目的とルールで人の行動は変わる
大ごとになっていなければいいのですが・・・
さて・・・今日のお話・・・
よく相手のことが理解できないと言って
不安・不満を漏らす方がいる。
「わけがわからない」という状態は、
人を不安・不満にさせる。
迷子になっている状態だ。
例えば、ある定期的なイベントで
「私」をいじめてくる人がいる。
挨拶もしてくれない。
何をしても、その人にとっていいことをしても
そういった意地悪がなくならない。
いつになってもその人を理解できないで
何とかしたいと言って苦しまれる方がみえるとする。
解決策はあるのか・・・
そういう時はぜひ
目的とルールを吟味してほしい。
A:私
と
B:その人
とが
その場にいる目的とルールが全く違うのだ。
Aの私の目的は
そのイベントをみんなで楽しく終わりたい。
そのためのルールは、
積極的に挨拶をして
その日一日メンバーの人と談笑をして
楽しく過ごすよう心掛ける。
しかし、Bの人は
全く違う目的とルールで集まってきている。
目的は、
自分の日ごろの欲求不満の解消のため、
自分が一番というマウントを取りたいため、
それをみんなに見せつけるためにきている。
ルールは、
誰か(A私)をいじめることでマウントを作る。
わざと他の人と仲良くすることで
その対比でさらにマウントを維持する。
はてさて・・・
この二人が同じ会合の場に一日いて
上手くいくはずがない。
永遠に交わることがないのだ。
実はこのお話、
あるご相談をもとにしたほぼ実話です。
こんな感じで
自分にとって違和感を覚える人は
きっとそこにいる目的やルールが違うのだ。
もちろん、普通
みんなそれぞれの目的とルールが違って集まることはあるし、
それぞれが単独で成り立つ場合は一向に問題にならない。
ところが、その目的とルールが
互いに突っかかり始めると厄介なのだ。
だからこそ、そのその場に行って
その目的とルールが明らかに違うとわかれば
(立ち去れれば)立ち去ればいいし、
すぐに立ち去れない場合でも
甘んじて「大人」としてふるまいながらそこにいて
二度と参加しなければいいのだ。
目的とルールは、
人と人の場合もあれば、
場と人ということもある。
目的とルールが違うのは
単発的な日常だけではない。
大げさに言えば、
人生の目的とルールが違う人とは
そばにいて本当にしんどい。
それが職場や学校であればなおのことだ。
しかし、シンプルに考えれば
まずは自分の目的とルールをしっかりを確認すること・・・
そして相手の目的ルールを想像してみること・・・
そうすれば、
互いに交わることがない歴然とした事実を知って
過剰な不安や不満を持たずに済む。
その上で、
そういった人生の目的とルールが違う人とは
極力離れるのが一番だ。
もしくは、
その目的やルールには協力できるが
こちらの目的やルールには賛同できないと
部分的離脱をお勧めする。
間違ってもその目的やルールを変えてやろうと思わないことだ(笑)
※ルールは「手段」と置き換えてもよい
皆さんのお悩みの一助になれば幸いです。
[スポンサーリンク]