました。
神社で「天皇万歳!」と出征していく若者と
それを見送る近所の大人たちに
激しい疑問を持っていたからです。
「備え」と「同意」は落ち着いた心とともにしたいものです。
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genre : 心と身体
樹下石上131・・・おかげで
しかし、そのお陰で
PCについて少し詳しくなりました。
タブレットとキーボードを繋げることができました。
タブレットと印刷機を繋げることができました。
タブレットの機能をより広く使えるようになりました。
そうやって、PCが壊れた「せいで」を
「おかげで」に昇華できました。
「せいで」と「おかげ」は雲泥の差ということを
ここでなんどもお伝えしました。
→「~のせいで」と「~のおかげで」(1)
→「~のせいで」と「~のおかげで」(2)
まだ苦手な方は、それでも何度もトライしてみてくださいね。
きっと、出来るようになるし、
気の流れが雲泥の差になりますから・・・
そういう意味で、人間っていつまでたっても
成長できる存在だと思うんです。
「いまが幸せと思わないと
一生幸せになれないよ」 荒 了寛
さて、最近はめっきり涼しくなりました。
涼しいのを通り越えて朝晩は寒くさえあります。
今年も気がつけば、もう3ヶ月もないんですね。
忙しいという声がちらほらと聞かれる季節です。
私も仕事がら、「お忙しいですよね」と
労りの言葉をいただくことがありますので、
それはそれでありがたいことなのですが、
私個人としては、
自営で自分のやりよいようにやっていますので、
さほど忙しいとは思いませんし、
たとえ忙しくってもあまり言わないように、
思わないようにしています。
それは、若いとき、
たしか俵万智さんの本を読んだとき、
あることを教えていただいたからです。
「忙」は心を亡くすと書く・・・
心をなくした状況が忙しい・・・
そりゃ大変だ・・・!
その若いときの決心が、今に至っているのです。
それにしても、同じ、心を亡くすでも
「忘」とどう違うんだろう・・・
「忙しくって忘れました」は
二回も心をなくしてる!
これだけは我が人生で絶対に使うまい!
さて、かの有名な歌集「サラダ記念日」・・・
バブルで世の中が忙しく狂っていたとき、
あの五七五七七はあたたかく等身大で
すーっと心に大切なものを取り戻させてくれる
素晴らしい歌集でした。
ひとつひとつ、ゆっくりと味わったのを今でも覚えています。
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と
答える人のいるあたたかさ
また今年も、この季節がやって来ます。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上130・・・庶民のチカラ
子供たちは津祭りを楽しみにしていますし、
この3連休、家族旅行やイベントで
本当に楽しみにされている人がいますので、
念を送って、19号さんには、
遠退いていってもらおうと思っています(笑)
それにしても、「台風」といえば、
こちらの方は、実に隠れた台風です。
どうやらトランプさんに渡したビッグプレゼントは、
とうもろこしだけではないようです。
元農水大臣の山田正彦さん・・・
いまは、種の問題や遺伝子組み換えの問題を
積極的に世に広めています。
その方がいうには、
「これまで遺伝子組み換え食品は
5%以上の混入があれば表示義務が課されていました。
ところが消費者庁は9月18日、
同じ遺伝子組み換え技術によるゲノム編集は
その必要がないことを明らかにしました。
9月20日から米国では売れなかったゲノム編集の大豆、
ナタネが輸入されることになりました。
おそらく安倍首相が日米 FTAで約束した事ではないでしょうか。」
→大変なことがこれから始まろうとしています
安倍さんは、マスコミで
萎縮しているところはないと胸を張りますが、
では、なぜ報道の自由度ランキング、
日本はG7で最下位なのか・・・
特定の新聞記者が会見からはずされるのか・・・
安倍さん反対の弁をのべると、
TVキャスターが交代させられ、
こういった国民の安全に関わる
遺伝子組み換えの特集や電磁波などの特集が組まれないのか・・・
次の選挙が、二年後なのか、
解散によって早まるのか
それは私にはわかりませんが、
私たちは本当に賢くなければなりません。
学校の勉強ではなく、
わたしたちのいのちや安全が
ないがしろになることに対する
はっきりとした拒絶を持たなければならないと思います。
お金の仕組み、
MMTの現実、
電磁波(5G)の脅威、
憲法議論と改憲議論の違い、
種と遺伝子の問題・・・
わたしたちが、知りませーんといっている間に、
先回りした洗脳と誘導が
ちまたでウヨウヨと増幅しているのです。
国境はまやかしです。
国と国の問題ではなく、
お金をとる側と、取られる側しかありません。
そうやってシンプルに考えると、
何がベターなのががよくわかります。
私がご相談行で、よく言うことがあります。
それは・・・
お金は大切ですが、
それを人生の岐路や選択の際に第一条件にすると
なにかが狂ってきますよ・・・です。
もちろんわたしも、全人類を見たわけではありませんので、
大風呂敷を広げるわけにはいきませんが、
私の経験範囲でいえば、お金を一番にしている人は
やはり幸せそうではないし、苦しそうなのです。
それは、お金の仕組みがもともと
椅子取りゲームの仕組みになっていますし、
支配してる側がそういう狙いを持っていますから
当たり前なのです。
現政府が、MMTを認めようとしないのは、
(麻生さんは以前は認めていた!)
お金の仕組みがばれてしまうからなのです。
あくせく椅子(お金)奪わなくても潤すことはできるし、
その役目こそが政治の力でできるのに、
それを認めてしまっては、
みんなが賢く気がついてしまい、人類史上はじめて、
お金の主導権が、我々に付与され、
増税やむなしの風潮が消えてしまい、
税そのものの役目も変わらざるを得なくなるからなのです。
あの人気ニュース解説者の池上さんは
完全に間違った解説(洗脳)をしているのです。
それが結構人気の番組と言うから
本当に困ったものです。
→池上彰の嘘を山本太郎が論破。嘘はダメですよ、池上さん!
これからも、庶民は庶民なりに、
賢くなっていこうと思っています。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上129・・・やった通りにしかならない
やった通りになる・・・
子育ての鉄則です。
とある飲食店・・・
店の中には3組のお客さん・・・
その中の一組・・・
ある親子のお客さん・・・
どうやらママ友らしい・・・
二人の母親とその子供が3人・・・
「ガッシャーン」
高校生らしき女の子が
水用のコップをテーブルから落とした。
幸い、水は入っていなく、
若干の水と氷だけが床に散らばった。
「すみませーん。水こぼしましたぁー」
母親が叫ぶ・・・
その店は、若い夫婦で切り盛りする小さなお店・・・
当然、忙しそう・・・
それでも、若奥さんが急いで
調理とホールの合間をぬい、フキンを持ってやってくる。
氷を拾い、床をふく・・・
で、こぼした当の本人・・・
落としてから、若奥さんが来るまでの時間、
立ち上がることもせず、制服の足を120度に広げて
携帯から目を話さない。
母親はおしゃべり、その他の子供たちも携帯・・・
すみませんの声も聞こえない・・・
母親たちも立ち上がるわけでもなくそのまま・・・
おかあさん・・・
子供はやった通りにしかなりませんよ・・・
わたしは胸の中で呟く・・・
失敗をしたとき、
自分にできることはすぐにする謙虚な姿勢・・・
手伝ってくれた人への無条件の敬意・・・
なによりも、すみません、ありがとうをいう素直な心・・・
本当の自立とはそういう行いから生まれるもの・・・
→自立ってなんだ!?②
→自立ってなんだ!?③
そういったことすべてを
行いで教える絶好の機会を、お母さん・・・
あなた方は逃しているんですよ・・・
子供は言った通りにはならない、
やった通りになる・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上128・・・お気をつけなすって
本当に気を付けてください。
→安倍首相が改憲議論訴え 所信表明演説、韓国にも言及
そもそも憲法は、国の理想を書き込むものではありません。
安倍さんは信じられない間違いをおかしているのです。
憲法とは、為政者が暴走しないように
シバリをもうけるもの・・・
檻が憲法、ライオンが公務員(為政者)・・・
「憲法を守るのは公務員。
私たち国民は、憲法を守らせる側なんです」
こういうのは、作者の楾(はんどう)大樹弁護士・・・
→檻の中のライオンプロジェクト
安倍さんは、選挙で議席を落とそうが、
憲法改正を望むのは、わずか5%でも、

民意を得たと改憲へと進む・・・
元々の約束が違います・・・
そういうのを暴走というのです。

とにかく、安倍さんの4選や改憲が騒がしく議論されていますので、
皆さんも、今のうちに学んでおいた方がいいですね。
→憲法より上!?緊急事態条項
→超危険な!自民「改憲4項目」
後の祭りではすまされない時期に来ています。
→毒入りケーキに オーガニックの苺を乗せて
お忙しいかたは、この動画をどうぞ・・・
たった4分で見れますよ。
→らっきーデタラメ放送局 緊急事態条項って?
2012年度版の自民改正案をもとにしていますが、
本質はこのとおりですので、TVや新聞より勉強になります。
見た目だけはよくして、本質を隠す政権ですので
どちらさまも、お気をつけなすって・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上127・・・性格テスト
お陰さまで母は元気に暮らしています。
先日の血液検査で少し貧血ぎみということで
ヘモグロビン注射をしているせいか
胸の破裂口から血液混じりの液がでるということで
不安がっていますが、
食欲もあること、
そして、いつもの散歩も一日に1・2回していますし、
おそらく胸のしこりの再細胞化に使われなかったものが
出ているんじゃないかとなぐさめています。
なにせ、素人二人で
いかに健康年齢を伸ばすかと思案していますので
まあこれでまあまあよしです。
胸のしこりに関しては、
決して病院にいきたがらない強い決心はありますが
やはりそこは独り暮らしの心細さもあるようで
なんとか不安を軽減できればと思っています。
さて、いつものようにモーニングに出掛けると
その通りの刑務所で、矯正展をやっていました。
そこで、ふたりでフラッと出掛けてみました。
なかで、「性格テスト」というものをしていましたので
やってみました。
結果はこちら・・・

どうでしょう・・・
合ってますか?(笑)
母がどんなのがでたか尋ねてきたので
読み上げてあげました。
その最中、
こういう性格に産んでくれて、
育ててくれてありがとう・・・
不意にそういう気持ちがわき起こったのです。
不覚にもなぜか涙が止まらなくなりました。
「お母ちゃんのお陰やわ」
そうようやく伝えました・・・
初秋の一日・・・
ふるさとでいい一日が過ごせました・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上126・・・とあるサイトのQ&A
発達障害グレーゾーンの生徒さんの就職が決まりました。
ここに書いたり、お話ししたりすることで
本当に色々な方から応援をいただきました。
ありがとうございました。
⇒発達凸凹(発達障害)
たった一人の生徒さんですが、
実に多くのことを彼から学びました。
もちろん、朝が起きれず、
よく遅刻する彼ですから
これからもきっと大変でしょう。
なにもかもこれからですが、
なんとか周りの理解を得つつ、
頑張ってほしいと思います。
⇒小さな挑戦
彼とのことは、この「小さな挑戦」から始まりました。
発達障害について考えることは、
人権とか権利とかそういった近代に生まれた
かっこのいい言葉の大きなレベルのことだけではありません。
もっと身近で、もっと日常的なことです。
いのちとはなにか?
またそのいのちに対してどう向き合うか?
そういう話です。
今までの世の中は、凸凹と言っても規格内の凸凹でしたから
世の中もそうやって回っていきました。
(おそらく排除したためそうできただけですが)
しかし、これからの凸凹は、規格外です。
想定外です。
だからこそ、今までの認識では
きっと本人も周りもうまくいかなくなるのでしょう。
以前彼のことで、発達障害のある有名サイトのQ&Aに
質問をしたことがあります。
そこは、当事者の家族がQ&Aし合える交流の場でした。
「グレーゾーンの彼にとっては
あまりにも理不尽な宿題が出されたので
彼ができる宿題にしていただけるように
合理的配慮を学校側に依頼してもいいか?」
ざっくり言えばそういう内容で尋ねました。
するとどうでしょう。
たしかに善意ある回答もありましたが、
「合理的配慮を振りかざすのはどうか」
「合理的配慮はなんでもしてもらえるという魔法ではない」
「そこまで宿題が出るということはそれまでに
なにか生徒に問題があるのではないか」
「問題がある場合、配慮なんてしてもらえませんよ」
なかなか手厳しい言葉が帰ってきました。
なかでも一番意外だったのが、
「いつか社会に出るんだったらそれぐらいやれるように
していくのが親や指導者(先生など)の役目・・・」
まるで昭和のど根性論・・・
そこに、ベストアンサーの拍手がたくさんくる・・・
その回答者は、発達障害のお子さんを3人お持ちの方でした。
わたしは不思議な気持ちになりました。
たしかに我が子を思うからこそ、そういう回答になるのでしょうが、
わたしには、なにか社会に立ち向かうための
窮屈な強がりのように思えました。
発達障害の子を抱える世のお母さんは、
こうやって鎧を着ないと生きていけない今の日本なんだな・・・
そう感じました。
ただ、このQ&Aをみた他の同じ状態の当事者や家族は
絶望を感じ、二次障害、三次障害へと繋がりかねない・・・
そうとも思いました。
たしかに発達障害の子供も叱らなければならないときはあります。
しかしそれはあくまでも、彼らをよい方向へ持っていくための
方法のひとつです。
社会に合わせるためにしかるのではありません。
しかも合理的配慮は、精神論で語ることではなく、
あくまでも手順の問題です。
あることを成し遂げるのに、
A→B→Cとすんなり行けてしまう子を
学校や社会に適応できている場合とすると、
A→b→b→b・・・・→c→c→c→・・・・→C・・・・
という感じの子が発達障害の子です。
また、スモールbでよしとすることです。
規格外の彼らだからこそ、
規格外の援助がいるときがほとんどです。
そのときの「特別な注文」を合理的配慮というのです。
⇒特別な注文
できるものはできるように、
できないものはゆっくりとそれなりに・・・
そういうことです。
いつか社会に出て、やっていけるようになるためだからこそ
特別な注文で規格外の支援と伴走がいるのでしょう。
そうして、ゆっくりと理解者と援助者を増やしてあげながら
自己肯定感と達成感を重ねさせていくことが必要なのです。
人間は、人生で攻められるようになるためには
守られ、支援され、伴走される体験がいります。
これは、発達障害であろうがなかろうが皆同じです。
守られている(た)体験があるからこそ、
やってみようという外へのエネルギーがわき起こるのです。
特に、小さい子は当たり前ですが、
社会に出る前の中学生高校生でも同じです。
つまり、最初に必要なことは、
彼らのような特質の生徒たちへの理解と受容なのです。
それがないので、
二次障害・三次障害へと繋がってしまうのです。
障害を、個人や家庭が背負う時代から
社会全体が理解受容し、支援と伴走ができる環境に
成熟させる時代へと移していかなければ行けません。
社会に出たらやらなければいけないから
できない子を全面的に社会に合わせ
鍛えなきゃいけない・・・ではなく、
社会に出なきゃいけないから、
理解、受容、支援と伴走を用意するのです。
甘えさせてはいけない「甘え」と
甘えていい「甘え」・・・
特別扱いすることと
放っておくこと・・・
なかなか難しい境目ですが、
十人十色、その時その場で見きわめこそが
今後の大きなポイントです。
①好きなことを続けさせる
②話したがることは最後まで聞いてあげる
③すぐに否定をせずに本人に考えさせる
そのときは、この「ポジティブフィードバック」が
ヒントになることでしょう・・・
いずれにしても今の日本では、
専門のサイトでさえ前述の様相ですから、
道のりは長いかもしれません。
しかし、わたしはそういう世の中が普通になるように
探求し実践し続けたいと思っています。
皆さんのいい知恵や情報がありましたらまた教えてください。
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genre : 心と身体
樹下石上125・・・抗菌化する朝ドラ
ただ、最近その朝ドラ、大河ドラマを見て気になる・・・
めちゃくちゃきれいに描き過ぎていると・・・
特に、戦争がバックボーンに描かれるときに感じる違和感・・・
それは、明治の戦争でも、昭和の戦争でもだ。
母は、戦争を直に体験している。
絵空事ではない。
渡りきったその橋が、爆弾で間一髪
崩れ落ちる怖い経験もしている。
「怖い」というこの言葉をなにげに使ったが、
きっと私が書く「怖い」では言い尽くせまい。
そういうギャップが、最近のドラマにあるということだ。
戦後、GHQによって、全財産が没収され家もなくなり
6回も転々と親戚や知り合いの家を渡り歩いた。
家と財産を失って、失意した祖父と祖母、
そして、母の兄姉と一緒に転々としたらしい。
威厳のあった祖父が本当に寂しそうに見えたという。
小屋や屋根裏を間借りすると、大体一年もすると
出ていってほしいという空気を作られるらしい。
それが本当に惨めだったという話を
私は、何度も何度も聞かされている。
先の朝ドラを、母の話を思い出しながら見ていたし、
母自身も自分と重ねてみていたようだが、
戦後はあんなもんじゃない、と
半ば諦めたようにドラマの話をしていたのが印象的だった。
たしかに最近の朝ドラは、
どこか現実離れしている。
深みがないのだ。
別にめちゃくちゃグロテスクに描けばいいと言っているのではなく、
なにか、画一された美しさ、決められたルールの中で
きちんと収まって描かれている感じが
かえって、不気味ななのだ。
先の朝ドラでは唯一、一番下の妹がその暗部を描いていたが
それでも、三人兄弟すべてがみんないい人に拾われ
戦争への憎悪や悲しみはほぼなし・・・
われわれが、推しはかれる人の感情や奥行きを演じられるのは、
年取ったベテラン俳優のみ・・・
そこに制作者も頼りきっている感がある・・・
若手俳優も、きっと状況さえ作られれば
ドラマの中でぐんと成長するし、
私たちもそれを楽しみながら見られる・・・
戦争の現実と心象をリアルに描かないという意味で
ドラマまで官邸の忖度をしているのではないかと
勘ぐりをいれたくなる。
さて今回の朝ドラ・・・
オープニングのクレイアニメが素敵だ。

信楽は何度も陶芸体験にいっている場所だから実に楽しみ・・・
今回こそ、実感できる土臭いドラマを願いたい。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上124・・・金ののべ棒
父は、ユーモアとサービス精神の溢れた人だった。
その父が生前、といっても
私が中学か高校の頃だったと思うが、
ある日、◯◯商事という会社から電話があったらしい。
「金(ののべ棒)があればお売りください。
今なら確実に資産を増やせます。」
そういう内容の電話だったらしい。
この会社、50代以上の人ならご存じ、
ペーパー商法で、老人からお金を騙しとり、
マスコミの前で会長殺傷事件まで起きたあの会社である。
父はすぐさま、
「めちゃくちゃあるで、家の前に転がしとるわ。」
そういって電話を切ったらしい。
するとしばらくしてその◯◯商事の社員がすっ飛んできた。
「是非金を売ってください!」
父はまさか来るとは思わなかったらしいが、
あきれて、外を指差した。
「あれだわ」
その指の先には、名鉄電車の線路・・・
たしかに2本、鈍く光る鉄の線路のレール・・・
金(きん)と金(かね)
父のオヤジギャグと笑えないジョークに、
その社員はいったいどんな顔をしただろうか・・・
この話をあとから、しかも
父が亡くなってから聞いた私は大笑い・・・
さてこちらは、本物の金。
⇒関電“金品”は金の延べ棒や小判 1億円以上受領の役員も
おそらく政府中枢も関係しているのだが、
とかげの尻尾切りであろう。
⇒関電疑獄 古賀茂明
このブログでも以前特別会計のことは触れていますが、
⇒特別会計の謎(1)
今回のこの金の延べ棒事件は、
この特別会計と関係があるのは明らかです。
もちろん末端の関電職員や地方議員、公務員が
こんな巨額のお金を動かせるわけはないでしょう。
間違いなく、特別会計と官僚・官邸の主導です。
なぜなら、100兆円の一般会計とは別に、
350兆円とも380兆円とも言われている特別会計がありますが、
それは、どこでいくら使われているのかがわからない
とんでもない会計を官僚と官邸主導で使われています。
これは、GDPの約65%にあたります。
つまり、入ってくるお金の65%を官僚と官邸が自由に使っているのです。
しかも官邸の後ろには、アメリカと金融資本家がいます。
かれらに利権(お金)がいくようにできているからです。
その窓口が、原発であったり、医療・保険・年金、
最近では水の民営化もあります。
この特別会計は、もちろん私たちの税金で賄われています。
昭和45年当時、
私たちの給与に対する税負担は、だいたい24%でした。
それが、平成30年では、なんと42%~49%・・・
ほぼ倍になり、給与の半分を税でとられているのです。
私たちから集めた税が、特別会計に収まり、
原発などの窓口を通して世界金融資本家のもとへ流れていく・・・
日本は官僚制社会主義国家といったのは、
旧民主党議員の石井 紘基(いしい こうき)さん・・・
2002年、10月、
彼はこの事を国会で追求しようとした数日前、
自宅前で暗殺されています。
それ以来、国会で特別会計を
徹底的に追求した議員はいません。
日本がデフレから出られない本当の理由は
官僚制社会主義国家という仕組みをやめようとしないからです。
だから私は何度も日本は両班の国だと
申し上げているのです。
しかもそれは遠く
飛鳥時代から始まっていると思います。
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genre : 心と身体
樹下石上123・・・さかさまの世の中
芸術がやたらと騒がしい・・・
あくまでも私見だが、
まとめて穏便にするはずの国と為政者が
余計騒ぎを大きくしているようにも見える。
マスコミは、日本の一大事より
外国の汚職やちから足らずの新閣僚ばかりを放映し
面白がるばかり・・・
笑うに笑えない・・・
ただ、国と為政者、マスコミだけではない。
何かをしていい個人の自由も
最近は何やらうんざりする。
嫌◯(反◯)や好◯など、どちらか寄りでないと
駄目のような風潮は、実に息苦しい。
個人は国家を背負えない。
なのにまるで、代表者や当事者のように
感情を露にしたりして吐き出される歪な言葉は、
大きな話をしているかように見えるが、
わたしには、個人の品性の問題であるようにみえる。
意見をしっかりと持つことと、
傍若無人に振る舞うことは、全く関係がない領域だ。
また、自分がまるですべて正しいかのように振るまうスタンスは、
表現の自由ではなく、脅迫と威圧に近い気もする。
そしてなにより、こうした分断を
ほくそえんでいる支配層がいることを忘れてはいけない。
この世の中、実に逆さまになっている。
弱いものを助けず、強いものがのさばり、
弱いものから吸い上げ、強いものに分配している。
国は、個人のいのちを金に変えることばかりを考え、
個人は、仲間を求めるという建前で
敵を探し大きく誇張する。
私たちが本当に学び、注視し、こだわらねばならぬものは、
いのちを育むことだけだ。
それ以外は、少しずつ確実に切り捨てていけばいい。
個人も国も、人として目指すことはたぶんそれだけだと思う。
今の世の中、そういう意味でさかさまだらけ・・・
「こんな世の中、面白がらないとやっていけない」
本当にその通りだ。
今日も希林節で乗りきろうと思う。
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