樹下石上 ㊹・・・紫陽花のように
うちの紫陽花は「白」が多く、

イベントでもほぼ同じ時期にさいた百合と一緒に
会場を飾った時もあります。

紫陽花の花言葉に「移り気」というのがありますが、
それよりも、
元気な女性
一家団欒、家族の結びつき
辛抱強い愛情
のほうが好きです。
昨日は、山形新潟で大きな地震がありました。
これ以上の被害報告がないように
こころからお祈りしたいです。
詳しい分析はここでは避けますが、
おそらく人工地震かと思います。
政治経済的な思惑で、
わたしたちの安全やいのちを弄ぶかのように
何度も人工災害をもくろむ勢力に
本当に憤りを感じますし、
勇気をもってそれを分析・報告しようとしない
政府のや各機関のいつもの態度にも
歯がゆさを感じます。
わたしたち庶民は、
互いをいたわり協力し合うことで
祈りの世界をつくるしかありません。
紫陽花は、そんな私たちの世界に
「寄り添うこと」
「辛抱強く生きること」
そうを教えてくれる優しい精霊のような気がします。

theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
秋、白露のころ①・・・母の心
処暑から数えて15日目頃。
この日から仲秋になります。
草の葉に白い露が結ぶという意味。夜の間に大気が冷え込み、草花に朝露が宿ることから名づけられたのでしょう。
野には薄の穂が顔を出し、太陽が離れていくため空が高くなるなど、本格的な秋の到来を感じられる頃です。
日中はまだ暑さが残りますが、朝夕の涼しさの中に肌寒さも感じ始めます。
秋なのに「白」?
日本人からすると「白」は雪=冬をイメージするのが一般的のように思いますが、
中国の陰陽五行では「白」は秋の色とされています。
という節気だそうです。
さて、先日、長野からの遠出から帰ってきたわたしに
「大丈夫だったか?」と尋ねる母・・・
自身のからだよりまず子の身体を気遣う・・・
情けないことにいまだ「子」をしているわたし・・・
そして、母の心に絶大な尊厳を見る・・・
母というもの
親というものの偉大さを
いまの生徒たちに伝えるのも
私の役目・・・
白露の初日、
ラジオ番組「感じて漢字の世界」でも「露」をとりあげていた。
「あめかんむり」に「路」・・・
なかの「各」は祝詞を書いた箱に
神が降りてくる様子を表す言う。
降りてきた神が歩く路(みち)を表すのは左の「足」・・・
母のありがたい是露(こころ)遣いは、
是(まさ)に 露(こころ)=「正」に「神」・・・
ということか・・・
まばゆい白露の珠に頭を垂れる朝です。

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