泣くという行為の意味
「感情(火)―言語化(地)ー吐き出し(風)―涙(水)」と
火地風水を瞬時に現象化できるからなんですね・・・
反抗期の子どもたちもそうですね☺
泣くというのはそれだけで「いのち」の発露・・・
だから泣いている人をそっと抱きしめるだけで
お互いが癒される・・・
そういう風に私たちの身体はできているのかもしれません・・・
theme : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
genre : 心と身体
tag : 火地風水
令和buzz265・・・秋来ぬと・・・
風の音にぞ 驚かれぬる
【歌意】
秋が来たと、そのすがたが目の方には、
はっきりと見えないけれども、
耳の方に聞くさわやかな風の音に、
それと知らされたことだ。
中学校だったか、高校だったか、
この歌を初めて読んだとき、
この歌のリズム、素直さ・・・
いわゆる肌に合ったのでしょう。
すぐに覚えることができました。
「風」に季節の移ろいを感じる
日本人のきめ細やかな感性・・・
本当に素晴らしいと思います。
ところで、占星術では、
火地風水を起承転結になぞらえるそうです。
物事を生み出す「火」=起
物事をとらえる「地」=承
そして、知性や考え、流動させ、思考する「風」=転
最後が、物事をすっきりと終える「水」=結
日本の場合、猛暑の後のこの季節に
風によって秋が知らされるのは、
まさに絶妙のタイミング・・・
一年の中でも陽から陰への転換期・・・
そう一年を観察すれば、
起=火=冬(1月から3月)
お水取りなど火に関する祭りが多いのも納得
承=地=春(4月から6月)
大地の恵みをいただいて一斉に芽吹く植物たちの様子に納得
転=風=秋(7月から9月)
夏の火邪気を払い、後半の気を整える大祓(風)の儀式が6月末にあるのも納得
結=水=冬(10月から12月)
露、霜、氷、雪と水が結して来年へのミネラルを蓄えるのも納得
ひょっとすると、それぞれの季節で
この「火地風水」を唱え、
その季節に合った音を強調し唱えることで
エネルギーの循環を生み出すのかもしれません。
いまであれば、「風」ふう・・・
この音を、呼吸とともに「ふう」と吐き出すだけでも
夏バテ防止になるやもしれません。
なんにしろ、今は転換期・・・
潔く風のように
手放す時期なのでしょう・・・
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