天地人、すべて進化の応援団
令和buzz210・・・いのちを育むもの
うちのカフェは、当たり前ですが
もちろん初めての方もOKで
お茶をしたり、
ランチをしたり・・・
そういう普通のカフェの面もありますが、
その時その時で
様々な「場」が顔を出します。
それは狙ってできるものではありませんので
その日その日の流れで変わっていきます。
昨日は、卒業生が2名来てくれたのですが、
ひとりは、仕事モードでの集中の場、
おひとりは赤ちゃん連れで思わず
にっこりほっこり・・・、
そして、いつもの自転車のおじさんは読書モード・・・
宙言のメンバーは、いつもの談笑の後、
蓮の花の立体折り紙・・・
わたしは
「まるで、デイサービス(笑)」 と笑いましたが、
もちろん良い意味です・・・
こうしてみてみると、
私たちのいのちの場面が
テーブルのそちらこちらで生み出されている・・・
こういうことは狙えません・・・
まさに昨日は、「天地人」が重なり合った一日・・・
➡天地人
天・・・それぞれが天から授かった才・知・役(広い意味で天とのご縁)
地・・・私たちが今生きている場・恵み・ご縁(出会い)
人・・・感謝・認め合い・優しさ・つながり・その人の心の成長・考え方・習慣からうまれる心
この天地人が重なる場には、
必ず命が育まれます・・・
私たちはその場を
住人として間借りしているだけです・・・
だから間借りしているその場を
無意味に汚してはいけないのです・・・
汚すとは何か・・・
いのちが育まれること以外に
力を注ぐことです・・・
生きているとだんだんわかってくることがあります・・・
それは、
私は私以外にはなれないし、なってはいけない・・・
あなたはあなた以外にはなれないし、なってはいけない・・・
なぜならそれは
いのちを削ることだから・・・
卑屈になったり
力を出し惜しみしたり
自分の心と行動を不一致にさせたり・・・
そういったことをやめるとひそかに決心すると
人生は思った以上に軽やかになります・・・
わたしは、これが
「人生がうまくいく」
ということなんではないかと思っています・・・
そろそろ梅雨が明けそうですね・・・
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theme : いのちあるものが いのちあるように
genre : 政治・経済
樹下石上 ④・・・天地人
一週間で一番 人に会う日かと思います。
考えてみれは、昨日は 昼のお客様、夜の塾で
合計17人の方とお会いしたことになる・・・
もちろん世の中には、毎日毎日
もっともっとたくさんの人に合っていらっしゃる方も多いと思うし
会社時代はもっと多くの生徒にもあっていたが、
しっかりと意識をして
「welcome」とお話、そして「See you」が3点セットになる関係は
いまのお店を始めてからのような気がする。
わたしたちは毎日「天地人」に囲まれて生きています。
「天地人」は宇宙の三才といわれています。
どんなに孤独で、独り暮らしで、人に会うのが嫌いな人でも
自分という「人」に会っています。
ここでも何度も書いていますが、
私はこの天地人という言葉がものすごく好きです。
「天時不如地利。地利不如人和」 孟子
天(てん)の時は
地の利に如(し)かず
地の利は人の和に如かず
と読みます。
「何事かを達成しようとする時、
天の時を得ていても、
地の利がなければ
成就することはできません。
また、地の利を得ていても、
人の和がなければ、これもまた、
成就することはできません。
ですから、天の時よりも地の利、
地の利よりも人の和が大切である。」
そういう意味です。
私的には、こう解釈しています。
天・・・それぞれが天から授かった才・知・役(広い意味で天とのご縁)
地・・・私たちが今生きている場・恵み・ご縁(出会い)
人・・・感謝・認め合い・優しさ・つながり・その人の心の成長・考え方・習慣からうまれる心
天地人の世界を知りたいときは、
毎日何度かは、空を見上げる・・・
自分の家や店の近くに、ゴミが落ちていればゴミを拾う・・・
一日一回、血縁以外の人のことを思う・・・(他人に無関心になり過ぎない)
簡単に言うとそういうことです。
※ゴミとご縁はこちら➡ゴミを拾うとなぜ問題が解決するのか?
先日、名古屋で講習会があった時
久しぶりに電車に揺られました・・・
想像していたよりも驚いたことがありました。
それは、ほとんどの人がスマホの画面しか見ていないことです。
からだ全体が猫背で固まっているのです。
動いているのは指だけ(笑)
だれが乗ってこようが
どんな景色が流れてこようが
時折開くドアから どんな風が薫ろうが
全く「カンチ」していません。
関知も感知もです。
これには驚きました。
友達と一緒に乗っていても
互いがスマホの画面に夢中です。
ちょっとした話題をつくる力・・・
毎日乗っていても景色の変化を感じる力・・・
ぐずる小さな子供に和顔施する力・・・
おそらく・・・
おそらくですが、
確実に人類は「気づく力」が退化しています。
天地人などもってのほか・・・
そういう感じでした・・・
仏教に7つの「お布施」があります。
お金などかけなくてもできるお布施がいっぱいです。
「無財の七施」と言います。
1. 眼施(げんせ):やさしい眼差しを持って人に接する
2. 和顔施(わがんせ):やさしい微笑みをもって人に接する
3. 愛語施(あいごせ):思いやりを持った言葉で人に接する
4. 身施(しんせ):身を持って思いやりを示す
5. 心施(しんせ):心を込めて思いやりを示す
6. 床座施(しょうざせ):人に場所や席を快く譲る
7. 房舎施(ぼうじゃせ):人に宿泊や休憩の場所を快く提供する
この「無財の七施」は、人に対してだけでなく
物や景色に対してもできるささやかなことです。
そして、あざとい方法論を伝えたいわけではありませんが、
微笑むこと、景色を愛でること、自分から明るい良いエネルギーを出すこと・・・
そういうことが「天地人」の三才に恵まれるコツなのかもしれません。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
十年、をちこち・・・59
「天・地・人」の原理です。
誰が教えてくださったのかはわかりませんが、
いつのころからか、そのことに気を配りながら
相談行(菩薩行)をさせていただいています。
もともとは孟子の言葉ですが、
長い間、私流はすこし定義が違うなと思っていました。
のちに、孟子の説明の全容を知って
すこし安堵しました。
わたしの場合、相談行(菩薩行)をする中で
少しずつ定義づけし、補修していったものです。
2012年の段階で、「人」に入っていた「ご縁」を
最近では、「地」「天」に入れるようになってきたのには訳があります。
天・・・それぞれが天から授かった才・知・役(広い意味で天とのご縁)
地・・・私たちが今生きている場・恵み・ご縁(出会い)
人・・・感謝・認め合い・優しさ・つながり・その人の心の成長・考え方・習慣からうまれる心
昨年の今頃、そのことを随想で書いていまます。
孟子が言うには、
「何事かを達成しようとする時、
天の時を得ていても、
地の利がなければ
成就することはできません。
また、地の利を得ていても、
人の和がなければ、これもまた、
成就することはできません。
ですから、天の時よりも地の利、
地の利よりも人の和が大切である。」
この10年、お店や手作り市を通して
本当にいろいろな方に出会いました。
その方々が作ってくださった「人の和」のおかげで
わたしはいま生きています。
ありがたいことです。
孟子のこの言葉を、11年目を迎えるにあたり
自分自身に肝に銘じたいと思います。
孟子は、「人の和」を根底に置いています。
「天の時よりも地の利
地の利よりも人の和」
からそれがわかります。
ただ、これを勘違いされていらっしゃる方にも多くお会いしました。
これは「人の和」の中に
何か別のニュアンスを含んだ「ご縁」を含める方でした。
それを利用すれば「天の時」(天からのお授け)が与えられるというニュアンスです。
むしろまったく逆です。
以前お話した
感謝すれば○○が得られるが、
本末転倒であることと同じロジック(論理)です。
私がなぜ、「人の和」のなかに「ご縁」を入れないのか・・・
実は 孟子も、「人の和」=「ご縁」にはしていません。
おそらく、老子のいう「人の和」は
「口で言うことと行動とに矛盾がないこと(和する)」=「言行一致」のことなのでしょう。
どうやら、この解釈を誤用している方もとても多いです。
この10年間、節目節目に考えた
「人の和」の中にない誤った「ご縁」と
「地の利」のなかにある「ご縁」について
少し語りたいと思います。
おそらく私のことをよく知らない方は、
「soraさんは怖い」(笑)となってしまう原因でしょうが、
わたしの中にあるこの厳しさは
「教育」に携わる者の職業病だと思ってお許しください。
きっとわかってくださる方もいらっしゃると思いますので
十年の節目に書いておこうと思います。
theme : スピリチュアルライフ
genre : 心と身体