惑星を惑ったままの星にしない
占星術は、質のいい哲学のはずなのに
「惑う星」に影響を受けます。
惑星・・・
整然とぶつかることなく、
太陽を中心に回っているのに
何という不思議な響きでしょう。
この宇宙は、
サインというこの世の舞台に
星座のエネルギーを降ろして「惑星」に演じさせます。
この世は仮想空間・・・
現実ではないとわかっていても
私たちは日々ちょっとしたことを気に揉み
苦しみ、涙を流します。
ただ、この年になると
いつの間にか、若いとき・・・
そう10代20代の時のように
日々心は揺れなくなってはいますが、
それは本当に「惑う星」を
活性化できていることと同じなのかとふと思います・・・
私たちは、大なり小なり、
若い時に感じていた粗削りな大切なエネルギーを
どこかに置き忘れているのではないか・・・
いえ、「私たち」と逃げることは止めて、
「私は」としましょう・・・
惑星一つ一つ、一人一人に語り掛けます・・・
まだ、乗りこなせていない、降ろし切れていない
未知の世界はありますか?・・・と。
そういえば、昨日・・・
私は全く競馬をやらないが、
昨日の日本ダービーでゴール後、
スキルヴィングというお馬さんが亡くなったという・・・
夢で馬が亡くなる暗示は
「成長したいというエネルギーが高まっている状態」を表すそうです。
また、スタート直後は落馬もありました。
こちらは人馬双方、ご無事だったようです。
落馬の夢の暗示は、反対に活力の低下・・・
この2つの相反する暗示が
「日本」という名を冠したレースで起こった・・・
きっと
私たち日本人の「成長」のエネルギーが
沸点を迎えようとしている、
一方で、活力も堕ちている・・・
この二極が同時に起きている・・・
もしくは、活力低下の後の、成長のエネルギーの高まりか・・・
このお馬さんたちは、わたしたちに
なにかを伝えてくれている・・・
競馬をしない私でもショッキングな出来事でしたから、
競馬をされる人、愛する人、何十万人が
この暗示のエネルギーを受けていると思います。
この二つのエネルギーをどう乗りこなすのか・・・
人類は峠に差し掛かっている・・・
そんな感じがした昨日です。
theme : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
genre : 心と身体