夏がいく・・・2017
今年は、ソフトボールの応援ではじまり・・・
夏期講習・・・
宙の森の竹きり体験・・・
そして、夏の打ち上げ・・・
こどもたちとプライベートで接していると
塾ではわからない意外ないい面がたくさん見られて
本当に楽しいし、頼もしいです。

「いまどきの子たちは・・・」
と、とかく大人であるわたしたちは言いがちなのですが
それは わたしたちもそう言われて来たこと・・・
大人のわたしたちより、「いまの子どもたち」の方が
つねに 柔軟で、進歩的で、可能性を持っていること・・・
そうでなければ、人類はとっくの昔にほろんでいたこと・・・

彼らが、わたしたちと同じ年齢を迎えるころには
日本の人口は、1億人を割りこみます。
いまの中三が大学受験の時には
そのシステムが大きく変わるのだけれども
あいもかわらず、
生きていくにはとか 食っていくには・・・というテーマで
システムをいじくって、よけいに生きにくい世の中にしていくのも大人たち・・・
わたし個人としてはそんな古い価値観を彼らには残したくありません。

この世にいのちを授かったということは
それだけで十分に生きていけるから授かったわけで・・・
何にも心配することなど一つもない・・・
生きていること・・・それは本当にすごいことです。
なんとかなります。
いのちは そんなにやわでないと思います。




国や地方自治体のシステムを変えることで
確かに便利になることも多いかもしれないけれども、
もっとちいさく、個人的なことで
互いに根っこから 栄養補給をすることの方が
ときには大切な気がします。
いのちあるものが いのちあるように・・・

今年の夏も
みなさん本当にありがとうございました。
2017 晩夏
火・風・水・土 ~宙の森体験授業2017・夏②~
火・風・水・土 ~宙の森体験授業2017・夏①~
「インスタ映え・・・」
「BBQは都会では、ステータスシンボル・・・」


火・風・水・土に思い切り触れることは、
どうやら都会や若者の間では
「インスタ映え・・・」
「BBQは都会では、ステイタスシンボル・・・」
そういうらしい・・・(笑)
1日目・・・
竹を切りに行く・・・
お昼ごはんは自分でおむすびを握り・・・
いざ、伊賀の山へ出発・・・



次の日の竹の飯ごうを自分で伐採・・・



みんな大きくなったね~



今回、いっぱいお世話になった塚本のおじさん・・・
伊賀の土地と人に愛されるスーパーおじさん・・・


ぶどうもトマトも狩らせていただきました。
ありがとうございます。
これらの材料を使って
2日目は・・・
つづく・・・
父の遺言③
はじめて自分で何かをこさえた(つくった)!と記憶にあるのは
その辺にあった木の端材でつくったブルドーザーだった。
特に重機がすきというわけではなかったが
端材をさわっているうちに
これはブルドーザーになるなーと思ったに過ぎなかった。
できばえだって、今もしそこにあれば
なんだこんなものか・・・とがっかりするに違いない。
ただ、作り終えたときの充足感は
今でも心の奥にはっきりと残っている。
人が工夫して何かを作ることは
なんというか・・・
己という存在の肯定につながる
大切な何かであると今でも思う。
父のつけた紳士服のボタンは、
10年取れなかったという。


これは、少なくともいまから40年以上前に父がつけたボタンだ・・・
冬物のコートに付けられたそのボタンは
まったくもって堂々たるつきっぷりで・・・
「10年持つ」を軽く超えて、いまでもとれる気配は微塵にない。
ボタン、糸、布・・・
ひと針ひと針、穴をくぐったであろう針と
父の手の動きを感じさせるそのボタンは
もはや物を超えた畏怖の対象となる。
残された物は
手作業をした主の存在そのもので
父がまさに そこにいるようである。
父の遺言③
なんでも工夫できる
自分でやってみなさい
今年の夏も ソラノモリ体験を行う。

わたしのやることだから
父の手作業には到底及ばないが
手から生み出されるものは
決して物だけではなく
あなたたちの存在とその実感であることを
少しでも伝えられればいいなと思う。
今年も暑くなりそうだ・・・
