樹下石上173・・・五十肩の毒素
先週の続きで・・・
「びわの新芽は食べましたか?」
「はい、苦かったですが食べました(笑)」
「苦味は体にいいですからな、心臓にいいんですわ。」
ではじまった。
苦味は、心臓、小腸の働きをよくするらしい・・・
ただしとりすぎは禁物・・・
今回の五十肩が始まる前、
わたしは、左肩のかゆみに悩まされた・・・
肩と言っても、肩甲骨と肩の頂上との間・・・
そこが定期的にかゆくなった・・・
かゆみは毒を出している証拠・・・
私の五十肩は、どうやら単に筋肉や筋の問題だけではなさそうだ・・・
調べると左肩は、
心臓や胃、左側の腸に関係があるようだ。
肩の痛みが和らぐにつれて
だんだんとかゆみも和らぐ・・・
びわのエキスを塗りながら
毒素を出し切りたい・・・
さて治療も中盤・・・
「お母さんには、ニンジンジュースを勧めてあげてください。
ニンジンジュースの石原結實先生はご存じかな」
「いえ・・・」
ふいに先生が、ごそごそと後ろの棚を手探りし始める・・・
出てきたものがこちら・・・

「持っててください」
母が、手術しないことを決めた近藤誠先生の本もある。
暗殺されたかもと言われている安保徹先生の本も・・・
「母は、この近藤先生の本を読んで
手術しないと決めたんです」
「それは正解ですな・・・」
「厚生労働省も考えなあきませんな。
こういう先生の意見を取り入れて
ちゃんと考えなあきません。」
「まあ、政治家の中には医者出身のもの多いですから
医学界がもうからんことはしませんわな・・・」
「患者もあきません、ちょっと体がだるいと言って
すぐに医者に行く・・・ほれで栄養注射とか打ってもらう・・・
あれは、ゆっくり休養して、ぐっすり寝れば治る・・・」
まさに意気投合・・・
今日は先生のご厚意で、
これらの本をお借りすることになりました。
健康とは、医者が作るものではなく
自分で心掛けるもの・・・
もちろん、伝染病など西洋医学でしか治せないものもある・・・
しかし、ほとんどの慢性的な不調は、
自分の生活スタイル、ものの考え方
食事療法で気を配っていく・・・
ちょっと違和感があったら
自分で調整する術を持つこと・・・
いつもながら話が尽きない一時間でした・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上159・・・ありがたや、じいちゃん
初めて人間の死を目の当たりにした、父方のじいちゃん・・・
茶の湯を愛し、保育園児の私が行くと
砂糖入りの抹茶を点ててくれた。
暖かく優しい人だった。
次は高校の教員をしていた時、
同僚の御局教員から激しいいじめを受けていた私を
さりげなく守ってくださったのも
80歳ぐらいのじいちゃん先生・・・
あなたのやりたいようにやったらよろしいよ・・・
そう指導してくださった。
ダンスの時、
腰痛や四十肩から救ってくださったのも今の針のじいちゃん・・・
そして、このお店の木ぃじいちゃん・・・
私は、ありがたいじいちゃんによって救われてきた。
今日もその針のじいちゃんのところに行ってきた・・・
じいちゃんもよほどでないと薬を飲まないらしい。
健康法は、生姜・・・
毎日一袋をすりおろして、
何にでも入れるらしい・・・
「体を冷やさない」
これが一番大事だとおっしゃった。
心臓がんや脾臓がんがないのは
血液を送ったり、ためたりする場所だから
ずっと暖かいから・・・
あとは、階段の上がり降りの時は
しっかりと膝を腰まで上げて一歩ずつ昇降するらしい・・・
「あなたのように運動不足の人は急に動かないで
ゆっくりやってくださいな」
「背骨を支える筋肉が固くなっていると
ぎっくり腰になりますでな」
「首の全面は、すべて内臓とつながっていますから
ここの凝りも取っておきますな」
ちなみに首にぽつぽつができる人は、
内臓が悪くなっているので
夏でも常温の飲み物を飲んだ方がいいそうです。
お風呂上がりのビールもだめだそうで、
体が温まり、細胞が貝のように口を開けているところに
冷たいものを一気に流し込んではいけないそうです。
口で温めてから胃に流し込むといいそうです・・・
最近私が生ビールより瓶ビールのほうがおいしいと思うのは
胃が冷たいものを避けようとしている体のサインかもしれません。
コップに注ぐことで、少し常温に近づくのでしょう・・・
「熱燗はいいのでしょうか?」と悪あがき(笑)をする私に
「熱燗はいいでしょうな」とじいちゃん・・・
少しホッとする私です(笑)
こうやって、針をチクチク(笑)刺される間の雑学が
また楽しいのです・・・
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