尊敬する石井ゆかりさん
誰もがご存じの石井ゆかりさん・・・
その石井ゆかりさんのベストセラーがある・・・
わたしは、この型の叙情詩的な星占いがとても肌に合う・・・
彼女はこの本の冒頭で、
私自身、星占いを信じているかと聞かれれば、
信じていません、とお答えします。
そして続けます。
占いなどに頼らず、自分の心と頭で現実を懸命に見つめ、
体当たりで悩み、そこで答えを出し、行動していくのが、
人間の最も基本的で正しい生き方です。
ここまで読んで、なんだこの占い師は!
と思われた方は、人への洞察がとてもニブイ方とお見受けいたします。
この自己矛盾こそ、彼女の醍醐味であり、
人類の醍醐味なのです。
彼女は、人間には決して理解しえないことがあるといいます。
占いに価値があるとすれば、
まさにそこになのです。
その暗黒の世界を紐解くのは
象徴という鍵がいるのです。
彼女は、そこに星占いの価値を見出していると思います。
だから彼女の星占いは
叙情詩的なのです。
占い師が、占いは絶対に正しいし、
占いは絶対に必要と豪語する人がいれば、
その人は結構眉唾物です。
塾人が、塾は絶対に必要というようなものです。
わたしは、石井ゆかりさんのこの自己矛盾こそ、
かえって彼女を本物足らしめていると思います。
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theme : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
genre : 心と身体