夜明け前の教室
動画をアップいたしました。
昨日のブログ、
『子どもを「わがまま」「権利ばかり主張する」ようになる
5つの有害な失敗』
を取り上げてお話しています。
まだ夜明け前の塾の教室で撮っています。
今日は、大半の生徒が私立受験に向かいました。
夜明け前の教室で
彼らにメッセージを送り、
その後、海へと向かう予定でしたが
急遽、この暗がりで撮ってみたくなりました。
いま世界は「夜明け前」です。
動画後半、
白々と明けて来る空を感じながら、
受験生である彼らの夜明け、
私たちの夜明けを思わず祈りました。
スタンドライトだけで撮りましたので
ちょっと暗いですが
大目に見てください(笑)
昨日のブログが原稿の役目を果たしていますが
ブログ➡動画
この流れが私にはとてもやりやすいです。
毎日ブログを読んでいただいている方には
重なってしまって申し訳ありませんが、
よろしければご覧ください・・・
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令和buzz264・・・【親育】不十分のススメ
こうやって元気にYouTubeを
毎週アップできることに感謝です。
今日は、「親育」がテーマです。
親御さんは、ついつい自分で
全て育てなければと力んでしまうもの・・・
そうではありませんし、
それを長年続けていると
疲れ果ててしまいます。
子どもさんが育つ場は、
成長とともに移ろってきます。
親➡友達➡自分➡世間様・・・
この流れで、場を移しながら子供は育っていきます。
もちろんきっかり区分できるものではありませんが、
ウエートが移ろっていくということです・・・
3番目の「自分」の場に来た時、
与えられすぎてきた子供は
本当に脆弱になっていて
進路や受験での「選択」という大切な力が
育っていないことになってしまいます。
ひいては、自己決定力という
幸福への切符を見失うことになります。
親離れが先、
親御さんの成長が先、
➡親の成長が先
この原則が子育ての重要なポイントです。
一人で抱え込み、何でも与えすぎないように・・・
小学校の高学年を過ぎれば、
本人、世間様にお任せするつもりで
子どもとは向き合ってください・・・
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令和buzz211・・・その子はあなたを喜ばすために生きているわけではない
土曜日ですが
YouTube
「#30 結果ばかり褒めると、○○の子になる」を
上げさせていただきました。
朝からお天気になり
久しぶりに青い海を見ながら
動画を撮ることができました・・・
今回の動画のきっかけは、
最近のご相談の量の多さです。
時代の変わり目である証拠です・・・
そして、卒業生のご相談も多い・・・
そのご相談にあずかりながら
本当につくづくと浮かび上がってきたことがあります・・・
それは、生徒や大人に関係なく
我々人類が身に付けた方がいい力・・・
それは、
①自分に合わないことを断ち切る勇気と
②どんなことがあっても再び立ち上がり前へ進むエネルギー
この二つさえあれば、
結果はおのずとついてくる・・・
そういうことです。
これからますます、
管理的なこと
統一的なことは
色褪せ、力を失っていきます・・・
管理的なものの中には、
結婚や就職などの社会的なシステムも含んでいます。
もうこれからは、
イレギュラーに生きるのが
当たり前の世の中になるでしょう・・・
戦後、経済が右肩上がりだったころは、
自分の要望が、社会の要望とリンクしていた・・・
働けば、夢がかなった・・・
今はもう違います。
働く定義が変わった・・・
つまり、自分の働きが
目に見えて社会の何かにつながり
「貢献」と称えられ、
誰かの期待に大いに応えることが
自分の喜びであり
未来をつくる原動力であった・・・
それぐらい社会の受け皿と伸びしろが大きかったのです・・・
しかし、もう違います・・・
そんな懐の深い社会はもうありません・・・
実は、個人と社会の目的がほぼ一緒だったから
そう見えただけなのです・・・
これからは閉じていく時代です・・・
そして、そのひとにとっての
少数精鋭密になる時代です。
国でなく「むら」の時代です。
閉じてはいるものの、
人が孤独になることのない「むら」の時代です。
そこでは、どんな人がゆったりと呼吸ができのか・・・
自分を知っている者・・・
自分というものに素直な人・・・
そういう人ほど
小さくても、あるコミュニティが作られ
そこに人が集うことになります・・・
「集い」
そういう時代です。
自然と補完しあう「集い」がキーワードになります・・・
では、あなたの周りにどんな人が集うのか・・・
想像してみてください・・・
互いの利益を増幅させるために集まり、
褒められるから動く、
給与が上がるから動く、
そういう性根が小さい「団体」の時代ではなくなるでしょう・・・
たしかに、かつて 団体の時代は、
集まることで力や影響力が増した・・・
集まった中での熾烈な競争が個の力を上げることになった・・・
村八分という負の力や同調圧力がプラスに働くこともあった・・・
そんな時代でした・・・
でも、今はもう違います・・・
奇しくもコロナが教えてくれました・・・
そんなことをしているうちに
あなたはどんどんあなたでなくなり
掴んだはずの現実が、
実はカスミだったと知るのです。
そういった視点で、
褒めるとはどういうことか・・・
短い時間でしたが、
そんなことを語らせていただきました・・・
海が奇麗です・・・
よろしければご覧ください・・・
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樹下石上129・・・やった通りにしかならない
やった通りになる・・・
子育ての鉄則です。
とある飲食店・・・
店の中には3組のお客さん・・・
その中の一組・・・
ある親子のお客さん・・・
どうやらママ友らしい・・・
二人の母親とその子供が3人・・・
「ガッシャーン」
高校生らしき女の子が
水用のコップをテーブルから落とした。
幸い、水は入っていなく、
若干の水と氷だけが床に散らばった。
「すみませーん。水こぼしましたぁー」
母親が叫ぶ・・・
その店は、若い夫婦で切り盛りする小さなお店・・・
当然、忙しそう・・・
それでも、若奥さんが急いで
調理とホールの合間をぬい、フキンを持ってやってくる。
氷を拾い、床をふく・・・
で、こぼした当の本人・・・
落としてから、若奥さんが来るまでの時間、
立ち上がることもせず、制服の足を120度に広げて
携帯から目を話さない。
母親はおしゃべり、その他の子供たちも携帯・・・
すみませんの声も聞こえない・・・
母親たちも立ち上がるわけでもなくそのまま・・・
おかあさん・・・
子供はやった通りにしかなりませんよ・・・
わたしは胸の中で呟く・・・
失敗をしたとき、
自分にできることはすぐにする謙虚な姿勢・・・
手伝ってくれた人への無条件の敬意・・・
なによりも、すみません、ありがとうをいう素直な心・・・
本当の自立とはそういう行いから生まれるもの・・・
→自立ってなんだ!?②
→自立ってなんだ!?③
そういったことすべてを
行いで教える絶好の機会を、お母さん・・・
あなた方は逃しているんですよ・・・
子供は言った通りにはならない、
やった通りになる・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
秋、白露のころ⑤・・・名言
しかし、わたしの日常の中で子どもの名言も結構耳にする。
昨日もそうだった・・・
最近は、LGBT教育が進んでいるのか
学校で行われるアンケート用紙にも
男 女 その他
という感じで解答欄ができているらしい・・・
その子がそう教えてくれた・・・。
私 「へぇ~、いまはそうなんだ」
生徒 「でもさ、性別っている?」
実に最先端な感性だ。
私 (なるほどなー・・・)
続けて生徒が言う。
「友達とかさ、(LGBT)とか気持ち悪いっていうけど
〇〇(自分の名)も気持ち悪いって言ってるけど、
自分になんかされるわけじゃないじゃん。
別にいいと思うんさな。
まあ〇〇(自分の名)も、合わせて気持ち悪いって言ってるけど
でもその人がしたいっていうんだからそれでいいじゃん。」
たしかにそうだ。
自分に何かされたり
自分が何かを奪われるわけではないのに
人はよくあーだこーだといいやすい。
(私も気をつけよっと)
今までもその子は名言を放っている。
その子のある行動が不思議で理由を尋ねた。
私 「どうしたらそうなるん?」
私はてっきり言い訳めいた言葉が続くと予想していた。
しかし、彼女は違った。
「〇〇(自分の名)になればわかる!」
完全なる同化を提案された(笑)
これには、笑えた。
たしかにそうだ。
その人になってしまえば何の疑問も湧き起らない。
分離しているから「不思議」になるのだ。
納得・・・
子どもたちと日々会話をしていると
大人だと思っている自分の固まった頭が実にやわらかくなる瞬間がある。
彼女たちの名言は
そのまま子育ての名言だ。
これではどちらが先生かわからない(苦笑)
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体