「50歳を超えてもガンにならない生き方」土橋重隆著
病と生き方

この本の土橋重隆医師は、
がんになった患者の過去に注目した人です。
がんになった理由が
患者の過去に隠れているということに気が付いたそうです。
彼は、何人も何人も
患者の部屋に行って何気ない会話をしつつ、
患者がこれまでどんな人生を歩んできたのかを
ヒアリングしました。
すると、がんの部位と性格には
ある傾向があると気が付いたのです。
その傾向をお坊さんである
玄侑宗久さんも気づかれていたというお話です。
興味深いのは、乳がんの場合、
右と左で違っていた・・・
右は、長い時間かけてじわじわと精神的なストれるを蓄積していった人
左は、過去のある期間、強い肉体的ストレスを受けた人
だから、左の人ががんになると、
「きっとあれが原因だわ」とわかるのですが、
右の人はなぜ自分ががんになったのか思い当たらない・・・
そのストレスが長年当たり前だと思っていたからです。
肺の人は、もともと病気を必要以上に怖がっている人に多い・・・
単なる心配や怖いだけでなく、恐怖にまで感じる。
その恐怖でガタガタとさらに免疫力が下がり悪化する・・・
胃を病む人は、
何か頼まれごとがあったときに引き受けるかどうか悩む・・・
胃がんになる人は、舌が一枚しかない・・・
生真面目な人だそうです。
だから自分が一杯一杯になる・・・
十二指腸を病む人も良く似ている・・・
肝臓、胆のうを病む人はとりあえず引き受けてしまう、
引き受けてから悩む・・・
すい臓の人は、弱音を吐かず、
最後まで凛としていて、芯が強い・・・
自分の葬式の準備やお知らせリストまで作って亡くなる人・・・
とにかく立派だそうです・・・
一通り読んで、本に手を当てながら
私は母のことを思っていました。
子供の私には見なかったストレス・・・
きっと彼女にもあったのだろうなと
しみじみ感じながら読ませていただきました。
これからの医療は間違いなく
「体」のみを扱うだけではだめです。
そんな当たり前のことさえできない医者が多すぎます。
また、「頭」だけ扱う教育者も実に多いです。
これももう限界に来ています。
「霊」「目に見えないもの」「気持ち」
「あいまいさ」「直観」「擬人的な声」・・・
臓器などまさにこの「擬人的な声」に入るでしょう・・・
それは、医療でも教育でもフィットネスでも
すべての領域でそうなっていっていますし
そうなっていくことでしょう。
母が、頑として手術を拒み、
あれから3年も元気に過ごしていることを勘案すると
医療って本当に何なのだろうと考えてしまいます。
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theme : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
genre : 心と身体
秋、霜降のころ⑩・・・大笑いと熱弁
いつものように午前中「宙言」をしていると
どやどやと駐車場に人が入ってくる・・・
実は、お店を10年していても
いまだに初めてのお客さんには緊張が走る・・・
ましてや開店の12時前に人が来られると
のんびり屋の私は少しそわそわし始める。
できるだけ平静を装ってお出迎えすると・・・
なんと全て常連の方だった・・・
安堵・・・
甘えてはいけないのだが
常連の方だとホッとする・・・
3組すべてがはじめての方の場合と
全て常連の方とでは心の勝手が違ってくるからだ。
うちのお店の常連様は
私たちのペースや店の仕組みをご存じなので
待っていただく間、台所で変に焦ることなく、
丁寧に準備ができる。
それでもそれなりに急ぐのだが
悠々として急ぐ・・・という感じだろうか・・・
一通り召し上がられて相談や雑談が始まる。
昨日は、ある病で悩まれていらっしゃる方がみえた。
宙言で学んだことや、母と経験したことを話しながら
何としても健康になっていただきたいとついつい熱が入る。
千島学説のこと
症状=病ではなく、
身体が必死によくなろうとしている現象だということ
その方は苦しい抗がん剤治療から寛解され、今はお元気なので、
たくさん健康な血液を食事や笑い、身体を温めることでつくること・・・
そして何より、自分の性別を楽しみ認めて、
決してその性別に縛られないフレキシブルなとらえ方で生きること・・・

(「朱蒙」のサヨンのような生き方で健康になれる人もいる)
実は、自分で自分を
性差によって縛り
その役目や性質を硬くとらえて
そのことを長く続けることによって
病になる方も多いのです。
またこれは、機会があればお話いたします。
人生どちらの性別でも、大丈夫と明るく生きて、
ストレスのない笑い多き生き方を選ぶこと・・・
そんなこんなが次から次へと浮かんできて
ついつい熱弁する・・・
安保先生
宗像先生
船瀬さん
近藤先生・・・
心あるドクターやジャーナリストの言葉が私たちを包む。
納得、笑い・・・ジョーク・・・またまた大笑い・・・
毎日5000個生まれる我々の体内のがん細胞が次々と
笑いによって活性化した免疫細胞によって死んでいくひと時・・・
政府が医者が性別が男が(笑)・・・どんなであろうと、
わたしたちの人生はわたしたちの好きにさせていただく・・・
そんなことでまた笑いあう・・・
決して出逢いをねらったわけではない
こういうひと時は本当に潔くて気持ちいい・・・
ああ、今日はいい一日だったぁ~
そう言って立ち上がられるお客さんの背中を見送りながら
私自身も本当に幸せな一日にこころから感謝・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体