樹下石上 55・・・忖度はどこから生まれるのか
選挙前を意識してどこまでも国内世論の受けを優先させる安倍総理ですが
G20の動画では、なかなかつらい絵柄が映し出されています。
#サンデーモーニング 2019年6月28日のG20大阪の初日、フォトセッションです。
— kenji (@0818_kenji) 2019年6月29日
国際舞台では存在感を消し去ることで有名な安倍さんですが、今回も存在感が有りせん🤣hahaha🤣 pic.twitter.com/quZn4q6JCA
すさまじい無視の嵐だ・・・
これが、彼の国際社会での位置である。
個人の被訪問では確かにおもてなしは大切だ。
ところが国際政治では、表裏の交渉力がものをいう。
おもてなしだけで乗り切れるきれいな場所ではない。
上記の図柄がそれを物語っているだろう・・・
あたりまえである。
この20の国々の中で
国民に一番お金を遣っていない国の言うことが
心に響くとは到底思えない・・・

https://twitter.com/yu7hw1f8iY0zGurより
法人税を適正に上げずに
さらに国民の税を上げようとしている・・・

わたしたちから徴収している消費税は、法人税の穴埋めに使われる。
G20は「なにかやりました」感の演出だけで
何の成果も生み出さずに終わっているが
案の定、トランプからは「日米安全保障条約」への不満が噴出した。
は?トランプ氏は
— みゆき (@m1238s) 2019年6月29日
日米安保条約について
何と「半年も前から」アベ氏に不公平だと不満に加えて『変えていきたい』とも言ってたそーな
しかもトランプ氏は
シンゾーも了解してる筈だ、とも
そりゃ知ってたんだからG20の日米会談で話題に出来ない訳だ😠
しかし毎度トランプ氏はアベ氏の嘘バラすよね笑 pic.twitter.com/QodOI1X2p9
彼には友情などない。
そのバックにいる世界金融資本家への土産を終始考え
おのれの地位の保持を狙っている・・・
ただそれだけだ・・・
こんな成果のないG20を
大量の税気を遣ってやっているのに
恐らく官僚からは誰もダメ出しはなされないだろう・・・
それは、内閣が官僚の人権を握っているからだ。
内閣人事局だ。
内閣官房に置かれる内部部局の一つ。
安倍政権時、2014年(平成26年)5月30日に設置された。

(選挙の争点にもなっています:上から4段目)
内閣総理大臣に、
「幹部職員として職責を担うのにふさわしいか否か」を
判断する権限を与えているのである。
これでは「独裁」が生まれても仕方ない。
「1強」弊害、どう排除=長期政権、目立つおごり-問われる安倍政権【19参院選】
官僚にも生活がある。
家のローンや子供の大学費用もいる・・・
そんな状況で首を切られてはつらいものがある。
だから忖度が広がる・・・
あの金融庁の2000万円不足の報告書のときに
二階俊博幹事長が言った言葉がすべてを表している。
「我々は選挙を控えているわけですから、
そうした方々に迷惑を及ぼすことがないように、
党としてはしっかり注意しなければならない。」
「そういう有識者会議とかいうことに名を借りてね、
色んなことを言うわけですよ。
金融庁そのものが関わってなきゃ、こんな発言は出てこないでしょ。
これ有識者、その人らだけが勝手に言ってんじゃないの。
関わってるはずですよ。これからはね、十分慎重に考えてもらいたい。
自分たちがおかれている立場ってことをね、
もっと真剣に考えなきゃならない。厳重に注意しておきます。」
ちなみにこの報告書は
麻生財務大臣の諮問で作られている。
国民のための事実をいかに伝えて
正確な政策をするかが重要ではなく
自分たちに都合の悪いことを言う官僚は
クビにしますよという脅しでしょう・・・
しかもこの人は、企業もお金で奴隷化しています。
➡二階幹事長「選挙やってくれたら予算つけるのは当たり前」
ホント世も末です。
日本国憲法
第十五条
公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。・・・
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genre : 心と身体
樹下石上 54・・・最近の翻訳機
以前も書いたが、数倍の税金を投じて
日本語よりも英語に力を入れる理由はおそらく・・・
大学を卒業した時
英語で専門的な仕事ができる一部のエリート育成であろう。
そのエリートが、大企業や政府官長で活躍するために
その他、大半の 英語が苦手、勉強が苦手な子どもたちも
ご操船式に引き連れられて行っているの現状であり
これからの国の方針であろう・・・
高校受験や大学受験に
英語が必修なのはそのためであるし、
現在小学校から英語教育を必須にしているのもそうである。
ただ、世の中では
アプリでも単体でも優れた翻訳機が
飛躍的に生まれている・・・
➡ポケトーク
画像を撮ったり
スキャンするだけで翻訳もしてくれる。
➡翻訳ツール アプリランキング TOP10
よほど専門的に英語を使う仕事以外
ちょっとした勉強や旅行であれば
深い長い学習はいらないでしょう・・・
日本人が英語を話せない大因は
きっと「話そうとしない」文化!?のためだと思う。
彼らは日本語でさえも
深く相手を知ろうと質問したりすることや
自分を主張したり、
持論を展開することを嫌う。
日本人のそういった独特の文化のため、
英語であればなおのこと話そうとしない。
今の英語教育は、明らかにその点を置き去りにして
システムやツール面にこだわっている。
タブレットでの英語検定や授業をいくらしたところで
話そうとする欲望が伴わなければ
おそらくそれを提供する大企業にお金がいくだけである。
また英語が性に合わない子は疲れ果てる・・・
「話そうとする」=「相手を知りたい、伝えたいことがある」
そういうことだ。
以前 不本意ながら、
知り合いの友人一家がオーストラリアからくるというので
Cafeで貸し切りにしたり、伊勢神宮を一日案内したことがある。
私ももちろん英語がペラペラというわけではないが、
だいたい中2ぐらいまでの英単語で
身振りも入れながらコミュニケーションをした経験があるが
これが、なんとかなるのである(笑)
もちろんこちらも多人数だし
相手のご家族も笑顔が素敵な
素晴らしい人たちだったので救われたが
要は、オープンハート・・・
ここさえ開けば、なんとかなる・・・
しかも最後はハグでお別れ・・・
いい経験をさせていただいた・・・
(つぎできるかは自信がないが(笑))
塾でもよくクラス発表用の英作を丸投げする生徒がいるが
彼らのつまずきは英語ではなく「日本語」・・・
自分の意見を日本語でまとめられないのだ。
だから、日本語さえまとめられれば
あとは翻訳機で英作・・・
そして、必要ならば
あとから文法的なことを解説すればいい・・・
この逆算的学習法ですれば、
センター模試で軽く英語は偏差値10は上がる。
しかも、短期間で・・・
それをいまだに「ググるな」とか「スマホは使うな」・・・
で、おまけに、ワークの答えは配らない・・・
辞書でやれという(笑)
そういった進学校があることは残念だし
実に時代遅れも甚だしい。
日本語⇔翻訳⇔音⇔テキスト・・・
そういった情報が一気に手に入れられる無料の翻訳機を
どうして活用しないのか・・・
答えを握る 先生の権威保持と
大企業の利益を守るためだけに
今の日本の英語教育があるから
いつまでたっても子供の時間も労力も
そして、親御さんのお金も無駄に浪費されるのである。
大学共通テストで英語が
筆記とリスニングを1:1の配点にするといっているのだから
これからは、この翻訳機は欠かせないと思う。
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genre : 心と身体
樹下石上 53・・・雨とCafe
いつものカフェ営業の日でした。
わたしたちにとって働くって何だろう・・・
そう考えることがある・・・
ミスチルの歌に「くるみ」という曲がある。
桜井さんは
「最初はそう思わなかったけど、
この曲がMr.Childrenの原点のような気がする」
そう語っています。
「くるみ」はかつて付き合っていた彼女の名前でもあるし
過去の自分から今の自分を見て
どう思うかという内容らしいです。
くるみ=来(る)未=来未=未来の逆=過去
という感じだ。
歌詞の中に
「とはいえ暮らしの中で
いま動き出そうとしている
歯車の一つにならなくてはなぁ」
そんな働き方をしたい人がいるのだろうか・・・
今の政治を見ていると
政治家も官僚も
ぎゃーぎゃーわーわーと
時に戦闘モードで
時にニヒルに
時に他人ごとのように
その歯車のように機械的に見えて
本当にいやになる。
誰一人心のこもった個人的「言葉」を持ち合わせていない。
ただ、そんな政治家や官僚たちに
私たちの大切でささやかな生活や
自然が破壊されていいくのかと思うとやり切れないから
選挙に行くだけだ・・・
もうホント・・・
あっけなく決まっていく余分な法案のために
わたしたちのいのちや生活が脅かされていくのだから
やけになる気持ちも
青臭い高校生のようにわかる。
私の受け持つ生徒に
不登校の子が2人ほどいる・・・
その子たちが本当にいやになっているのは、学校でも授業でもなく
そういった世の中の閉塞感なのではないかとつくづく思う。
「休みたいときには休めばいい」
「そんなことして将来どうなるの?」って
彼らにしてみたら、その将来のために
大切な今がつぶされていく方がよほどいやなのだと
周りの大人たちがだれ一人気づいてやれないほうがよほど地獄だ。
未来はあるのか?
あるに決まっている・・・
大切な今さえつぶさなければあるに決まっている。
そう言えない大人たちが
まるで歯車製造機のように
いまだに ぎゃーぎゃーわーわーいっているのが
今の令和元年だ。
自分たちで価値を作ろう・・・
未来を作ろう・・・
ただそれだけなのに
本当にわかっていないのは
大人の方だ。
梅雨空と土砂降り・・・
すべてを変えるように
洗い流してしまおう・・・

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genre : 心と身体
樹下石上 52・・・選挙なんていきません!?②
2日にわたって、この言及・・・
証拠作り、根拠づくり、世論づくり・・・
アメリカは、こういうことをマメにやってきます。
おそらく、次の選挙は「こういうこと」を問われているのです。
まちがいなく、
日本の軍事行動拡大と
改憲が主要な争点です・・・
年金問題で足をすくわれないように
予算委員会を4か月近くも開かずに
印象操作する与党・・・
日本の「軍事行動拡大もやむなし」の世論づくりに
アメリカは援護射撃をしているのです。
さて、
昨日の市民連合さんの資料が秀逸ですので
載っけて置きます。
【拡散希望】
— 市民連合 (@shiminrengo) 2019年6月24日
より多くの方にご活用いただけるよう、4つのファイルを用意しました💁♀️
①②業者に印刷をお願いする際、入稿形式に応じてご使用ください。
③ご自宅の印刷機等で両面印刷をし綴じることで冊子としてご使用いただけます。
④配りたい見開きを単体で印刷できます。https://t.co/22OFXgp6tw






拡散なり、拒否なり、スルーなり
ご自由にどうぞ・・・
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genre : 心と身体
tag : 2019参院選
樹下石上 51・・・選挙なんていきません!?
今日は、現在、与党支持の方は読まないでください・・・
私は以前、選挙に行っても
白紙投票をしていた時期がありました。
ごめんなさい。
今はきちんと記名して投票していますが、
「だれも選びたい人がいない」
そういう思いでの白紙投票でした。
また、政治で世の中が変わらないと思い始めていたので
その思いも含めていました。
今日は自分の反省をふくめて書かせていただきます。
実は、この白紙投票は、
自分が一番一番選びたくない政党や政策の力になっていた・・・
それを知ってからは方針を変えました。
どういうことか・・・
このグラフをご覧ください。

➡チラシ『選挙に行って変わること 選挙に行かないで変わること』より
これは前回の参院選の結果です。
約47%に人が危険もしくは無効票になっています。
残りの約53%で票の取り合いになっていますが、
この53を100に置き換えて
自民党とその他の%を換算してみると
比例区:18.94÷52.74≒35.9%
選挙区:21.27÷53.25≒39.9%
(この計算でいいのかわかりませんが・・・)
つまり、票の重みとして、見せかけの得票率が
35~40%の重みになってしまうのです。
報道されている支持率も無回答数を入れてませんので
ほぼ同じ結果になっています。
実際の支持率を計算した人もいます。
あたしの友人で某大学で数学の准教授をしてる人から面白いメールが来た。「今の安倍政権になってからの全ての国勢選挙での自民党の得票率を計算したところ自民党の支持率は14.7%でした。でもマスコミが報じる自民党の支持率は常に40%超ですよね。まるでオカルトです(笑)」とのこと。
— きっこ (@kikko_no_blog) 2019年4月29日
こうなります。
つまり、選挙に行かなかったり、
白紙などの無効票の人が増えると
今の与党に有利になってしまうということです・・・
「だれに入れても同じ・・・」
「めんどくさい」
そういうボヤキもわからなくありませんが、
こうなってしまう事実だけは理解したうえで
立ち位置を決めたほうがよさそうです。
このことがわかるワンペーパーがこれです。
ご参考までに・・・

→市民連合ツイッター
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genre : 心と身体
樹下石上 ㊿・・・届け!沖縄の魂
小6の少女の詩は素晴らしかった。
わたしも、この少女のように戦争を知らない。
知らない世代であっても
全身の想像力をはたらかせ
情景と、痛みと、哀哭と
「ともにある」ことはできる。
それを少女は教えてくれる・・・
世の中は相変わらず戦争をしたがる国や人がいる・・・
憲法九条を変えたからと言ってすぐに戦争になるとは限らない???
本当にそうでしょうか?
アメリカの大統領は、議会の承認がなくても
一時的な軍事行動は、大統領の出動命令という形をとれます。
(逆に、あとから責任を問われないために
あえて議会にかけて、賛成議員に責任を負わせる場合もあります)
実は自民党の憲法改正案にこれと同等の権限を
内閣と内閣総理大臣にも与える条項を加えています。
これは現憲法にない条項です。
「緊急事態条項」といいます。
第九章 緊急事態
第九十八条
内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等 による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めると きは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。
2 緊急事態の宣言は、法律の定めるところにより、事前又は事後に国会の承認を得なければ ならない。
3 内閣総理大臣は、前項の場合において不承認の議決があったとき、国会が緊急事態の宣言 を解除すべき旨を議決したとき、又は事態の推移により当該宣言を継続する必要がないと認め るときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、当該宣言を速やかに解除しなければな らない。また、百日を超えて緊急事態の宣言を継続しようとするときは、百日を超えるごとに、 事前に国会の承認を得なければならない。
(過半数を持つのは与党です)
4 第二項及び前項後段の国会の承認については、第六十条第二項の規定を準用する。この場 合において、同項中「三十日以内」とあるのは、「五日以内」と読み替えるものとする。
第九十九条
緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を 有する政令を制定することができるほか、内閣総理大臣は財政上必要な支出その他の処分を行 い、地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる。
2 前項の政令の制定及び処分については、法律の定めるところにより、事後に国会の承認を 得なければならない。
3 緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に 係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる国 その他公の機関の指示に従わなければならない。この場合においても、第十四条、第十八条、 第十九条、第二十一条その他の基本的人権に関する規定は、最大限に尊重されなければならな い。
(現在は永久不可侵。基本的人権に条件が付けられるのは明治憲法と同じです)
4 緊急事態の宣言が発せられた場合においては、法律の定めるところにより、その宣言が効力を有する期間、衆議院は解散されないものとし、両議院の議員の任期及びその選挙期日の特例を設けることができる。
どうでしょう・・・
過半数を持つ与党、お仲間閣議、忖度の所属議員・・・
そして、改正第九条の国防軍・・・
この状態で、アメリカから「集団的自衛権」を
絡められた要請(命令)を出された場合・・・
どんな状態になるかは火を見るより明らかです。
かつて、アメリカが軍事行動の大義名分にしていた大量破壊兵器は
イラクにもシリアにもありませんでした。
そういう軍事行動に日本はつき合わされて来ました。
いま、同じことを、イランにしようとしています。
➡タンカー防衛は自国で=ホルムズ海峡通過、日本などに要求-トランプ米大統領
つまり、軍事費を肩代わりして、
実際にホルムズ湾を守りに来なさい!
そういうことです。
こういうひとたちに、
きっと少女の声は届かないのでしょうか・・・
後ろでこっそりと手を結んでいる国々の策略にのせられず
冷静な判断をできるように・・・
「命どぅ宝」
生きているから笑い合える
生きているから未来がある
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上 ㊾・・・美しさのかけらもない
眉をひそめるのではないでしょうか・・・
やりすぎです。
安倍政権はネトウヨ政権だと言い続けてましたが、いよいよ隠そうとしなくなりました。
— Dr.ナイフ (@knife9000) 2019年6月22日
自民党が所属議員に25部づつ配布した「トンデモ冊子」
これ、安倍総理も中身を読んで(たぶん大喜びで)配布を了解したんですよね。狂ってる
「フェイク情報がむしばむニッポン トンデモ野党とメディアの非常識」 pic.twitter.com/ZB3bSVm3GI
これは政治なのでしょうか・・・
あまりにも醜い・・・
➡「トンデモ野党」過激な内容 自民党が配布 謎の冊子
まるで教祖をあがめる経典のようです。
以前も書きましたが、
来月の参院選は、自民党の憲法改正案に賛成か?反対か?
そういう重要な意味の選挙です。
見識者も警戒しています。
➡「参院選次第で改憲加速」と訴え
自民党は、選挙の公約でいの一番に
高々と改憲をあげません。
なぜなら、自民党が考える憲法は、
為政者が国民に強いる内容を列挙しているものだからです。
憲法とは、国民が為政者の暴走を牽制し縛る「法」です。
第二次世界大戦はそれがなかったから暴走したのです。
また、国民にはそんな改正案を好き好んで
読む時間も暇もありません。
そのほうが好都合なのです。
そんなことが書かれてあることがわかれば
選挙に不利になるに決まっていますので
自民党は、選挙に勝って初めて明かすはずです。
次の選挙も、勝てば官軍・・・
民意を得たと、十分な審議もなしに
強行採決で改憲へ突き進むのは目に見えています。
ですから、後悔のないように
手遅れにならないうちに
是非読んでほしいのです。
動画も見てほしいのです。
➡自民党憲法改正案
日テレ(読売テレビ)は遂に超えてはいけない一線を超えましたね。
— Dr.ナイフ (@knife9000) 2019年6月22日
土曜の朝のニュース番組に総理大臣が一人で出演。自分に都合の良い話を延々と展開。対立する側の出演はなし。完全な独裁政権
・憲法審議すらしない政党を選挙で選ぶのか?
・民主党時代は悪夢だった
・枝野さんの意見は意味がない pic.twitter.com/D60rMdPShl
このTVでも選挙の争点は、「政治の安定」とぼやかしていますが
まちがいなく改憲でしょう・・・
TVの中で安倍総理は、今度の選挙では、
改憲審議をきちんとする政党を選ぶのか、そうでないのか・・・
とおっしゃいますが、今の国会会期中の予算委員会を114日も休んで
審議をやっていないのは紛れもなく自民党です。

選挙に影響する不利な状況を隠そうとする姑息さ・・・
これはもう国会ではありません。独裁です。
ローレンス・W・ブリット起草の「ファシズムの初期症候」というものがあります。
➡これを読めば、「安倍政権=ファシズム」だと分かる!
不気味なほどその兆候に適合しているのが今の安倍政権です。

ついに予算委員会が4ヶ月近くも開かれないまま、国会が閉幕を迎えようとしている。メディアはこのことの持つ重大な意味をわかりやすく伝える責任がある。即ち、国会の機能不全化であり、国会軽視であり、行政権力の独裁化の推進である。これは参院選の重要な争点である。
— m TAKANO (@mt3678mt) 2019年6月21日
ポスターで「美しい国日本」とうたった彼ら・・・
こういったことが「美しい」というのでしょうか・・・
与党の幼稚さと醜さ
そして、国会・国民軽視が目に余る昨今です・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
tag : 自民党憲法改正案ファシズムの初期症候
樹下石上 ㊽・・・もういいでしょう
やっとこういう状況になってきたようだ。
それにしても遅すぎる・・・し、
わが県はもっと遅れているだろう・・・
今の世の中の出来事はもう教科書だけでは無理だろう・・・
特に、先日のホルムズ湾のタンカー事故などの出来事は
大人だってよくわからない事件で
それを吟味する際、ネットの情報は欠かせない。
もちろんフェイクなものも多いが、
それも合わせて情報精査する力が必要になる。
また、無限にある情報の海の中から
自分に必要な情報を抜き出す力も必要だ。
大人が得た知識は、この数十年
あっという間に塗り替えられている。
18歳で選挙権が与えられるのですから
自分が何に対してどう投票するのかを自覚するには
情報と思索は不可欠です。
また日常的なさまざまな判断の際、
情報は重要です。
例えば、給食の牛乳・・・
いまだに骨を強くするから飲みなさいという先生がいるそうだが
以前にも書いたようにそれはあまりにも勉強不足だ。
➡いつまで牛乳を飲ませるのか
だから、先生も一緒に学べばいい。
わたしたち先生と言われている人たちの知識など
たかが知れている。
市内で推奨されているアクティブラーニングなどは
単に、昔のグループ学習になってしまう。
もっとひどい場合は、
勉強が苦手な子やグループはそのまま置き去りになっているという。
スマホには確かに、使用面でよくない面もあるが、
それよりも活用することで生まれる利点のほうが圧倒的に多いと思う。
賢い使用を大人も子供も考えたいですね・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
tag : スマホ
樹下石上 ㊼・・・宙船
➡首相の問責決議案を提出、麻生氏不信任案は否決
つまり国会議員(与党)の常識は、
この数年の行政の在り方が「信任」ということらしい。
【選挙に行かなかった結果】
— 𓅐別班マン𓆃 (@beppanman) 2019年6月15日
働く人総計8,041万人
(中小企業庁調べ)
大企業数 約1万1,000社
従業員数 約1,433万人(17.8%)
中小企業数 約706万1,000社
従業員数 約4,488万人(55.8%)
(総務省調べ)
非正規社員数 約2,120万人(26.3%)
働く人の82.2%について
安倍「大変だと思う」
→棄民政策へ🚮 https://t.co/fMOz26TRHs pic.twitter.com/5iyEE5lhDs
➡野党、内閣不信任案提出へ 参院選に向け攻防最終局面
これで、ダブルになる可能性がでてきた。
衆議院で不信任案が可決されたら、
安倍総理は10日以内の衆議院解散か
内閣総辞職かの二者択一を迫られる。(憲法69条)
ただ、可決されるかどうかだが・・・
与党側が党派、党則を超えて
不信任に票を入れなければ可決されない・・・
ところで・・・
わたしは、時々カラオケに行く。
屋外団体スポーツの部活だったので
ときどき腹の底から声を出したいらしい・・・
青臭いと思われるかもしれないが、
TOKIO(中島みゆき)の「宙船」は好きな歌だ。
「何の試験の時間なんだ
何を裁く秤なんだ
何を狙って付き合うんだ
何が船を動かすんだ」
本当に私たちはいったいどんな船にのせられているのだろう・・・
世界は自分のものと言わんばかりに
相変わらず、トランプはイランをもてあそび、恫喝する。
➡トランプ氏、イラン攻撃を10分前に中止 ツイッターで明らかに
あなたが空爆しようとしている空の下に
一般の日常を営む人々が暮らしていることさえ
微塵にも想像しない・・・
大臣、党員、議員のあなたたちの生活は守られるかもしれないが
わたしたちの暮らしは疲弊し、
労働は、単に苦役でしかなくなっている。
国民の肌感覚よりも
党圧を重んじている間に
(党圧:賛成か反対さえも強制される圧力)
若者は閉塞感で夢を描けず、
さまざまな分野の弱者は弱者のままで
あきらめ感を漂わせている・・・
そういえば、あなたたちの党則の全文が泣いていますね。


かつては夢の先進だった各国が
グローバルという旗印の元、
庶民の生活は、しわじわと不気味に
いつのまにか自分のものでなくなり、
どこもかしこもおかしくなったようだ・・・
「何の試験の時間なんだ
何を裁く秤なんだ
何を狙って付き合うんだ
何が船を動かすんだ」
原液議員さんたちは是非これを自問自答してほしい。
国会議事堂のBGMでさりげなくこれを流して
たとえ青臭い政治でもいい、もっと議論し行動してほしい。
老害な政治はほとほと嫌になっています。
先日、通信教育を頑張っている高校生がつぶやいた・・・
「私たちはただ平和に楽しく暮らしたいだけ
争いなら、勝手に自分んとこでやってほしい」
思いきり同感だ・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上 ㊻・・・情報弱国
➡米無人機撃墜は「大きな過ち」 トランプ氏、イランに警告
中東の情勢が危なっかしくなっています。
先日の記事でもアメリカの自作自演を述べましたが、
今回もその可能性は大でしょう・・・
➡自作自演!?
あれからこのホルムズ湾のタンカー事件の裏をとっていますが
自作自演は間違いなさそうです。
昔、父ブッシュの時代は、
アメリカは10年に一度、戦争をしないと
経済が立ちゆかない国でした。
恐らく今は5年に一回でしょう。
➡アメリカ合衆国が関与した戦争一覧
この年表を見れば、今年来年あたりです。
そのたびに武器商人はうるおい
トレーダー・大企業が潤うようにできています。
それを軍産複合体といいます。
1914年にイギリスで生まれ
世界中に広まりました。
アメリカでも戦後、軍需産業として普及しました。
(実は、規模が小さいものなら
日本は明治維新のときにすでに
イギリス/フランスからその洗礼を受けています。
新政府軍/旧幕府軍の戊辰戦争のときです。)
正確に言えば、国籍に関係のない
世界金融資本家たちです。
要は「戦争で、お金儲けしましょう!」ということです。
人がたくさん死んでしまう戦争をすればするほど
儲かる人がいるということです。
私がこの構造を初めて知ったのは20代中盤・・・
この本がきっかけです。
今話題の落合陽一さんの父親です。
こんな簡単なことさえ学校では議論しません。(できません)
小学校の高学年以上なら 十分わかる内容です。
今回のホルムズ湾のタンカー事件を引き金に
各先進国が声明を出しています。
イスラエルもドイツも、アメリカに合わせて
証拠もない段階でイランの攻撃と決めつけています。
彼らは証拠の有無は関係ないのです。
「証拠は作ればいい」
それが彼らのやり方です。
冒頭のニュースがそれにあたるでしょう・・・
だから証拠を作られたら
日本は危ないのです。
なぜか・・・
日本は独自の世界情報網が弱いので
各先進国が口を合わせはじめ、国連にかけられれば
(日本は常任理事国でないので拒否権がない)
アメリカの要請で、「集団的自衛権」と絡められ
自衛隊を派遣せざるを得なくなる恐れがあります。
かつての自民党の海部・小泉元首相はそうやって
憲法の解釈を広げ、自衛隊派遣の定義を広げ
今に至っています。
自民党の憲法改正案をご覧になられましたか?
動画はごらんになりましたか?
➡自民党憲法改正案
あくまでも私の意見ですから
違う方はスルーなさってください。
7月の選挙は、
この憲法改正案に賛成ですか?反対ですか?
そういう選挙です。
彼らの本音は、1分あれば説明できます。
「僕たちの既得権を守るために
国民の皆さんは血を流す覚悟でいてください。
そのためには武器購入や派遣などお金がかかりますので
税金も上げますし、公的年金も下がりますが我慢してくださいね。
もちろん平和主義はもちろん、国民主権や基本的人権も
状況によっては無くなります。」
そういうことです。
もちろんいろいろな意見があっていいと思います。
例えば、
世界情勢が・・・
北朝鮮のロケットが・・・
中国の一帯一路が・・・と
軍備拡大や憲法改正を必要とする声も上がっています。
何のことはありません・・・
この3つはすべて裏で手を結んでいます。
つまり表では喧嘩しているように見せていますが、
互いの利益不利益を調整するために
したたかに手をつないでいます・・・
国連の安全保障理事会の常任理事国は、
アメリカ合衆国、イギリス、フランス、
ロシア連邦、中華人民共和国の5か国です。
(アメリカの後ろにはイスラエルがいます)
これを見るだけでも、裏で何が起きるかお分かりかと思います。
日本は蚊帳の外です・・・
しかも、安倍さんが中東外交中にタンカー事件が起きていますので
手ぶらどころか大きく恥をかいた安倍さんの心境を
アメリカがうまく利用する可能性は十分あるのです。
やはり自分で情報を得て分析する力がないと
いろいろと不利になるというのは国も個人も変わりませんが
国は多くの人のいのちが関わることなので
ことさら重要です。
ただ、残念ですが・・・
江戸の開国以来、日本はずっと情報弱国です。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上 ㊺・・・学ぶということ
自分や身の回りで起きていることと
言葉を繋げる作業のことです。
先日、小学生の授業のこと・・・
ある詩で「すずめ」という言葉が出てきた・・・
学年的な経験と日常の雰囲気から
てっきり、「すずめ」を知っていると思った。
ただ、「すずめ」の文字を読むその子の顔が曇っていたので
念のため、「すずめ」っていう鳥知ってる?
そうたずねた・・・
その子は、首を横に振った・・・
少し驚いたが、想定内なので
外に出て雀を探しに行った。
残念なことに、雀はいなかった。
部屋に戻って、タブレットで検索・・・
画像を見せた。
なんとなく・・・なんとなく
見たことがあるという・・・
次の週、また雀の話になって、
あれから、雀に会ったという・・・
それならばと、再び外に雀を探しに行った。
偶然、4・5メートル先に雀がちゅんちゅん跳ねていた。
その子の顔がぱーっと明るくなった・・・
そして、今週・・・
うちの店にはちょっとした鳥の餌箱があって、
そこに、以前飼っていた白文鳥の餌を入れておいた。
もちろん、その子と一緒に、
雀が餌をついばむところを部屋から観察したいと思ったからだ。
休憩のとき、ちょうど一羽の雀が
用心深く餌箱に近づくところだった。
私が隠れるように指示すると、
その子は、窓枠下のソファーに
寝そべって隠れてじっと雀を見ていた・・・
一度は、その子のワクワクの気配を察した雀が逃げたが、
再び雀がやって来て、今度は慎重に存在を消したその子のお手柄で
とうとう、雀が餌をついばむ姿をじかに見れた。
「せいこう!」
そんな顔だった・・・
こうしてその子は、3週間かけて
「すずめ」という言葉を学んだ・・・
子供たちはこうして言葉と世界を繋げていく。
私たち大人が当たり前と思って使い古している言葉を
子供たちは、感動をもって日々出会っている。
出会っているその子達を見て
大人の私も言葉に再会する。
その瞬間に立ち会える
なんともありがたい仕事をさせていただいていると
つくづく感謝している。
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genre : 心と身体
樹下石上 ㊹・・・紫陽花のように
うちの紫陽花は「白」が多く、

イベントでもほぼ同じ時期にさいた百合と一緒に
会場を飾った時もあります。

紫陽花の花言葉に「移り気」というのがありますが、
それよりも、
元気な女性
一家団欒、家族の結びつき
辛抱強い愛情
のほうが好きです。
昨日は、山形新潟で大きな地震がありました。
これ以上の被害報告がないように
こころからお祈りしたいです。
詳しい分析はここでは避けますが、
おそらく人工地震かと思います。
政治経済的な思惑で、
わたしたちの安全やいのちを弄ぶかのように
何度も人工災害をもくろむ勢力に
本当に憤りを感じますし、
勇気をもってそれを分析・報告しようとしない
政府のや各機関のいつもの態度にも
歯がゆさを感じます。
わたしたち庶民は、
互いをいたわり協力し合うことで
祈りの世界をつくるしかありません。
紫陽花は、そんな私たちの世界に
「寄り添うこと」
「辛抱強く生きること」
そうを教えてくれる優しい精霊のような気がします。

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樹下石上 ㊸・・・平均法ではだめですか?
反省するとともに深くおわびする」 金融庁の三井秀範企画市場局長
この人はいったい誰にお詫びしているのか・・・
あきらかに、与党、麻生財務大臣だろう・・・
いつの間に日本の政治はここまで醜くなったのだろうか・・・
もう、公開パワハラである。
長である麻生財務大臣に忖度をもって皆がひれ伏す・・・
そして、この政権は、
統計に対する謙虚な気持ちなどさらさらなく、
都合の悪いものは改ざん・隠蔽、恣意的な抜粋・・・
そして今回はなかったものにした。
動画の冒頭・・・
野党質問者の二人は明らかに
金融庁への「責任転嫁」のお役目・・・
また、金融庁の三井秀範企画市場局長や
最初の二人(自公の質問者)が
麻生財務大臣をちらちら見ながらの質問には違和感しかない。
こちらも、よほどの「圧」があるのだろうなと想像する・・・
年金が今の国民にとって十分なものではないことは事実・・・
今後、年金財政が厳しいものになるのも事実・・・
また、統計を平均法で語ることは実によくあることで
今までも政府はすべて平均で語ってきているではないか・・・と思ってしまう。
(平均年収にしろ、平均寿命など・・・)
統計学には、大きく分けて2種類ある。
ひとつが、あるデータを集めて、表やグラフを作り、
平均や傾向を見ることでデータの特徴を把握する「記述統計」・・・
一方、母集団からサンプルを抜き取って、
そのサンプルの特性から母集団の特性を推測し、
それが正しいかどうかを検定する「推測統計」・・・
このサンプルの選び方に問題があったのが
つい先日の「毎月勤労統計」・・・
政府に都合の良いサンプルがわざと選ばれたわけです。
話を戻します。
統計方法には、この二つがあるのですから、
WGがした平均法は何ら問題にあたるものではありません。
むしろ、最もよく使われるのが平均値なのです。
➡統計学とは
統計を取るにあたって、よく使われる代表値には
平均値の他に、最頻値、中央値があります。
これは現在中一で学ぶ内容ですが、
簡易なものは小学生でも出てきます。
「平均値、最頻値、中央値」
3つの違いはこのグラフです・・・

➡いろいろな代表値
国民の状況は左のような正規分布ではありませんので
右が参考になります。
これを見れば
いかに平均法が妥当であるかお分かりかと思います。
確かに、状況は人それぞれです。
でも、開き直ったり、データをないものにすることが
解決方法なら「政府」って何なのでしょうか・・・
すべてのBestと言わないまでも
Betterにする努力をするのが
「政府」のお役目と思うのですが・・・
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樹下石上 ㊷・・・ほんものの音
そのお店は、お料理もホスピタリティも
本当に素晴らしいお店で
もちろん、私のような庶民がひと月に
何回もいけるようなお店ではないが
このご時世、自営業はどこも大変なので
超超微力ながら、応援の一票のつもりででかける。

閉店まじかに、大将とその女将さんとお話する時間ができた。
仕切り襖の向こうでは、お嬢さんが勉強をされていて
思いがけずご挨拶もできた。
自営でなかなか休みも取れないので
子どもや奥さん(女将さん)にも迷惑をかけている・・・
そうつぶやかれていたが、わたしは
まんざらそうでもないと思った。

「大将とおかみさんのお仕事が嫌いなら
お嬢さんはお店に来ませんよ。」
「ここで同じ空気を吸って、大将たちの背中を見ることで
かけがえのないものを身に付けられていますよ」
そうお応えした・・・
私の家も自営だった・・・
たしかに、サラリーマンのお家でボーナスが出たとか聞くと
うらやましい気持ちにもなったが、
今となっては、そんなことより自営の父母から学んだ
無形のものが身に染みてありがたい。
大きな銀杏の木の机が
父母の作業場だった。
私は、その板の、一センチほどの天然穴が開いていた角っこで
ひらがなやカタカナの練習をしていたのを今でも覚えている・・・
保育園のころだったと思う・・・
職人の作業は、音でわかる・・・
シュシュ・・・布がすれる音
シャーッ、パチン、カタッ・・・鋏が滑るように布を走り、裁断する音
カタカタカタカタ・・・足踏みミシンが加速していく音
どれも、道具たちが無駄なく
最短距離で運ばれる一流の音だ。
そのお店も まさにその音が流れる・・・
そういった空気に
知らず知らずに囲まれて勉強するお嬢さんは
きっと、一流とは何かを肌で学んでいることになる・・・
これは、学ぼうとして学べるものではない・・・

昨今、電子音ばかりが増えて
こうした、手足を使ったほんものの音が消えたことは
今の子どもたちにとってまさに残念としか言いようがない・・・
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genre : 心と身体
樹下石上 ㊶・・・自民党憲法改正案
自民党の憲法改正案です。
➡日 本 国 憲 法 改 正 草 案 ( 現 行 憲 法 対 照 ) 自 由 民 主 党 平 成 二 十 四 年 四 月 二 十 七 日 ( 決 定 )
しかし、これでは現行の憲法と
どこが変わったのかわかりません。
素晴らしいものを作成した方がみえます。
Wordの履歴機能で、自民党がどこを変えたか一目でわかるものです。
➡Wordの履歴機能で、自民党が変えた憲法を見てみる
自民党は電通とともに
政治とはかけ離れた広告宣伝法をよく使います。
例えばこの動画・・・
いかにも若者ウケするカッコいい動画です。
ただ、この動画では、どう新時代がつくられののかさっぱりわかりません。
もう一つの動画がこちらです・・・
他にも、こんなのがあります。
ViVi さんは
— 小畑幸三郎 (@batayanF3) 2019年6月10日
基本的人権を削除した憲法改正に賛成なんですね
安倍政権 元法務大臣(日本会議)のおことば
『国民主権、基本的人権、平和主義、これらは憲法から無くさなければならないんです』
【 おすすめ動画 】▶️https://t.co/BPPgGcPHwD#リベラルネット戦略 #Twitterデモ
#自民党2019 pic.twitter.com/odWTfKcxTp
どちらがリアルでしょうか・・・
わたしは、この二つのギャップがとても不気味だと感じます。
また、安倍首相は「広告」で脚色すればこうなるそうです。

ちなみに自民党の憲法改正は
「日本会議」ととても関係が深いです。
なぜなら、今の現職の内閣の自民党議員は
ほぼ全員「日本会議」のメンバーです。
ちなみに自民党議員だけでなく
大企業の幹部、日本の大きな宗教団体の長が
ずらりと名前をならべています。
➡Wiki日本会議
➡日本会議国会議員懇談会
➡日本会議役員
わたしが、宙言で初めて日本会議に触れたのが、
2015・9月・・・
当時は、まだネットで一部しか資料がありませんでしたが、
最近は本当にたくさん出ています。
➡憲法改正を訴える日本会議の「危ない」正体 「宗教右派の統一戦線」が目指すもの
もちろんこのブログは私が書いていますので
私の意見がここかしことにじみ出ています。
つまり偏っています。
人間が意見を持つということは
どう言い訳しても偏るということですから・・・
しかし、まずは自民党の憲法改正案を読んでください。
先日、もう選挙権を持とうとする高校3年生は
自民党の憲法改正案を知りませんでした。
様々な資料をみましょう。
そこから考えましょう・・・
こんな難しいお話はお嫌いですか?
それもいいと思います。
ただ、変わるときはあっという間に変わっていきます。
そういうものです。
・・・選挙の夏がやってきます。
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tag : 自民党憲法改正案
樹下石上 ㊵・・・メモ
ふとよぎった言葉、浮かんだ言葉を書き留めるためだ。
言葉は、逃げ足が速い。
ふっと浮かんだ言葉は、
超特急並みに逃げ足が速いので
その尻尾を捕まえておくために
メモは欠かせない・・・
メモした言葉は大抵そのままにすることも多いが、
ふと思い立って見直してみると
自分で書いた言葉なのに
「なるほど」と再確認するときもあるから面白い。
また、メモも デジタルのものを試してみたが
どうもまどろっこしい・・・
どうしても紙と鉛筆がないときは
タブレットにするが、
昭和人のわたしは、
やはり紙と鉛筆だ・・・
ボールペンより、鉛筆、シャープペンのほうが
なにかいいのだ・・・
私の場合、メモはどうやら手でするものではなく
身体でしているようだ・・・
昨日も何気にたまっていたメモを見直した。
海沿いの 堤防沿いを 走りつつ
車の中に 海風を汲む
俳句もあった(笑)
表現は、特につたない人物の表現は、
時に所有と変わらない所作をする。
表現は所有か?放物か?
放物とは宇宙へ返すこと。
ただ表現したという記憶がわたしに残り
宇宙に記される。
それでいいと思っている。
表現は実に潔い。
これは、著作権を考えていた時の言葉だ。
そして、これは昨日読んだ本の抜粋・・・
生命には「推進」と「制御」
つまり「アクセル」と「ブレーキ」が不可欠だ。
両者が備わっていないと
生命そのものが存続しない。
(なるほど、うちの畑では 身の回りでは 何にあたるのかな?)
そう考えながらメモは進む・・・
しかし、再生医療には
アクセルのみしかない。
生命の暴走、迷走は必至だろう。
ひらめく言葉は、ひっかかる言葉は
まさに神様が 一時
わたしに貸してくださる言葉・・・

この世は、それを育て、人に伝えて
美しい世界をつくるためのもの・・・
だから、言葉は同時に、言霊なのだ。
➡言霊を育てる
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樹下石上 ㊴・・・自作自演!?
タンカー2隻が攻撃された。
即座に、ポンペオ米国務長官は
「イランに責任がある」と名指しで非難し、
(最高指導者ハメネイ師が)
「安倍首相の外交努力を拒否し、
日本のタンカーを攻撃することで日本を侮辱した」と決めつけた・・・
あまりにも出来過ぎた筋書きではないか・・・
戦争とは、当事者たちの純粋な争いではなく
「仕掛け」というものが必ず存在する・・・
その仕掛けに、印象操作が掛け合わされて惨事は起こる。
それは歴史を見れば、枚挙にいとまがない・・・
たとえば、太平洋戦争を仕組んだルーズベルト大統領・・・
彼は1940年11月に3選を果たした際に
「あなた方の子供はいかなる外国の戦争にも送られることはない」と、
戦争しないことを公約にしていました。
(この公約が破られたことは、ご存知の通り)
まるでどこかの国のリーダーのようです。
真珠湾攻撃は卑怯な先制攻撃ではありません。
宣戦布告文書はありました。
しかし英文に訳す段階の人為的なミスが重なり
「宣戦布告」が約1時間遅れました。
また、ルーズベルト大統領は日本の暗号を読み解き
真珠湾の攻撃をあらかじめ知っていながら
ハワイには知らせていません。
いまのところ確たる証拠は出ていませんが、
かれが、日本と戦争をしたがっていたのは、
JB355という作戦で、真珠湾攻撃の5カ月も前に
わが国への攻撃を命令していたことからもわかります。
ただ、第一次世界大戦でアメリカ国民の心情は
「戦争反対」に深く傾いていました。
詳しいことは省略しますが
かれは、アメリカ国民の世論を戦争へ駆り立てるために
真珠湾攻撃を利用したのです。
かれの「仕掛け」はまんまとうまくはまり、
アメリカが参戦する大義名分をつくり、
世論を戦争へと煽ったのです。
だから、今回のことも どうか冷静に慎重に・・・
私たちは「気持ち」を吟味し
「情報」を精査しなければならない・・・
➡経産相 “ホルムズ海峡付近 日本関係の積み荷積んだ2隻攻撃”
そして、もうひとつ・・・
いまのような現政権にとって都合の悪い
「2000万円足りません」のような騒動を
いつの間にかうやむやにするために
外に敵を作り、国民の目を「外憂」一色に向けさせ
国民から大切な問題を消し去ろうとする・・・
これは、超古典的な
「逸らし」の手法であることも忘れてはいけません・・・
集団的自衛権の行使へと誘導し、
改憲の世論を作り出し、
自衛隊を国防軍に仕立てる・・・
すでにこんな記事も出ています。
➡ホルムズ海峡攻撃、安保法制との関係 集団的自衛権行使の要件とは
そういう準備をしている勢力がいるということです。
とにかく私たちは冷静になりましょう・・・
原因を作る実行部隊も
ニュース発信も
情報分析も
解決部隊も
すべて同じグループ・・・
そこには必ずダシに使われる人物(国)がある・・・
そこに、世論を捏造し掛け合わせる・・・
自作自演という方法は
戦争を仕掛けたい勢力の古典的な手法です。
歴史に学べ!は
こういう時に言う言葉です。
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樹下石上 ㊳・・・#ハッシュタグというムーブメント&アート
➡年金不足」問題を開き直る麻生財務相に捧げたい、約10年前の彼の言葉
tweetでは、究極のハッシュタグが出てます・・・
「#2000万円貯めるよりも自民党・公明党を落とすほうがずっと簡単です」

そして、当局も警戒するムーブメントが起きています。
#2000万円貯めるよりも自民党・公明党を落とすほうがずっと簡単です
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2019年6月11日
しかも昨日の決算委では、マクロ経済スライドのせいで現在41歳以下の人々は2000万円どころか3600万円も不足すると小池晃議員が暴いた。私も含め将来世代にとって次の参院選は「3600万円貯めるか自民党を落とすか」の戦いでもある。 pic.twitter.com/AwP9uKN6y2
また、いま人気上昇中の議員さん、小川さんのツイート・・・
年金不足2000万円問題、私にもたくさんの怒りのお便りが。
— 小川淳也 (@junyaog) 2019年6月12日
うちの秘書が一言
「100年安心」なのは「年金生活」でなく、「年金制度(の収支)」だったんですねと、、(怒)
思わず膝を叩いた!
なるほど、年金のバランスシートを気にしていたのか安倍さんは・・・
それじゃあ、野党とも、庶民ともずっと平行線ですわね。
でもそもそもバランスシート気にするなら
GPIFの2001-2017年度の収支が+63兆4,413億円なので
それで賄えばいいと思うのだが、
どこに消えてるんだろう・・・
今の国会の問題も全てお金の問題・・・
大企業優遇の税制を長年続けてきたために
国はお金がないという・・・
でもおそらくそれは、
わたしたちに増税をやむなしと思わせる方便・・・
お金の仕組みから根本に考えれば、
「足りないから増税」も、
「足りないから支給額減額」も
すべてまやかし・・・
➡MMT
➡お金の仕組み
経済評論家の森永 卓郎(もりなが・たくろう)さんが
面白いことを言っている・・・
これからの人生コースは3つしかない・・・
ハゲタカになるか、資本のしもべになるか、
アーティストになるか・・・。
お金持ちになりたいんだったらハゲタカになる事・・・
ただ、森永さんが見てきたハゲタカは
いつも不安で目が泳いでいたらしい・・・
なぜかと言うとお金って持てば持つほど、
失うのが怖くなるので、怖くて怖くて、
不安で不安で眠れなくなって走り続けるしかなくなるからだそうだ・・・
資本のしもべはどうか・・・
正社員として会社にしがみついて、
どんなパワハラを受けてもどんなセクハラを受けても
歯を食いしばって頑張るぞってやるっていうもの・・・
そして最後はアーティスト・・・
アーティストって画家とか音楽家とかっていう狭い意味ではなくて、
みずからのその感性だとか、
能力とかをうりにするクリエイティブな仕事・・・
いま、私はある生徒とともに
住み込みで山小屋の仕事&歩荷の仕事を探している・・・
(なにかいい情報がありましたら是非ご一報ください。)
いままでも、水族館のイルカの調教師や
高級老舗旅館の仲居さんも勧めたことがある・・・
そういう仕事は、学校はもちろん、ネットでさえ
なかなかリクルート情報はない。
ネットで調べ、直接、電話をかけ、手紙&履歴書を送り
そしてそこで働きたいと自分の熱意を伝えるところから始まる。
好きだから熱意も生まれるのだ。
今のエントリーシート制、登録制を否定はしないが、
必ずそこには労働者からの搾取がある・・・
本来仕事に就くというのは、
自分で知ってもらうところから始まる。
しかも直接に・・・
もちろん大企業に入ることは無理だ。
しかし、大企業に向いている人間だけではないだろう・・・
大企業やメーカーの就活をするのを表通りとすると、
私が勧める方法は裏道巡りだ。
裏道だからこそ見つかるいのちの輝きがある。
向こうからやってこないので、自分から探す。
森永さんは言う・・・
「どこに自分の幸せを見いだすかっていうのを
きちんと見極めて人生設計をするべき」
私も賛成だ・・・
ちなみに政府は、
われわれから合法的に搾取するハゲタカであるし
大資本のしもべであることは、言うまでもない・・・
前述のハッシュタグ・・・
「#2000万円貯めるよりも自民党・公明党を落とすほうがずっと簡単です」は
一人一票しかない我々の意思表示を何十倍何百倍にも広げる力となっている。
ツイートをしている人は一度覗いてほしい。
ハッシュタグは一種、アートだと思った。
われわれは、そういったアートで自分発信し
世の中を変えていくことだってできる・・・
そう感じている・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上 ㊲・・・無茶苦茶劇場
報告書をまとめるよう諮問したのは麻生大臣・・・
で、この答弁・・・
金融審議会市場ワーキンググループのみなさん、
ホントかわいそうです。
一日2時間半、12回にわたってまとめ上げた報告書ですのに・・・
何度も挙げて恐縮ですが、
もう一度この動画を「今」ご覧ください。
これ、今なら放送禁止になるのでは? #女王の教室pic.twitter.com/dZASbiOFSN
— rima (@rima_risamama) 2019年5月12日
はい、当てはまっています。
それにしても、今回の「2000万円足りません騒動・・・」
現物の資料を見るとわかるんですが、
やたらと投資信託の宣伝になっています。
恐らくこれは、TPP絡みで
外資系の保険会社・金融機関への利益を考える現政権に対して
金融庁のワーキンググループが、
ちゃんと忖度した資料だったのではないかと思うのです。
つまり、いっぱい保険に入ってね・・・
そうすれば、外資系の保険会社、金融機関へ利益がいくから・・・ね。
と・・・
もちろん、ちゃんとした老後を送れるために・・・
という願いもあったと思うのですが、
そうではない狙いのほうが大きかったのでは・・・
この報告書が、あまりにも庶民の反発をかいすぎて
選挙も控えてる中、これではまずいと
現政権からはしごを外された形になったのでは・・・
特に、二階幹事長などは、
「我々は選挙を控えてるわけですからね、
有識者 その人らだけが勝手に言ってんじゃないの。
自分たちが置かれている立場をもっと真剣に考えなきゃいけない。
厳重に注意しておきます」って・・・
だから、麻生さんが関わって諮問したんですって・・・(苦笑)
金融庁のワーキンググループはさぞびっくらポンだったのでは・・・
そんな風に読み解いておりますが
みなさんはいかがお考えでしょうか・・・
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genre : 心と身体
tag : 2000万円足りません金融庁無茶苦茶劇場
樹下石上 ㊱・・・華麗なる?両班たち
10日の参議院決算委員会・・・
決算委員会は、参議院のみに置かれる常任委員会ですので
「政府に対するチェック機能」をしっかりと果して頂きたいなと思います。
さてさて・・・久しぶりに質疑が行われた国会の委員会・・・
老後の2000万円不足問題で
AAコンビの苦しい答弁からはじまりました。
➡「年金不足報告書」首相、誤解を与える
それにしても麻生さんてどうして
あんなに言葉遣いが悪いんでしょうね・・・
余談ですが、麻生さんはあの大久保利通の玄孫にあたります・・・

➡華麗なる一族より
右上の三島弥太郎(みしまやたろう)は
あの大河ドラマ「いだてん」でも出ていますが
初のオリンピック陸上100M選手の三島弥彦の兄です。
第8代日銀総裁です。
ちなみに、明治以降
AAコンビ&福田・宮沢元首相などの系譜がこれです。

➡トヨタと天皇と安倍晋三はとても近い親戚です。現在も日本経済を支配しているのは、大室寅之祐に与した「田布施一族」です。より
明治以降、今の政治・経済が
いかに一部の系譜の人間だけに
受け継がれ続けているかがお分かりかと思います。
もっといえば、実は我々は誰も選べていないことになります。
麻生さんが、報告書を全部読んでないのに
あそこまで開き直れる理由も想像できます。
最近やたらと NHKの大河ドラマや朝ドラが、
幕末や明治維新(明治時代)をとりあげるのか・・・
それは自分たちの祖先の活躍だからです。
NHKの忖度でしょう・・・
彼らにとっては、My historyです。
われわれにとっては、単なる His story です。
ちなみに、年金について
首相は答弁は、
「民主党時代は下がって、自民党時代に上がっている」
とおっしゃっていますが
グラフにした方がみえますのでご紹介いたします。
こんな時間ですけど衝撃で。
— 尾張おっぺけぺー ㊗️自民102連休🎉 (@toubennbenn) 2019年6月10日
安倍答弁は記憶ベースで、数字も拾ってグラフにし落とし込んだだけで手直し(もしかすると訂正)があるかもしれませんけど。
安倍主張①民主党政権時代一度もプラス改定をしていない、は正しい。
安倍主張②平成31年度プラス改定も正しい。
でもさ、これだよ? 大丈夫? pic.twitter.com/eOagmfPAn8
確かに、31年度は「67円」プラスですが(笑)
➡平成 31 年度の年金額改定についてお知らせします ~年金額は昨年度から 0.1%のプラス改定です~
67円は消費税増税で軽く飛んでいきますわな・・・
自慢できるものではないのですが
それを自慢できるのは、
おそらくあの系譜のなせる業だと思います。
なんか悲しくなってきます。
ちなみ、自民党が女性雑誌とコラボで
Tシャツプレゼントキャンペーンを始めました。
➡ファッション誌ViViが自民党とのコラボキャンペーンをスタートするも多くの批判が寄せられる
大切なことをきちんとやらずに
どうでもいいことをきちんとやる・・・
印象操作はもちろん、嘘・改ざん・ごまかし・・・
それらも全て許され、
わたしたち庶民の声は届かない・・・
韓国の歴史ドラマで、両班を見ていると
今の日本の政治家と本当にかぶってしまいます。
まさにいま、両班の政治なのです。
両班:王族の次の身分として享受することは享受し、納税・他国の士族が負うような軍役の義務さえなかったため、「朝鮮の官人はみんなが盗賊」「転んでも自分で起きない」「箸と本より重い物は持たない」と兵役免除、刑の減免、地租以外の徴税・賦役免除、常民に道や宿の部屋を譲らせる権利や家・衣服・墳墓・祭礼などに常民以下に様々な特権を持って、住民から金銭も払わずに収奪していた。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上 ㉟・・・分断されず、統治されず
岐阜のキリスト教会へと向かいました。
お陰様で、母は元気に過ごしております。
乳房のしこりは、小さなお椀の蓋大で
傷口の様子も一進一退を続けていますが
びわの実をとったり、梅の実を楽しみにしたりして
健康寿命を延ばしております。
私はいかなる宗教にも帰依していませんが、
各宗教の成り立ち(歴史)や
人々がどうして信仰を持つのかにはいささか興味があります。
昨日は、旧約聖書の創成期1:1-9で
バベルの塔のお話でした。
バベルの塔は、キリスト教徒でなくとも
よく知られているお話で、聖書にはこう記載されています。
全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いていた。東の方から移動した人々は、シンアル[4]の地の平原に至り、そこに住みついた。そして、「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。主は、人の子らが作ろうとしていた街と塔とを見ようとしてお下りになり、そして仰せられた、「なるほど、彼らは一つの民で、同じ言葉を話している。この業は彼らの行いの始まりだが、おそらくこのこともやり遂げられないこともあるまい。それなら、我々は下って、彼らの言葉を乱してやろう。彼らが互いに相手の言葉を理解できなくなるように」。主はそこから全ての地に人を散らされたので。彼らは街づくりを取りやめた。その為に、この街はバベルと名付けられた。主がそこで、全地の言葉を乱し、そこから人を全地に散らされたからである。
— 「創世記」11章1-9節
一般的に、このお話は、
「人類が塔をつくり神に挑戦しようとしたので、
神は言葉をバラバラにして、二度と協力し合えないようにした」
という教えになります。
しかし、私などは、
ついつい冷静にひねくれてみてしまいます。
このお話は、ノアの箱舟の後なので
また洪水になっても高所に避難できるように
この塔を建てたのなら
人間の知恵としてとても自然なのでは・・・
そう思ってしまうのです。
それに言語が同じなので
お互いのコミュニケーションがはかれて
その結果、仕事がはかどり、
塔の建設に成功したのなら
とてもいいことではないか・・・
神はなぜそれを喜ばないのかな・・・
それにしても言葉を乱すとは
神は何ていじわるなんだろう・・・
などと、そんなことを思いながら説教を聞いていたら
ついつい寝てしまいました(笑)
バベルの塔の話を聞くといつも思い出すことがあります。
「分断して統治せよ」
これは闇権力の常套手段です。
わたしたちが同じ気持ちになったり
相手を察して労わり合えば
強い力となります。
ときには規制権力や
既得権に立ち向かうことも可能になります。
そういう人間の「善」の部分を遠ざけ
わざわざ格差・分断を作って
敵・味方を誇張して
互いが互いを牽制しあい
弱め合う働きを作り出します。
昨今の痛ましい事件・事故は
「引きこもり」
「上級市民」
「適応障害」
などへの過度なルサンチマン(憤り・怨恨・憎悪・非難)に溢れ
マスコミもそれをあおる形になっています。
SNSは特に注意です。
分断されて統治されないように・・・
ちなみに、EU議会の建物がバベルの塔をモデルにしているのは
なんとも不気味な感じがします。

冷静に、しかも暖かく・・・
そうやって次の一歩を歩みたいものです。
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genre : 心と身体
tag : バベルの塔
樹下石上 ㉞・・・選挙と報道
選挙に関する重要な情報は流れず、
有権者にとっては情報貧困の状態が続いています。
現在国会は、今国会では、総理が出席して行われる予算委員会が、
衆議院では3カ月以上、参議院では2カ月以上も開かれていない。
予算案可決後の予算委員会は、
国会が内閣をチェックする重要な役割を果たす場である。
➡なぜ自民党は予算委員会開催を拒否するのか? 熟議拒否が議会制民主主義を壊す
これでは、国民は吟味のしようがない。
実は先日・・・
とても身近な場所で、
無知×洗脳の行く先が
本当に「エライこと」になる・・・
そういうことを目の当たりにして、
つくづく「調べること」「知ること」の大切さを知った次第です。
情報というのは、
別にどこの国でも公正なものはないと思いますが
特に我が国の情報はひどいものだということが
国連報告によってうかがえます。
➡日本メディアの独立懸念 国連報告者「政府は勧告未履行」
ですから自分で調べないといけないわけですが、
それでも本当に真実は何か?
ということは、実に難しいものです。
それにしても、いったいいつからこんなに
「印象操作」行われるようになったかがわかりました。
それは、2013年の改正公職選挙法からのようです。
(第二次安倍内閣2012年(平成24年)12月26日~)
➡常時監視、反論、削除、自民党のネット工作
特に自民党は、当時から大掛かりに分析・監視をはじめました。
2015年時点で、情報ネット関連の大企業6社がかかわっています。
また、「自民党ネットサポーターズクラブ」という
ボランティアもしくは有償団体まであります。
(会員数:約1万9000人)
立候補予定者対するネットでの書き込みを分析、監視し、
「ネット上に誤解に基づく情報があるならば、
正確な情報を発信し修正する。」そうです。
正確かどうかは、眉唾物ですが・・・
➡自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導 ネトウヨその世界5
今はもっと進んでいるでしょうね・・・
フェイクニュースをかき分けて
真実を探すのはますます大変です。
「無知」というのは、
自分が「無知」とわかっていないことから起きます。
私も気を付けないといけません(笑)
ところで、不気味にも、
今の政権がこの本の通りになっているのは
笑うに笑えない事実です・・・
最近気になった本
— 小川淳也 (@junyaog) 2019年6月6日
「民主主義の死に方」
民主的独裁者は、
①明確に違憲違法行為は行わないが、秩序を支える無数の不文律を壊す
②中立機関の人事に踏み込む
③野党を正当な競争相手でなく、殲滅すべき「敵」と看做す
読めば読むほど怖い本です。 pic.twitter.com/XT2PsZOkQ3
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樹下石上 ㉝・・・両班のやり方
➡麻生氏「早期に老後資産準備を」 都内会合で
ではとりあえず、消費税をなくしていただかないと・・・

「税金増やすけど、貯めてね♡」といわれましても・・・
消費税は、年収が低い若者ほど
負担率が高いです。

「収入が低い人ほど貯金できる余裕がなく
収入のほとんどを生活費に回してしまうため」です。
➡消費税10%増税でいくらの負担増になる?年収別まとめ
さすがにデータとして
そういったことはわかっている上での麻生発言だと思いたいですが、
だったらどうして???
李氏朝鮮時代の韓国ドラマを見ていると
「大同法」というのを時々耳にします。
(1600年初頭)
財政不足から、特権階級の両班からも税金を徴収するしくみです。
中間搾取をおさえ、民の負担を減らし、
国家財政の確保をはかったものです。
国王がそれをしようとしても
遅々として進まない・・・
なぜか・・・
それは、土地1結につき米12斗を収めるしくみで
たくさんの土地を所有していた当時の両班たちは
自分たちの資産が減ることを嫌がったため猛反対したからだ。
持っているのに手放さない・・・
朝鮮全域で大同法が施行されるのに100年かかったらしい。
今の日本でも、持つに余りある両班から大同法で
納付してもらえば、ずいぶんといろいろとスムーズにいくと思いますが・・・
既得権というものは、
今も昔も貯めるだけ貯めたがり
奪いたいだけ奪う・・・
最近の日本を見ていると
そんなことばかりでホント辟易としてしまう。
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樹下石上 ㉜・・・糸とボタン
日本の繊維事業をアメリカに売った。
糸と繩の取引と言われた。
昭和44年から47年にかけてのことだ。
紳士服と婦人服のオーダーを承って
生活をしていた我が家の様子が変わったのは
まさにこのころだった。
アメリカから安い繊維がどっと入ってきて
国内の繊維業界とそれに関連するウチのような商売は
大打撃をこうむったのだ。
それまでは、駅前や隣町に行って
背広のネーム(刺繍)や布に合うボタンを探しに
母と一緒に出掛けたものだが
思い返せば、このころからめっきりと行かなくなっていった。
つまり我が家に仕事がなくなっていったのだ。
昔よく連れていかれたボタン屋は見るも楽しく、
自分で作らないくせによく母に
「このボタンはどう?」なんて
いっちょ前に意見して選んでいた(笑)
そのころのボタン店はちょうどこんな感じ・・・

(画像はこちらから→在庫8000個のボタン屋さんに寄り道)
壁に積まれた小箱の前面には
大きさも様々な色とりどりのボタンが並んでいた。
そんな思い出からか、
安く買ったシャツのボタンを
総入れ替えしたくなる時がある。
これは、市内の某有名激安店で
300円ほどで買ったシャツ・・・
もともとついていたボタンは
半透明の白で何か物足りない・・・
古く擦り切れてしまったシャツのボタンをすべて取って
それをこちらに付け替えた・・・

単なる自己満足だが、
父や母のボタン付けを見てきた私は、
自慢ではないがボタンは几帳面につける・・・
ボタンを付けていると気づくことがある。
親から子へと受け継ぐものは
ボタン付けという具体的な技術だけでなく
思い出とともによみがえる
父や母の「思い」・・・
そういったものが
本当の意味での財産なのだと気づかされる・・・
工夫すること・・・
手を使うこと・・・
生活心を豊かにすること・・・
そういったことが
私の中に確実に根付いている。
お陰様でありがたいことだ・・・
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樹下石上 ㉛・・・真・働き方改革
よく言われる言葉です。
特に昭和人がよく言います。
しかし、わたしは、
この言葉があまり好きではありません。
なにか、強制感と悲壮感が漂っているからです。
おそらく誰だって
お金のためだけに生きたい!と思わないでしょう・・・
もっと楽しく自分らしく生きたいと願っているはずです。
最近、金融庁が人生100年の時代、
老後は2000万円必要とニュースが流れましたが、
➡人生100年、年金頼み限界 金融庁試算「貯蓄2000万円必要」
そうしなくてもいいように
年金があるのではなかったでしょうか・・・
最近運用で15兆円を溶かした
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の動画を見ると
2001年度からは56兆円ほどのプラスだそうですが
それでも足りないなら、特別会計から回せばいいのに・・・と思います。
いや、もっといえば、早々に紙幣を刷って
ベーシックインカムを実施すれば、もっと簡単です。
ハイパーインフレになんかならないと思います。
そのときこそ、税で調整すればいいだけです。
税は、国の足りない資金を補うものではなく、
(これも偽りだとばれてますが・・・)
紙幣の流通の調整に専念するべきです。
無いものからとるから、
いまのような世の中になるわけで、
余っているものをとるのなら、
もっと生きやすい世の中になります。
おそらく、闇権力は
私たちをお金の奴隷にしたいわけですから、
いまの世の中は、見事成功しているわけです。
以下のデータでもわかりますが、
— Moira_ドラッカーの教えと平和・社会/共産主義 (@sugi_moira) 2019年6月5日
みんな生きるだけでも大変です。
母子家庭はさらに大変です。
うちは母子家庭だけど 母には大学まで出してもらった。その分 母は貯蓄ゼロで 年金では食べていけないので、毎月3万位送っている。
— さらさら (@lMHrPNiBiJMFC6Q) 2019年6月5日
2000万貯められる訳ないよね。
親の面倒も見なきゃならない人達大勢いるんですよ!
介護を考えると自分も働けないし、共倒れしそうな方々も沢山いるんですよ!
増税します。
年金は減ります。
2000万円貯めてくださいって・・・(苦笑)
政府はどこまでも無知恵で無慈悲です。
いまの時代、「食う」ためはもちろん、
税金のために、家賃のために、
ただそれだけのために働く要素がかなり強くなってきています。
さて、どうでしょう・・・
もし、「食う」ためだけなら、
いまの収入の何分の1かで暮らせるはずです。
そういうと、毎日遊んで暮らすのか?とか
毎日休みだったらもっと遊ぶお金がいるぞ・・・とか
そういう人がいますが、
毎日お金の心配もなく、
何をしてもいいとなったとして、
本当に人は毎日遊ぶでしょうか・・・
結構な割合で人は
「何かをする」と思うのです。
だって、暇ですから(笑)
「働かざる者食うべからず」は
どこか強制的な労働のにおいがします。
この言葉に近いものが、憲法第27条の
「勤労の義務」
・・・すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う・・・です。
実はこの27条が生まれた経緯は、
意外なものです。
憲法をよく、アメリカの押し付けだったという人がいますが、
それは少し違います。
たしかに、GHQ案がありました。
しかし、その後政府草案が出され、
帝国議会で審議されています。
もちろん、GHQの意向内ということになりますが、
全くの押し付けではなかったのは、事実です。
憲法第9条も、時の首相幣原喜重郎の案ですし、
この27条も旧社会党の提案です。
勤労の義務は、怪我をした人や、病気の人など、
何らかの心身不全の状態の人に、
無理にでも働かないとダメだというものではなかったのです。
そのために戦後社会保障が充実してきたのでしょう・・・
実は、この27条は、
当時の資本家や大地主が多くの不労所得で
生活をしていることへの牽制だったのです。
私の母方の曾祖父や祖父は大地主でした。
もし、GHQが入ってこなければ
わたしは、大地主の孫・曾孫で
悠々自適の左団扇だったことでしょう・・・(笑)
祖父は、戦後、大地主のてっぺんから
財産没収、家なしのどん底に転落しています。
不労所得を失い、全財産を失ったのです。
私は祖父に会ったことがありませんが、
彼はそのとき生まれてはじめて、
働くとは何か、人とは何かを知ったのではないでしょうか・・・
「働く」とは、
自分も含めて、誰かの力になること・・・
いまの私の「働く」は、父母はもちろん、
曾祖父や祖父の人生から学ぶことも多いです。
お金は大事です。
でもその為だけに人を無下に遣ったり
逆に、自分を酷使するのが人生ではない・・・
あの世で、じぃじ二人が微笑んでいるような気がします。
政府は高齢化や少子化のせいにしないで
今一度、お金の原点、社会保障の原点に返ってもらいたいです。
誰のための社会保障か・・・
そして、我々はもう一度「働く」ということの
本当の誇りを取り戻したいと願います。
人が人のお役に立つ・・・それが「働く」・・・
人類は、そういう原点の中で生きたがっていると
私は信じています。
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樹下石上 ㉚・・・まじですかぁ!?
➡2019年5月世論調査まとめ|与党支持率はやや上昇
あの、私個人の意見で恐縮ですが・・・
「まじですかぁ!?」
という感じです。
まだ支持するんですか?というのが正直な感想です。
改ざん政権とマスコミですから
情報操作されているんでしょうが、
おそらく、衆参同日選挙は近いでしょう・・・
この支持率に影響を受けて投票する方もいるでしょうから、
もうため息しかありません・・・
マスコミはイメージコントロールが得意です。
例えば、先日の日経のグラフ・・・
縦軸をわざと間延びさせて「給料UPしてます!」の演出をしています。

➡初任給とは 大卒5年連続増加、2018年春20万6700円
しかし常識的な縦軸をとれば、こうなります。
これはあまりにひどいんで、急遽、実際のグラフをエクセルで作りました! pic.twitter.com/YpyfsTNhZV
— ながぴい (@Nagapiii) 2019年6月4日
そして、庶民の感覚に近い手取りでグラフを作成すれば・・・
総支給じゃなくて手取りだとこんな感じかもしれません。
— クロレ@プログラマー (@v_kurore) 2019年6月5日
年々税金が上がってきてますから...
もっとひどいかも!? pic.twitter.com/l8UAJkd1c4
となるかもです・・・
選挙が近くなると、イメージアップされた情報が飛び交うことを意識して
リテラシーを磨いていきましょう・・・
➡情報リテラシー
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tag : 情報リテラシー
樹下石上 ㉙・・・やっぱり、やっぱり・・・
この実験を見て、今の子どもたち、未来の子どもたちに
電磁波だらけの世界は残したくないと思うのが自然ではないでしょうか・・・
➡WiFiやスマホの電磁波が生物に与える影響が一目でわかる写真

さらに、2020年のオリンピックに向けて
世の中は確実に5Gの世界になります。
(第5世代移動通信システム)
4Gと比べて100倍の通信速度になるそうです。
そうなれば当然、電磁波もかなりの量になります。
➡5G電波と全方位監視から逃げるための都会脱出計画を!
これでまちがいなく、日常的に片頭痛の人
原因不明で体調不良の人が触れるかと思います。
できることは、自分自身や自宅に
どうしたら放電できるかの知恵を身に付けるしかありません。
自分の健康を、自分で整えるすべを身に付けなければいけませんね。
なんにしても・・・
本当に不自然な世の中になりそうです・・・
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樹下石上 ㉘・・・熊野、ソフトボール高校総体予選
熊野までソフトボールの高校総体予選を見に行きました。


うちの塾のような小さなところに
二年連続同じ中学のエースが在籍して
しかも、またまた同じ高校に入学しましたので
やはり応援に行きたくなってしまいます。
もちろん3年生が中心のチームで
その二人は出場していませんでしたが、
チームの一員として頑張っている姿は、

同じスポーツをしてきた人間として
まさに「同心」・・・力が入らざるを得ません・・・

準決勝では見事に勝利・・・
しかし、決勝では残念なことに負けてしまいました。
決勝では、画像を撮り忘れるほど
思わず集中してしまいました。

(決勝前の練習風景)
3年間頑張ってきた選手やそのご家族、
そして、支えてきたマネージャーや
ベンチに入れなかった3年生もいたかもしれないと思うと
部外者ながら、いろいろな意味で感無量になりました。
素晴らしい試合を見せていただき
本当にありがとうございました。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上 ㉗・・・どこまでも薬で!?
➡「上は130、下は80未満」高血圧学会、目標を設定
いったいどこまで下がっていくのだろう。
だいたい、人間のからだって
そんなに変わるものだろうか・・・?
ちなみに、昔は年齢によって数値は違っていた。
年を取れば、血圧が上がるのは自然なことだからだ。
1960年代、「最高血圧=年齢数+90mmHg」が正常だった。
1970年代、世界保健機関(WHO)が、
高血圧を上を160以上、下を95以上と規定した。
1993年に、WHOと国際高血圧学会(ISH)が
正常値の範囲を「上が140未満、下が90未満」にさげた。
そして、2004年、日本高血圧学会は、診療指針を改定し、
65歳以上の高齢者については、「降圧目標値」(下げるべき数値)を
従来のグレーゾーンの「140~160」から「140未満」に引き下げた。
2008年、75歳未満の成人すべてが目指す降圧目標を設け、
収縮期血圧130ミリHg/拡張期血圧80ミリHg未満と定めた。
そして今回、120/80未満を「正常血圧」とし、
これまで「正常域」としていた130~139/80~89を
新たに「高値血圧」と分類。薬による治療を始める目安とした。
実は、この数値には根拠がないばかりか
高血圧群の患者さんの死亡率が上がったのは、
血圧を下げすぎたからというデータもあるようです。
お医者さん・・・お願いです。
そんなにお年寄りを不安にさせないでください。
母も降圧剤を飲んでいますが、
これを飲み続けないと倒れるからといつも不安になっています。
本当にそうなのですか?
2008年に180から130へ下げた時、
降圧剤の売り上げが、2000億から1兆円になったそうですね。
5倍です。
そんなにお薬を売らなければいけませんか?
今回10下げたのは、
まさかお薬の売り上げ目標ではないですよね・・・
どうか数値を使って根拠のない不安を
必要以上にあおらないでください。
お年寄りは、「先生」のおっしゃることで
毎日の安心が変わってしまうのです。
お医者さんでさえ、
➡血圧の目安 高血圧は「90+年齢」以上
とおっしゃっています。
母にはいつまでも健康寿命で
人生を楽しんでもらいたいですから・・・
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