舌切り雀と神隠し
秋、立秋のころ⑦・・・キリスト教会の楽しみ方
特別に帰依する宗教がありません。
しかし、実家へ帰った折、
たまたま日曜日であれば
母の通うキリスト教会へ同席します・・・
何せこの暑さなので
今年は車で一緒に行くことを
母はことのほか喜んでくれるので
2時間以上の礼拝も まあ苦になりません・・・
2時間、何も考えずに列席するのは
かなり暇なので、その日でてくる聖句の意味や
讃美歌の意味を探るのがひとつの楽しみとなります。

これは、どの宗教も同じことを言っています・・・
例えば、黒住教(弟子の岡本りんの句)では・・・
「何事も神に任せて世に住めば
いと心地よき今日の暮れかな」
仏教であれば、仏陀はこういいます。
「思いわずらうな。
なるようにしかならんから、
今をせつに生きよ。」
そういう共通点を見出すのが楽しい。
また、歌う讃美歌にも楽しみ方はあります。

「まことのさち」は「ほんとうの幸い」・・・宮沢賢治です。
「むなしきものにさそわれゆく・・・」
一時、スピリチュアルをけん引していたと思われる
あの船井幸雄でさえも、死の直前、
現在の的を外したスピリチュアリズムに警鐘を鳴らしている。
《いまの世の中は、スピリチュアルなこととか食とか遊びなど、
どうでもいいことに浮かれている人に、
かなり焦点が当っています。
一度そのようなどうでもいいことは忘れ、
現実人間にもどってほしいのです。
そうしますと、「あっ」と、びっくりするほど、
自分のしていたムダに気づくでしょう。
間違いも分ると思います。
(中略)
いまさらスピリチュアルやおいしいものに
夢中になるという時ではありません。
ぜひ生きるのに必要なことに今年は全力投球をしてください。》
(舩井幸雄.com 「舩井幸雄のいま知らせたいこと」2014年1月6日「賀正」より)
2000年以上前も
現在も人間というのは
さして変わらないんだなーと
妙に納得したりして過ごしています。
つくづく・・・
宇宙人とか天使とかからメッセージをもらうのに
なぜお金がいるのでしょうか・・・
なぜ誘導がいるのでしょうか・・・
目を覚ましてほしいものです。
(ちなみに私はどちらも存在していると思っています)
そういった
「代わりの人に聞いてもらう商法・商品」を
ほんとうに避けてください。
直霊が弱まり
ひどい時は乗っ取られます。
「代わりの人」も乗っ取られていますから
乗っ取られ2号(弟子)ということのなります(笑)
見分け方は、その「代わりの人」に会ったときは
妙にテンションが高くなり、
気持ちが悪いぐらい楽しいのですが
家に帰って日常に戻った時、
以前よりも自信がなくなったり暗くなったりして
また行きたくなることが多いです。
また妙に楽し気にブログを書くわりには
人の意見や目が気になったり、
自信が持てないのです。
数万円を払うことに何の違和感もなく
かえって「安いほう」とか周りの人に言っています。
そういう、むなしきものに「さそわれゆ」かないでください。
ただ、ご自身では
「妙にテンションが高くなり、
気持ちが悪いぐらい楽しい」の
見分けが難しいのでやっかいですが・・・
そんなことを思いながら
2時間を過ごします・・・
母は、戦時中、
近くの神社で、「天皇バンザイ」と送られていく若者を見た時
神社には神はいないと悟り、
また、父親が、毎日熱心にお経をあげていたにもかかわらず
GHQにより、財産すべてを没収され、
さびしそうに、虚しく死んでいった父親を見て
仏教に「救い」はないと悟ったそうです。
生き方は人それぞれ・・・
ゆったりと 自問自答する時間にあてています。
theme : スピリチュアルライフ
genre : 心と身体