親の中のインナーチャイルド
運命のご機嫌に左右されない過ごし方②
は明日書かせていただきます。
今日の動画は、該当の方には少し耳の痛いお話です。
「子どもが不合格になったときに
親の本当に真価が問われる」
不合格になってしまった子供に
信じられないほどの心貧しい言葉を
投げかける親御さんが多くなってきました。
その正体は、親御さん自身の劣等感です。
ご自身の中で癒されていない劣等感が
一番大変な時期を迎えている子供たちを
さらに追い込めます・・・
「金は出さない」
「恥ずかしくてここにいられない」
「働け」
こうして、
子どもに無理難題を言うことで
自分の劣等感を癒そうとする
大変歪んだ手法です。
本当に怒っているのは
自分の中のうまくいかなかった過去・・・
その過去から自分自身が作り上げた劣等感・・・
大人になる・・・
これは子供のためだけの言葉ではありません。
大人になれない親たち・・・
自身のインナーチャイルド※を
癒せていない大人のための言葉でもあります。
※「子ども時代に構築してきたネガティブなセルフイメージや価値観」
そこに向き合えば、
結果という事実は変えられなくても
その結果の意味を書き換えることができます。
よろしければご覧ください・・・
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令和buzz66・・・20代でしておく大切なこと④
「親もひとりの人間であることを認める」
20代は、自分と親の関係を見直す時期だ。
誰もが一度は体験していることだが、
大学で下宿していたり、
結婚して実家に帰るなどして、
久しぶりに家に帰ると、
急に親の白髪が増えていたり、痩せていたり
何だが小さくなった感じがしたりで
随分と年をとった感じがして
愕然とすることがある。
驚くというよりは
胸が締め付けられるほど
哀しかったりする時期が、この20代だ。
かつての怖いほど威厳があった父母ではなく
確かに老いに近づいていく
両親を目の当たりにする・・・
これほど切ないことはない。
親も人間である。
この当たり前で自明である事実を前に
「親孝行せねば・・・」
と思いつつも
まだ懲りずにわがままを言ってしまう時期でもある。
親との関係も、20年以上も続けば
大なり小なり、何らかの確執も生まれよう・・・
その確執を再確認しつつ、
親というフィルターを外し
ひとりの人間として
彼、彼女の人生を慮る・・・
おそらく自分を育てるときも
未熟で完璧でなかったがゆえに、
傷ついてしまった自分の心はとりあえず脇に置いて
20代はゆるしの作業をはじめなければならない。
何がなんでも親を赦せないのは
実は、単に怒りからくるものではない。
いつまでもその親の子どもでいたいからだ。
どこまでも甘えられる対象としてみているからだ。
甘えたかったという心の叫びが
怒りという面をつけているだけだ。
また、親はいつまでも
自分の期待に応えてくれるものだと思っているからだ。
勘違いしてはいけない。
しょせんこの世は、
未熟な者が、さらに未熟な者を育て、
指導するようにできている。
自分(子ども)とて例外ではない。
だからこそ、ある時期が来たら
この赦す作業が必要なのだ。
30過ぎても
親を赦せないのは
それはもう、自分の了見の狭さだ。
そういう意味で、
20代のこのゆるしの時期は
心してかからねばならない。
なぜなら、
人間は、このゆるしの先にある
深い感謝にたどり着くことでしか救われないからだ。
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