みなに支えられてのSelfは、とても美しい ~自力整体&PotLuckを終えて~

小学校時代は素行も悪く、
悪友にそそのかされて、
ヒンドゥー教の戒律で禁じられている
肉食を繰り返していただけでなく、
タバコにも手を出し、タバコ代を工面する為に
召し使いの金を盗み取ったこともあった マハトマ・ガンディー・・・

そのガンディーの思想に共鳴し、無一文で2年半かけて、
核大国の首脳に核兵器の放棄を説く1万4000キロの平和巡礼を行い、
1973年から英国に定住した サティシュ・クマール・・・

大気、河川、土壌などの自然資本、
道路、橋、港湾などの社会資本、
医療、教育、金融システムなどの制度資本、
自由に売買されては大切な何かが失われると予感し、
社会的共通資本(今の持続可能な社会という概念の原点)という考えを打ち立てた・・・宇沢弘文

これらの美しい生き方の人に出会うたび、
知りたいことがたくさん生まれる。
そして、やれることはやってみようと勇気も生まれる。

21世紀に入り、
グローバリゼーションという名で
新自由主義が世界中で推し進められ、
自由化という偽のきれいな名のもと、
全ての資本が株価にかわり、
世界の1%の金融資本家たちに吸収される時代の入って20年ほど経つ。

わたしたちが目指そうとした美しさは
海から昇る朝日であり、
西の宙に沈む太陽に照らされる棚田であり、
花火を楽しむ子どもたちの歓声であり、
思わず口ずさむ大人の鼻歌・・・
そういうものではなかっただろうか・・・

格差社会などといわれ、
若者が学びよりも借金返済に明け暮れ
文字通り心も体もすり減らす世の中は
決して尋常ではない。
私たちは、取り戻すものは、
取り戻さないといけない。
小さな手に戻し、バトンパスしないといけない。

かつての偉人、現代の偉人との対話は
いろいろあるが、要するにたった一つになる。
「どうしたらその美しい心と生活を維持できるのか」

そして、
きっとその方法は
自分で探さないといけないことも
すぐさま気づく・・・
時代も、
生まれた環境も、
国も、
今ある状況も全て違うからだ。

やり方があり
そのとおりにやってみて
そしてうまくいく・・・
決して間違った方法ではない。
しかし、
「やり方どおりにやることよりも大切なこと」がある。
それは
その「やり方」は自分が見つけたものなのか・・・
自分の「見る目」を持って
探し、見つけ、これだ!感応し
自分の人生の目的に合うものなのか・・・
たくさんのノウハウやツールが存在する現代、
それを探すことができ、感応するのはごくごく少ないはずである。
その「見る目」が、「どう生きるのか?」という問いと同義である。
人生は長いようで短い。
全てのやり方を試すような長さはない。
だからこそ、おのおのが、この「見る目」に全てをかける。
私とて「見る目」に自信があるわけではない。
ないが、やっていくしかないし、それが楽しい・・・
「見る目」・・・
これは教えて身につくものではない。
たゆまない学びと
鈍らせず磨き続ける感性のなせる技である。
そして、子どもの前で
大人が何をしているところをみせるのかが
ものすごく重要になる。
やれといわなくていい。
見せるだけいい。

グローバリゼーションも
新自由主義も
じつは、一部の人間が
99%の人間の富を合法的に吸収する装置だと
やっとわかってきた。
「国境をなくす」というのは、
心の理想ではなく
お金を合法的搾取するための方便であった・・・
そんなことがやっとわかり始めた今だからこそ
提案したいことがある。

もっとSelfを鍛えよう。
つまり、学ぶということ・・・
人から、書物から、ネットから、そして自然から・・・
自然界のシステムは本当に完璧です。
太陽、水、土、風、鉱物、微生物・・・
それらが行う「はたらき」を
もっと知って、活用して、身に付けよう。

昨今、畑作&漬物、味噌、びわエキス、梅干、梅ジュース・・・
そういったもの作ってよくわかったことがある。
それは、熟成という「時間」が加わることで
どれ一つ材料に無駄なものがなくなり、
さらに、おすそ分けという関係の広がり・・・
自身の健康が増し、
おいしいとは何か、
美しいとは何か
そういったこと全てが「循環」というキーワードとともに
恩恵としていただけて、次にバトンパスもできる。
資本主義の負の特徴は、
①大量生産・大量消費・大量破棄
②富が、人間同士だけの強い・弱いの上下関係の中で生まれ、中間搾取の最大化で育つ
③個人資本の増大のための、その他、大衆庶民の酷使
図にすればこうなる・・・

(1911年の世界産業労働組合によるポスター「資本主義のピラミッド」。各層の文字は上から「資本主義」「我々はあなたを支配する」「我々はあなたを馬鹿にする」「我々はあなたを撃つ」「我々はあなたのために食べる」「我々は全員のために働く、我々は全員を養う」)

自然の恵み、全てを含んだ輪の関係ではないシステム、資本主義・・・
カネがカネを生むシステムを維持するために、全てが利用され、
「人間関係やご縁」を繋ぐのは、このシステム維持するため・・・になりがち・・・
気持ちのいい循環に参加している!?爽やかさ(勘違い)が、いずれ失われていく・・・
「奪われたものよりも、多くを手に入れなければ生きていけない」
未開発の国土や資源が多い時代はそれでも良かったのかもしれない。
しかし、よく考えれば、こういったイデオロギーが何百年とそう続くわけがない。
鎌倉時代の元寇の後始末がうまくいかなかったことや
秀吉の朝鮮出兵の苦い経験、
江戸時代末期の財政破綻などからも、
すでに時代が証明しているではないか。
資本主義は、18世紀に始まったが、
当然、400年、500年と持ちそうもない。

自分が出せる「共力」の‘力と幅’を広げよう。
知恵でも、モノでも、愛情でも
交換しても、差し上げても、
全く減らない「なにか」をもっともっと増やそう。
そして、それらを分かち合う仲間をもっともっと増やそう。
共有型Selfをどんどん鍛えよう。
そして、補い合った共有型Selfでは、
結果的に「弱さ」や「できないこと」は、
どんどん小さなことになっていくと思う。
これが、これからもおとずれるであろう、
「正体のあやふやな、根拠の確かでないもの」がやってきても
大丈夫!と思える対処法のような気がする。
どうぞ、皆さんの知恵もどしどしお貸しください。
みんな、偉人になんてならなくていい・・・
一人の百歩より
みんなの一歩・・・

自力整体&PotLuckにご参加いただいた皆様、
ありがとうございました。
もらい もらわれ、与え 与えられ・・・
再び、またまたたくさんの輪が生まれますように・・・
27日は、自力整体とPotLuck ヽ(*゜∀゜*)ノ
自力整体とPotLuckです。
午前は・・・

治癒力工房 宙 吉田さんによる
《五感バランス「自力整体」体験会》を開催いたします。
日時:8月27日(土)午前中 10時~11時 60分間
その後ランチ
場所:津市南丸之内13-20
料金:piyoさんランチ付き 2000円
こちらは口コミで満員御礼・・・ありがとうございます

そして、午後は・・・Potluck


(前回の様子)
持ち寄りご飯のことをパーマカルチャーでは「Potluck」といいます。
これまで何回かAddCafeで持ち寄りで食事会をしてきましたが
Potluckの良さは、
「おいしい!」・・・皆さんのいろんな手作り料理をいただけるから
「たのしい!」・・・手作りの料理を囲んで楽しい会話、歌!?・・・
「つながる!」・・・日頃の情報交換はもちろん、料理のレシピを聞いたり、由来を尋ねたり・・・
食事ってこんなに楽しかったんだ~と心から思えるひと時です。
8/27(土)
15:00~AddCafeにてやり始めます。
三々五々、是非お集まりください。
持ち物:
料理一品(手作りだとありがたいですが、手作りでなくてもOKです)
各自お好きなドリンクを持ってきてください。
(今のところすでに7・8人のご参加をお聞きしています。)


笑顔で人生をDIY(Do It Yourself)・・・
衣食住の中でも特に大事な「食」と「からだ」・・・
小さな人の手に、自分の手に・・・
少しだけ引き戻す時間を過ごしませんか・・・
よろしければご一緒にどうぞ・・・
宙の森体験授業 2016夏ヽ(*゜∀゜*)ノ
毎年恒例になって来ました!
宙の森体験授業・・・

今までいろいろと作ってきましたが





今年のメインは
滑り台作り(そのままプールに飛び込むぞ!ウォータースライダー)でした。

3年目のSちゃんは、もうかなり頼れる存在となって

こんな感じです(笑)
もうすっかり一人前です。
子供って本当にすごいと思います。


初日の作業ですっかり滑り台の原型ができてしまいました。
早速、試し滑り・・・

中学生の生徒に滑り台作るというと
え、本物作れるの!?と少し驚きます。
はい、作れます!
と答えますが、もちろん作るのは、私もはじめて・・・
そして、子どもはもちろんはじめて・・・
このはじめてを共有するのが本当にいいのです・・・

作るからには、決して子どもを落胆させたくないという思いがあります。
でも大丈夫なんです。
いつも子どもの歓声をイメージしながらやっていますから・・・(笑)
わかっていること、
できるとわかっていることを教えることは、とても簡単です。
でも、自分も初めてで先生も生徒もなく、
手足を使う、一人の体験者として
子どもとともにありたいのです。
それが本当に楽しいです。
出来上がったときは子どもと同じように嬉しいのです。
なんでも、既存のもので、あるもので遊ぶのではなく
何かをこさえて遊び、いただく・・・

小さい頃の夏はそうあってほしいのです。

だれかが作った小さな電子音のする箱と
にらめっこの夏ではなくて


自分の手足でつくった、
素足の感触のある、
楽しい、おいしいを覚えておいてほしいのです・・・



「工夫」の余地がある道具と遊具で
新しいことに創造をめぐらしてほしい・・・
神様が与えてくれた自分の才能と時間を
どんどん冒険や創造に使ってほしい・・・


自分は自由だ、ということを実感してほしいのです・・・



火を使い
水と遊び
風を切り
土の感触をわすれない・・・
地球は、四大要素を惜しみなく子どもたちに与えてくれています。
大人たちよ、
どうか子どもたちからそれらを奪うことなかれ・・・

動画:完成したウォータースライダーで遊ぶ子どもたちヽ(*゜∀゜*)ノ
企画当初より
いろいろとご協力いただきました皆様・・・
本当にありがとうございました。
ご参加いただいたOさんご一家・・・
本当にありがとうございました。
今日のご意見番 (@_@) ~‘悪夢の超特急’リニア中央新幹線~
リニアはいらないと思います。
立場で人の意見は違うと思いますが、
でも、やっぱりいらないと思います。
悪夢の超特急”リニア中央新幹線
今年もお世話になっているこの炭酸水が飲めなくなるのか!?

前述の本の作者樫田さんが、
「トンネル内で事故が起きたときに無人走行のリニアではどのように避難するのか」聞いたところ
「お客様で助け合ってもらいます」と答えたそうな・・・(驚)
時間がある方はこちらもどうぞ・・・