いまこそ大切な、家族心理学
AddCafe桜も昨日、雨の中 開花宣言です。

昨日は、piyoさんと一緒にお店の本棚関係をリニューアルしました。
最初は一時間ほどのつもりが、
なんとなくいろいろと気になって
結局3時間ほどかけてあれこれやってしまいました。
模様替えって、ちょっとした筋トレ並みに大変ですね。
さて今日も本のご紹介です。
久しぶりに寄った本屋で気になって購入・・・
リアル本屋で本を買うのは本当に久しぶりです。
いつもAmazonなので、ちょっと新鮮でした。

この本意外に古くて、2008年初版でした。
ところが内容は、いまでも十分通用する・・・いや
かえって今こそ大事な内容が満載でした。
私が日ごろ思っていること
伝えていることも多く、
たとえば、子育ての原則・・・
「子どもをよく見る」は養育の第一歩
今の親御さんが結構苦手な技術です。
すぐに、欠点だけを指摘し、奮起させようとしますが
まったくの逆効果であることに長年気が付かないパターン・・・
子どもを育てることばかりにエネルギーを使い、
子どもは、問いがあれば「育つ」という観点を失っているパターン・・・
加速する過度の先回り育児に、よかれ育児・・・
など、指示命令型の親が増え、応答型が減っていること・・・
・子供が何をしたがっているか?
・何を求めているのか
・何がいま欲しいのか?
子どもの気持ちや状態をよく見て、
それに応えてやる仕方で子供に接する・・・
大切なのは、口を使うのではなく、目、まなざしを使う・・・
そういうことが書かれていました。
この本の作者はなんと!御年89歳!
家族心理学という新しい分野のパイオニア的存在です。
もう一度書きます・・・
・子供が何をしたがっているか?
・何を求めているのか
・何がいま欲しいのか?
子どもの気持ちや状態をよく見て、
それに応えてやる仕方で子供に接する・・・
こう書くと、そんなこと無理だよ、理想だよ・・・
そういう声が聞こえてきそうです。
実は、親御さんの両方、もしくはどちらかがこういうことに関心がない場合、
(どちらかが関心を持っていても、もう片方が無視、阻害する場合も同じ)
それは家庭内で何らかのコントロールドラマが
日常的に繰り広げられている場合が多いと感じます。
エネルギーの奪い合いが家庭内で起きているのですから
子どもの様子を見ようなどと余裕があるわけがありません。
大切なのは
それをやろうとする素地があり、気持ちがあるか・・・
ハナからないのか・・・
もし、前半の方であれば、
必ず改善されていきます。
仮に、今日
「早くしなさい!」
と言ったとします。
その時の子供の表情や口ごもった内側に何を感じましたか?
それを思い出せますか?
はじめはそんな自問自答でいいのです。
必ず、子どもの本意をつかめるようになります。
まずは、それをつかもうとしているかしていないか?
そこから大きな分かれ道となります。
若いお母さん、お父さん、頑張ってください。
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tag : 家族心理学