令和は、自分を起こす「自分起業」へ
見事に三重県代表、初戦突破しました!
本日二回戦、
応援ありがとうございます。
野球でいえば、甲子園に当たる大会・・・
TV中継してくださるとうれしいですが、
それでも今は、「スポーツブル」というアプリで
タイムリーで見れますのでありがたいです。
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さて、今日は起業のお話・・・
といっても、私の場合、
半分肩たたき気味の辞職&一人起業で、
起業せざるを得ない、
崖っぷち状況からのスタートでしたから
スマートにかっこよく、起業しました!
なんては言えません(笑)

それでも、昨日この本をぱらぱらと読んでいて、
オヤッと思ったことがありました.
特にこれからの若者は、
「起業」という観点で
学校に行ったり
新入社員として働くことが大切です。
「企業一年目から成功する人は
今の会社でテストする」
偶然ですが、私はこれをしていました。
どんなことをしていたのかをお話いたします。
わたしの今の塾のスタイルは
5人を個別にバラバラにみています。
学年も
レベルも
内容も
進度も
すべてバラバラです。
そして、やる内容もよほどでなければ、
彼らが決めます。
名前を付けるとすれば
「集団自立型個別」という感じです。
わたしはこれをすでに、
黒板スタイルの中堅塾で試していました。
はじめは小学生に始まり、
それを中学生にも応用して数年たったところで
会社を辞めています。
もちろんこれは、起業しようとしてはじめたわけでなく
その時代の子供たちを見ていて
旧来の一斉より、こちらの方があってるな
と思ったから始めたわけです。
小学生では、5~7.8人ほど・・・
中学生では、最大13.4人でもこれをやっていました。
今の生徒たちは想像できないと思いますが、
それまでは、黒板の前に立って、ポンポン生徒を当てながら
びっちり説明をして、演習・・・というスタイルをとっていました。
いわゆる普通の塾です。
わたしがこのスタイルに疑問を持ち始めた理由は
いくつかあります。
①わたしはもともとダンスもしていましたので
黒板前に立って、ダイナミックに
パフォーマンス的授業をするのが好きでした。
しかしこれって、自己満足では?
と思い始めたこと・・・
②そして、何よりも勉強が苦手な子供たちにあてて答えさせることは
一種拷問なのではないだろうか・・・
そう思ったのです。
勉強が苦手な子供にとって
指名されることは恐怖でしかありません。
わたしはいったい何をやっているのだ・・・!
10年ほど続けておいて大変失礼ですが、
大変遅ればせながらそう思ったのです。
そして、担当するすべての授業を集団個別に切り替えました。
90分の授業の内
導入解説10分から15分のみ・・・
残りはすべて生徒の演習・・・
個々バラバラに私の元に持ってきて
ひたすらわたしが〇付けをする・・・
もちろんその時に個々にアドバイス・・・
そのスタイルを始めると
勉強が苦手な生徒たちに
安堵の空気が流れました。
当てられない
わからなくても恥をかかない
自分のペースでできる
そんなことでは、怠ける生徒が出てくる・・・
競争心が育たない!
ハングリー精神は?
時には恥をかくことも必要だ!
そう心配される方もいらっしゃるでしょうが、
子どもにはまず「安心」がなければ「冒険」ができない事実を
知っていただきたいです。
そういえば、勉強に関して、
子供たちから「安心」がなくなり始めたなと感じ始めたのは、
今から25年ほど前からです・・・
派遣社員が合法となり、拡大していく時代でもあります。
バブルがはじけた後は
もっと顕著になっていきます。
親御さん達は、世の中の混沌さが骨身にしみてか、
昭和の学歴志向とはまた違った
「平成の学歴志向」に陥っていました。
それを子供たちに強いたのです。
昭和の学歴志向は、まだ立身出世的思考がありましたから
勉強が苦手なら苦手で生きる道を探す、
そんなおおらかさがまだ残っていました。
ところがこの平成の学歴志向は、
生き残りをかけて的思考になっていますので
どこか焦燥感と悲壮感が漂います。
親子の会話が勉強一色になっていく時代でもあります。
家庭から、
「勉強しなさい」という言葉がない日はなくなりました。
ドラえもんののび太のような牧歌さがなくなったのです。
どこか世の中が、勉強しかないぞ的な
窮屈さを感じ始めた時代でもあります。
それがいまも続いているわけです。
先日、ある生徒の祖父母の方が営む飲食店に伺った折、
おじいちゃんがこう言われました。
「みんな一緒でなくていい」
今の時代、まさにこの感覚と実行が大切なのです。
「みんな一緒でなくていい」
もともと一人一人違う人間なのに
何を焦って同じ方向に行こうとしているのか・・・
そういったことを
心底馬鹿らしいと思わなければならないのです。
話が長くなりましたが、そういった意味で、
今の私の塾のスタイルがあるのです。
勉強を頑張るのも自分、
サボるのも自分、
続けられないのも自分、
勉強を通して、
自分の長所、弱点を試していると思えばいいのです。
じゃあ、自分はどうする?
親御さんがぼやかれたことがあります。
「今の学校は、わざわざ学校に三者懇で行っても
成績のことしか言わない。
わが子の特性、親が気が付かないいいところ・・・
そういった話を聞きたいのに
勉強してください!の一辺倒・・・」
狭い教育ばかりしてないで
その子がその子になれるヒントぐらい
教育者はいえないといけないのです。
「自立できる子は、
今の勉強で自分の向き、不向きを知り、
それが自分だと開き直る強さを育てる」
そうすると人生 生きるのが楽になるのです。
みんな一緒である必要はないのです。
本当に意味で自分を起こすこと・・・
勉強は、人生の一部・・・
自分学びは一生・・・
これ、忘れてはいけません。
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