春、穀雨のころ⑭・・・人生時計
明日からは立夏だ。
人生時計をご存じだろうか?

(1997年以前生まれの方は、
上の「人生時計」の文字をクリックしてください。
生まれが1998年以降の方は、簡単な比でできます。)
やり方
24:X=男女平均寿命:自分の年齢
24と自分の年齢をかけて、
その値を平均寿命で割る。
自分の年齢を、一日24時間で換算して何時ぐらいのなるか?
という時計だ。
6年前にも書いたが➡こちら
久しぶりにやってみた。
わたしは、午後の後半を迎え始めた。
「午後の後半に向けて。
お昼から始めたことも、
ちょっと慣れてきてひと段落。
しかし日没まではまだ時間があります。
気分を変えて、新しいことを始めるのも
よいかもしれませんね。」
そんなアドバイスが出てきた・・・。
はじめてこの時計を使ったのは25.6歳の時。
当時は「早朝」だったことを覚えている。
早いものでもう午後の後半。
ホント人生ってあっという間だ。
何となく黄昏時に向かうこの時間・・・
少し、寂しくなりそうだが、
いまの一日で例えれば、
これから塾の授業が始まる時・・・
なんのことはない、
これから楽しい時を迎えそうだ。
子どもたちといっしょに学び、笑う。
人生これからのようだ。
theme : スピリチュアルライフ
genre : 心と身体
春、穀雨のころ⑧・・・朝露と雑草
それでも除草剤をまく気にはなれない。
鎌で刈るか、草刈り機でやる。
このころの雑草は、かき分けて根元あたりを見ると
朝露を受け、意外に多くの水分を含んで濡れている。
そりゃ、すくすく育つわけだ。
鎌で刈っていると、
羽化したばかりのちいさな蛾や虫がときどき顔を出す。
その虫を狙って鳥が降りてくる。
今日は、ヒヨドリだった。
ヒヨドリは意外に人懐っこい。
人のすぐ足元まで来て様子を見る。
雑草という名前の植物はない
私が名を知らぬだけだ。
その、名も知らぬ、そして
人間にとってはやっかいものの雑草にも
ちいさな可愛い花が付く。
刈り取る時に少し気が引ける。
仕方ないなと毎年鎌をふるう・・・
自然の営みの中のちいさな美・・・
雑草は、その美を途中で途切れさせられても
再び息を吹き返す。
にくらしいやら、かわいいやら・・・(笑)
そのうちどちらかわからなくなる。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
春、穀雨のころ⑤ 事始めの雨・・・
あのとき、あのころの舞台を
もう一度、自分軸で 整理、構成しなおし、
すでに忘れ去られようとしている喜怒哀楽を客観し
客観することでかえって純度を与える・・・
そういう大切な「こころの作業」のような気がします。
「人生の栞」
「十年、をちこち」は、私に大切なことを教えてくれました。
だれが読むとも読まなくとも
まずは自分が読む(詠む)。
お店11年目を迎えた私の小さな宣言になりますが、
1年後、平成が終わりを告げようとする来年の今頃まで
一日一話を目標に
一日一歩ずつ・・・
随筆家になっていこうと思います。
「二十四節気への手紙」
すでにはじめて四話になります。
わたしは、辰年で 龍神様とご縁があるのか
何か少し大きなことを始めるときはよく雨が降ります。
あたらしい靴をきばっておろそうとすると雨が降り、
手作り市「宙結び」も雨で始まり・・・
そして・・・
「二十四節気への手紙」を始めた日も、
小雨の中、苗を植え、のちに本降りとなりました。
➡オオルリの祝福
雨降って地固まる・・・
雨は、わたしにとって吉兆です。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
春、穀雨のころ④ 昭和と雨・・・
今では当たり前になったこの降水確率・・・
わたしが小さい頃は全くなかった。
調べると、1980年かららしい。
だから、私が小さかった頃の昭和の雨は
今より少しあいまいで
またそれも許される時代だったと思う。
0%ということは、一滴も降らないということだ。
もし降ろうものなら、気象庁へのクレームとなりかねない。
ふと思う・・・
こんな時代には、あの童謡はきっと生まれなかっただろうな・・・

「あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン」
いまは、不意打ちの雨なら
洗濯物やら、お迎えやらの都合が変わり
嬉しくもなんともなくなっている。
そして、親子ともども
0%の期待を裏切られた感で
不機嫌になっているかもしれない。
便利な世の中が、不寛容・不機嫌をつくるとは・・・
なんとも不便な世の中になったものだ(笑)
theme : スピリチュアルライフ
genre : 心と身体
春、穀雨のころ② いま泣いた涙は・・・
「今落ちてくる雨の中には、
およそ80年前に泣いた人の涙が含まれている・・・」
ながす涙は、ぽろぽろ落ちて、
蒸発して、するすると空に飛んでいく。
ずーっと飛んで 空の 空の向こうに行って
ながい年月後、しずくに変わって雨となる・・・
今日の穀雨はいったい、
いつの時代の、だれの涙だろう・・・
そういう話を子供たちに話すことがあります。
あなたのながした今日の涙も
80年後のだれかが感じてくれるかもしれません。
自分のいのちは自分だけものじゃなく
こうして時空を超えてだれかとつながっている・・・
そう感じる心があることが「しあわせ」なのです。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体