令和buzz304・・・不安を直視する
昨日お話した加藤諦三さんの本を
懐かしさのあまり、kindleで読んでみました。
今日はそこから要約してお話してみます。

自分自身の不安を直視できない人は、
他者を責め
他者にイラつき
他者を束縛する
そうできているのです 。
そうでないと、自分の本当の不安と
直視しなければならなくなるからです。
自分の心の奥底にある実際の感情、
それを向けるべき実際の対象に
直面せざるを得なくなるからです。
人は、自分の心の奥底の感情からは
逃げられません。
体よく逃げたように見えても、
必ずあとから追いかけられる・・・
そうなっています。
だから、できるだけ向き合った方がいい。
最初は、誰かの言葉や本、
そこからヒントは得ても、
最終的にたった一人で向き合うしかありません。
月の欠損は
向き合わなくていいということではないと思います。
どちらかというと、向き合った上で捨てるという感じです。
月の欠損を、見て見ぬふりをし
それが真実かのように合わせてしまうと
数年後、数十年後
とんでもないゴールにたどり着いてしまいます。
そこが、不安という劣等感とよく似ています。
自分の弱点を見つめ
自分の問題を他人の問題にすり替えず
それでもなお、重たく苦しい一歩を出して
自分らしい生き方を選ぼうとしたときに
必ずそれをストップさせるように
一般的常識が威圧をかけてきます。
不安のささやきに屈せず、それと闘うのが
不安を直視するということです。
ここ数日の朝ドラが偶然、
「地底(落ちるところまで落ちたら)まで落ちろ、
そこには大地がある」的な話題でした。
気持ちのいい場所で、
自分を眺めていては見えない風景・・・
とことん落ちることで見える景色があるのです。
それがまさに「希望」・・・
それでいいんだと第一歩を踏みしめる
まさに希望・・・
そう、そこまで行くと
この希望に賭けてみようとしか思えなくなるのです。
まさにそれなのです。
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theme : ありのままの自分になるために。
genre : 心と身体
令和buzz95・・・衣食(住)足りて礼節を知る
私はこれに「住」も入れて
衣食住足りて礼節を知る・・・
と言いたい・・・
とうとう、こういうニュースを目にすることになってしまいました。
➡「新型コロナ影響で収入減る」漏らした妻への傷害容疑 夫逮捕、妻は死亡
ここまでくるともちろん
政府の対応の遅れや、コロナだけの問題ではなく
個人の問題もあるだろうが、
それだけみんな限界にきていることは間違いない。
特に首都圏、大都会圏ではそうだろう・・・
今回のコロナは
本当に要るものといらないものが
はっきりとわかる禍だ・・・
私たち人類に本当に必要なものが
はっきりと浮き彫りになっている。
①家族、パートナー、友人の絆・・・
②衣食住
③第一次産業
④冷静な防衛とともに、共助の精神
⑤希望
私が思いつくまでに今書くと
こんな感じになる・・・
つまり、これらに値段がついていたこと自体が
不自然だったということだ。
なければ人間が生きていけないものに値段をつけて
それで儲けようとしたり、利権が発生したりすること自体が
おかしなことだったのだ・・・

たしか、サティシュ・クマールさんも
この本の中で書いていたと思う・・・
一方見直した方がいいシステムも
浮き彫りになっている・・・
①お金、金融システム
②税、金利、不労所得
③学校の仕組み、学ぶ仕組み
④未来の子供たちにとって必要な力
⑤未来の子供たちが学ぶもの
⑥働く意味
⑦会社の意味
⑧家族の役割
⑨友人、人とのかかわり
⑩命にかかわるインフラのしくみ
たくさん上げたが、
実は根幹である①を変えれば
下のすべてが変わることもお分かりだろう・・・
いよいよ、資本主義を手放せるときが来るのかもしれない・・・
こういう時こそ「希望」を手放さずにいたい。
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genre : 政治・経済
tag : コロナ希望人類が本当に必要とするもの衣食住
樹下石上205・・・私物国家
➡山本太郎「空気を読まず100人の候補者を…」衆院選の戦い方
➡山本太郎“消費税ゼロ”でも税収増加の秘策は? 田原総一朗に明かす
田原さんも最近は、
生の動画を見ると大丈夫かなと思っていましたが
編集された記事ならなかなかいいです。
ただ、いまだにギリシャを例に挙げて
国が破綻する的なお話を振って見えるのは
ジャーナリストとしていかがなものかと思うが・・・
すでに85歳と、45歳の対談・・・
私が先日TRYした75歳の方も
➡TVとSNSの逆転
この記事を読んだら少しは認識を変えてくださるだろうか・・・
ほぼ同じ年の広瀬隆さん(76歳)・・・
気になった本があったので取り寄せてみた。
「私物国家」
私が、先の会社に勤めた2年目に書かれた古い本だ。
しかしちっとも古くない・・・
今もこの本の内容のまま
政界・財界・金融界が動いているからだ。
例の桜問題で、
安倍首相の国や税の「私物化」という言葉が
やたらと言われているが
実は、私たちを動かしてきた政界の政治家、官僚や
金融業界の銀行、証券会社、また
石油、土建、電力業界など主な産業分野がみな※閨閥だったということを
明らかにしている本だ・・・
※閨閥(けいばつ)とは、
外戚(妻方の親類)を中心に形成された血縁や婚姻に基づく親族関係、
又はそれから成す勢力、共同体、仲間などを指す。
婚姻は政略結婚も含み、政界、財界、官界さらには
王室、貴族に属す一族が自身や血族の影響力の保持および増大を目的に、
婚姻関係を用いて構築したネットワークを門閥(もんばつ)と呼ぶこともある。
➡※日本の閨閥
摂関政治を筆頭に、古来から皇室を中心にした政略結婚が広く行われている。
武家政権が成立してからは、武家同士、あるいは武家と公家との間に政略結婚は広く行われた。前者の場合、勢力の保持、増大が目的であり、後者では勢力の補完に主眼がおかれているといえる。江戸時代には武家と公家との間の婚姻が将軍家、有力大名家と天皇家、宮家、五摂家などの有力公家との間にさかんに行われ、それぞれの影響力の補完が行われた。
明治時代に入ると、華族制度が成立した。華族には公家華族、大名華族、勲功華族などあり、それぞれが格式や実力などに強み弱みがあったため、それぞれを補完するための通婚が行われた。華族は皇室の藩屏なので当然、天皇家、宮家を巻き込んだものとなった。また富国強兵、殖産興業の結果現れた資本家や高級官僚も、格式や政治力を得るために華族との通婚を望み、経済的、政策的な支援が期待できることから華族も資本家や高級官僚との婚姻による関係強化を望んだ
第二次世界大戦後、華族制度こそ廃止されたが、政・財・官の分野で有力な一族の間での通婚は、戦後も盛んに行われ、各々の影響力を保持・強化に努めるようになった。政治の分野では国会議員の世襲が常態化したため、政界の主導による財界、官界、さらには皇室との間の通婚で複雑な血縁関係が形成されるようになった。特に大蔵省では、「高輪会」と呼ばれる、若手官僚と政財官界の要人の令嬢との見合いパーティーが定期的に開催されていたという。省庁内部での閨閥形成もしばしば見られ、高級官僚が自省庁の若手有望株のキャリアに娘を嫁がせ、自身の影響力拡大を図る例がある。
近年では政界・財界・官界のみならず学界や芸能界の有力一族も閨閥を形成しており、学界・芸能界の一族と政界・財界・官界・旧皇族・旧華族と姻戚関係を結ぶケースもみられる。
やはり私たち庶民は
一度も主権を握ったことなどないのだ。
➡彼らはずっと権力を握ってきた
広瀬隆さんがすごいのは、
戦後70年代から90年にかけて起きている不正事件を
しらみつぶしに検証して作り上げた閨閥の系図を書いているところだ。


全図に至っては、

こんな感じのページが16ページにもわたっている。
綿密に調べられた本内の系図を見ると
本当に気持ちが悪くなるほどだ。
最近も、桜問題がらみで、中曽根元首相と安倍晋太郎が
ジャパンライフとのつながりを追及される古いビデオが流れていたが
あれなどはまさに氷山の一角なのだ。
政・経には、どこにもきれいな水など流れていないことがわかる。
市民からの寄付でしか政治活動をしていない
山本太朗さんがいかにすごいかわかる。
これだけお金にきれいな政治家はいないということだ。
広瀬隆さんがあとがきでいう・・・
「(ジャーナリズムの)軟弱さは、
人間の哲学に対する重大な問題を含んでいる。
このように怒りに感情を抑制することは、
現在のような社会悪の氾濫の中で、決して美徳ではない。
日本の政界には悪がはびこっている。
(中略)こうした大人が引きずる社会であれば、
子供たちがどうなるかは、
ほぼわれわれが予感する日程通りにに進むだろう。
文化人というものは、迷いを捨て、
感情を社会に伝達することが天職でなければならない。
日本を改革できるのは、政治家でも官僚でもなく、
マスメディアがまだ充分に発揮していない能力だと信じるからである。
すべてのジャーナリストに、義憤と情熱を忘れてほしくない。
私はまだこの国に希望を捨てたくない。」
1997年十月 広瀬隆
20年以上も前に書かれたこの本。
いまだにそのままの日本・・・
それでも、私もまだこの国に希望を捨てたくない。
春、春分のころ⑭・・・「令和」の深意(2)
この世に生を受けた人間の大きな役割・・・
ことばは誰のものでもありませんし、
ましてや一個人のみに属するものでもありません。
ことばは天と地を結ぶいのちであり
あまねくこの世に広がるエネルギーです。
キリスト教では、それを十字架に託して
「父と子と精霊」といって
胸の前で十文字を切るのです。
仏教では卍です。(古代トルコにもヒンドゥーにもあります)
これら十文字は、止まっていません。
振動し、回転し、螺旋しています。
それが高速になれば、
梅、桜、菊の紋、太陽になります。
そういう意味でも「令和」に限らず、さまざまな言の葉を祝うことは
いかなる宗教的、政治的信条および所々のイディオロギーに関係なく
われら「霊止(ヒト)」の大いなる愉しみでもあり、役目でもあるのです。
そういう願いと祈りをもって書かせていただきます。
ネットやSNSでは、公人、私人にかかわらず
「好き嫌い」、「典拠」・・・など相変わらずいろいろな意見・発見がありますが、
それもまた「平成」のときとは全く違った社会現象・・・
それもまた、合わせてヨーソロー・・・興味深いものです。
天が産み落とした新たな言葉を
愉しみながら言祝ぎたいと思います。
このまとめやこれから私がお伝えする「令和の深意」は
いかなる宗教的、政治的信条および所々のイディオロギーとは
無関係ですので予めご了承ください。

さて、昨日は、読み方と書き方をお伝えいたしました。
なぜかをお話いたします。
発音は、「れいわ」と「い」の母音をはっきりと言われる方がよい・・・
書き方は「マ」ではなく、「令」とまっすぐ縦に伸ばした方がいい・・・
それは、「れい」の「い」の数霊が「5」だからです。
形霊は、五芒星です。
これは、火、進化、進化、垂直、縦を顕します。
つまり、渦を描きながら、縦方向へ放たれるエネルギーです。
上へは枝葉、下へは根・・・樹木の成長です。
からだでは「DNA」でしょう・・・
そういった意味で、「れい」の「い」はきちんと発音した方がいいですし、
書くときも縦画をきちんと意識した方がいいということです。
「令和」の時代を生き、そこに生活の拠点を置いているのなら
そのことばが発するエネルギーを享受させていただいた方が
自然に生きられるというということです。
流れに乗るというのはそういうことです。
あらがわず、素直になるということです。
さすれば、「直霊(なおい)」が喜ぶというものです。
実はこの「れいわ」・・・
五芒星の「い」だけでなく
六芒星も含まれる。
しかも、「れいわ」と流れる中で
4➡5➡6と連続のエネルギーを発します。
「れ」・・・44
「い」・・・5
「わ」・・・46
数霊的には、1・2・3 は「幽」の世界・・・
4 は「幽」から「顕」の世界・・・
5 は「結び」・・・
そして、6 は「調和」の世界・・・
この流れもとても重要ですが、
今日は、「5」を中心にお話いたします。
「れいわ」の真ん中に い=5 があります。
5は「吾」です。
「我」ではなく、「吾」です。
「我」から、我欲・我執を取った「吾」です。
そのわれが、「口」で何を発するのか・・・
「5=五」が口で放つエネルギーが「現実=吾」そのもの・・・
縦のエネルギーである 5
一桁の数字を横に並べれば真ん中に来る 5
つまり ここでも、十文字を描き、螺旋し始める・・・
その発したものが中心から四方八方へ飛び出し、現実をつくる。
つくった世界に顕れた人や因果が、「結び」「縁」・・・
良縁もあれば、悪縁もある・・・
「色即是空」の「空」=関係性です。
あたらしく生まれた元号は、
「あなたは日々何を言い、何を発しますか?」
そうわれわれ(吾・吾)に問うているのです。
ちなみに、
REIWA(RE-WA)はチベット語で ”希望”
LEIWAは、ラテン語で ”神からのギフト”
Lei-waはハワイ語で ”花冠の時代”
台湾語読みで "こんにちは"
Rの音がHになる語圏の発音 ”ヘイワ”
例:ポルトガル語で "ヘイワ"
やはり 日本はよい意味で多民族国家、ごちゃまぜの国・・・
➡古代日本のアイデンティティ
もう祝福しかありません(笑)
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
冬、大雪のころ②・・・卒業生男子への大丈夫!
懇親を深める機会が多かった・・・
先日は、ある卒業生との食事会のときに
一冊の本を読んでほしいと紹介された・・・

高校を卒業後、大手企業に数年勤めた彼は
意を決して退職し、自宅の稼業に就職した。
その転職の折、ずいぶんと触発された本らしい・・・
「先生にも読んでもらいたいです」
そう言って彼は、わざわざ塾の時間に持ってきてくれた。
きっと自分のこころの経過を共感してほしかったのであろう・・・
今の家業を手伝っていても
もっと自分らしい場所はないかと模索中の彼は
今年9月から始まったばかりの
アイスランドへのワーホリを思案中だった。
ただ、気にかかるのが
父親の反応・・・
でも大丈夫・・・
きっとわかってもらえるよ・・・
また先日のCafeの日・・・
ある卒業生男子のお母さんがCafeにみえた・・・
息子である卒業生の行く末と
ご自身のことをご相談された・・・
わたしの答えは決まっている…
大丈夫・・・
根拠はある。
だが、根拠はあっても証明はできない・・・
でも、大丈夫・・・
人生のほとんどの場面で
私自身、常にそう言い聞かせてきた・・・
自分に不安な人は、人も不安にさせる。
わたしは、子どもたちに希望を伝えることが生業だ・・・
そんな私が、自身の希望を手放すわけにはいかない・・・
卒業生にも、その親御さんにも
伝えるエールは、いつもおんなじ・・・
「希望」だ・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体