令和buzz64・・・20代でしておく大切なこと②
「大恋愛をする」です。
ただの恋ではありません。
大恋愛です。
恋をすると、夢中になるという
心の状態を味わうことができます。
夢中になることは
もちろんいいことですが、
そう単純ではありません。
光あるところには必ず影があるように
人間の欲望(我)をコントロールできずに、
束縛、嫉妬、独占、打算、疑い、コントロール
期待、わがまま、穴埋めなど
自分の独りよがりな感情も暴走し始めます。
穴埋めとは、本来
自分が向き合わねばならない課題があるのに
その人と付き合うことでその課題を穴埋めし
ないかのようにふるまい、逃げてしまうことです。
これは、親が子どもに対するときも起きてしまいます。
これらは今までの人生で、
うまく隠れていた自分の性(我)です。
以前、エネルギーバンパイアの話をしましたが、
➡10代でしておく大切なこと①
恋は、与えもするし、奪いもするのです。
そういうものですし、
それでいいのです。
どこかの歌の文句ではありませんが、
恋という感じは下に心があります。
まさに、「下心」です。
つまり、相手のことを思っているという
美辞麗句に隠れた自分の下心(我)に
愕然としてしまうこともあります。
しかし、それでも恋はどんどんすべきです。
なぜなら、
その欲望を自分で見つめない限り
「愛」にはたどり着けないからです。
文字通り、
「愛」の漢字にある心は真ん中にあります。
つまり、真心です。
何でもそうですが、行き着くところ行き切って
はじめて気がつくことがあります。
まさにそれが恋です。
私たちの人生は、振り子です。
対極を知ることで
はじめて中庸を知るようにできています。
中途半端に揺れて
振り子の幅が小さければ、
自分がいったい何を望んでいるのかがわからなくなります。
大好きを知るには、
大嫌いを味わわないとわかりません。
欲望(我)のない人間はいません。
欲望(我)を知らなければ
欲望(我)を認めつつ
他者との折り合いをつけることは学べません。
20代はもう、ある意味
綺麗なところだけで
生きることができなくなる時代です。
それでいても、
生き切る「美」を追求する
そのスタート地点にたつのです。
恋は、美しくも醜くもある・・・
清濁あわせ持つ・・・
恋によって、それを鍛える場が与えられるのです。
恋は成長です。
相手と一緒にいて、
互いが成長できなければそれはもう
お別れ時です。
その時が来ても
どちらかが引き留め、足を引っ張れば、
それは執着であり、未練です。
そのままいても、何の成長もないだけでなく
悪影響さえ及ぼします。
ですから、別れは卒業です。
ある意味お祝いです。
次のステップで再び成長が待っています。
恋が多いということは、
成長の節目が多いとも言えます。
(ただ、同じ悪縁をぐるぐるめぐって
抜け出れない人もいますが・・・)
若いみなさん!
恋は素晴らしいものです。
大恋愛はもっと素晴らしいです。
大いに成長なさってください。
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少しでも周囲の役に立つものがあるとすれば ~10周年、おふるまい会 随想~
にぎやかにほがらかに・・・

10年というのは
大人時間ではなかなかわからない・・・


子供たちの成長、
わたしたちの老い、
同じ場で同じ空気を分かち合うとき
ああ・・
としみじみわかるもの・・・

子供たちの笑顔と成長は
大人たちにとっては何よりの希望・・・

かつて子供だったわたしたちにも
大人たちのそういうまなざしが
きっとあったのだろう・・・
そして、
まぎれもなく愛されていたのだろう・・・

「愛せるうちは愛しなさい」
父が亡くなった時の心のメッセージ・・・


愛を出し惜しみせず
全力でいまを味わう・・・




「いつも次の世代のために
短い命の申し送りのように。
もし現在の私のちからの中に
少しでも周囲の役に立つものがあるとすれば
それは私の植えた苗ではない。」 石垣りん


この詩のように
次の苗を植えよう・・・
切り売りばかりされる
とぎれとぎれの なりわいでなく
人と自然の中で すくすくと育つよう
きれいな気と日当たりがいっぱいの場所に
いのちを植えておこう・・・
「人間のふるさとは
地方、という美しい所にあった。」


たくさんの方に来ていただき、本当に感謝しかございません。
末筆ではありますが、深く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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genre : 心と身体
tag : 愛成長いのち随想いのちあるものがいのちあるように