今日も「あなた」が強化される
ひとに優しくできません。
自分軸があるのに
人にも優しくできるのです。
なぜか?
自分軸がある人は、
余裕があるのです。
人からエネルギーを奪わなくても自家発電ができますので
ひとに優しくしてもエネルギーが枯渇しないのです。
一方、
自分のエネルギーがない人には特徴があります。
承認欲求が強いのです。
もちろん人は認められればうれしいものですが、
それは、程度と状況によります。
会話でも
SNSでも
承認されることで
エネルギーをもらおうとしますから、
いちいち日常の良いこと披露をします。
しかも、さりげなく特別感を出しながら披露します。
何々してラッキーだった・・・
何々さんからこれをいただいた・・・
光の画像が取れたからすごい・・・と
日常の特別感をこまごまと披露します。
やっと気が付いた・・・
やっと出会えた・・・
などを披露するのも
同じ心理状態です。
お披露目の奥からこういう声も聞こえます。
「あたたたちよりすごいでしょ」
しかし、そういう人に限って
何も気が付けていないのが
何とも皮肉なことです。
自分軸はどうしたら作られるのか?
それは、
深い内省からしか生まれません。
一例上げましょう。
あなたはなぜマスクをするのですか?
これについてじっくり考えてください。
感染予防になるから?
自分にとっての?
相手にとっての?
人に言われるのが嫌だから?
皆がしているから?
あなたがそれをしていることで
あなた自身何か変わりましたか?
身近な人はどう変わりましたか?
世の中がどう変わりましたか?
マスクの有無で世界が変わると思いますか?
自分がマスクを日常的に外すタイミングは何だと思いますか?
たった一つの行動ですが、
その根拠を深く内省するのです。
めんどくさいですか?
慣れないとそうでしょうね。
でもそのめんどくさいの積み重ねが
他人軸を連れてくるんです。
誰かに認めてもらえないとソワソワする・・・
不安になる・・・
一体いつごろからこの気持ちになっているんだろう?
また、そう自問自答してみる・・・
自分が自分のことをこれでいいと認めるには
相当な時間と年月がかかります。
また、自分がエネルギーバンパイアになっていないか?
内省してみてください。
おすすめの本は「聖なるビジョン」です。

私はこの本に、
30代の終わりから40代頭に出会いました。
いまも日々研鑽中です。
どうか、内省が必要な意味を知ってください。
なぜなら、
あなたが選んだ言動から、
「あたな」という像が浮かび上がり、
それに基づいてあなたの次の言動は強化され
何度も「あなた」が容赦なく引き起こされるのです。
あなたが何らかの行動を起こしたとします。
するとそのたびに、
自分のしたことの動機となった考えを強めているのです。
加藤諦三
「あなた」がどちらの向きに強化されるかは
今日の、今のあなた次第なのです。
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