令和buzz333・・・見えない学力

私は約30年ほど前に
この本に出会いました。
子どもの学力獲得の過程、
そして奥深さと繊細さ・・・
そういったことを体系的な文章として
きちんと学んだ本でした。
そしてこの本・・・

こちらは、比較的新しい本です。
非行の原因となるのは、
「見る力」「聞く力」の弱さ
「目標を立てることが苦手」
「等身大の自分がわからない」
そういった認知力の低さだと著者は言います。
対人関係がうまくいかないのも
そういった隠れた知的障害のため・・・
この言葉を読んだとき、
わたしは、前出の「見えない学力」という言葉を
思い出していました。
とかく世の親御さんは、
見える学力である、点数、成績に目くじらを立てることが
圧倒的に多いです。
しかし、その「見える学力」を支える「見えない学力」の段階で
躓いている子供は、14%ほどいるといいます。
35人のクラスなら5人ほどがそういう事態で
苦しんでいるのです。
私の経験では、
学校で配られるプリントの端と端をきちんとそろえて
2つに折り曲げるということができなかったり、
何度伝えても、塾の時間が覚えられなかったりする生徒も
この認知力の弱さを表していると感じています。
ではそういったみえない学力は、
どこでどう育つのでしょうか・・・
たった一つの答えはではありませんが、
私は「食事の時間」が重要な機会だと思っています。
また、食事の時間には、
見えない学力の更に土台となる
認めてもらった安心感
共有できた喜び
わかってもらったことによる活力
そういったものも育まれます。
今日の動画はそんなこんなのお話をさせていただきました。
よろしければご覧ください・・・
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