大衆心理形成とコロナウイルス物語
大衆心理形成とコロナウイルス物語
このコロナパンデミックは作った側が勝手に盛り上がっても
大半の庶民が無視をすれば成り立たないが、
その庶民がある条件にさらされると
大衆心理が生まれ、成り立ってしまうというのだ。
言い換えれば、集団精神病ということだ。
大衆心理形成には、それは4つの条件がある。
1. 社会的絆の喪失
2. 人生の意味づけの喪失
3. 原因の分からない不安
4. 原因の分からない不満
1は、人間同士のつながりを意味していて
昭和に時代には考えられないほど希薄になった関係だ。
それが、SNSで代用されるようになってますます薄れてきた。
しかも日本の場合、30年以上のデフレで
貧富の差が拡大していたので
人々の心の荒廃は進んでいたとみられる。
2は、自分が価値のある存在だと信じられ
人生の意味を見出しながら生きるという哲学的観点だ。
哲学など、本さえ読んだことがない人が増えた昨今
「生きるとは何か?」
「よりよく生きるとは何か?」
そういったテーマをどっぷりと心で考える力のことだ。
先日の音読会(花結び)で出てきたフレーズ・・・
「私たちが生きてる意味って何だろう」
「SNSに載せられないことをするためですよ」
人生は、SNSで代用できない・・・
3.4は、なんとなくの不安不満だ。
ああ、やっぱりそうか・・・!と思った。
つまり、不安や不満をなんとなく自覚している人間は
それを日常的に避けようとするから
却って不安になり、幸せを感じられなくなる。
安心と書かれた箱の中には、服従が入っていて、
不安と書かれた箱の中には、自由が入っている・・・
このコロナで、人々は
マスコミの不安煽り作戦に見事大量に引っかかってしまって
一斉に「安心」の箱を手にしようと躍起になってしまった。
「人生は幸せになるようにプログラムされている」という妄想を捨てよ!
と言ったのは加藤諦三さん・・・
まさに、「不安」「不満」のからくりに気が付かないまま
人は永遠に追いつけない「月」を手なずけようと苦労する。
大衆心理という集団精神病が生まれる四つのポイントを
あちらは実にうまく利用している。
ロックダウンで絆を断ち切らせ、
自粛&マスク警察で互いに監視させ合う・・・
コロナの前には
すでに大人も子供も自己肯定感が低くなっていて
日々の仕事に意味を見出せなくなっていた。
そこはかとないの不安や不満が
日々のマスコミの洗脳的報道でさらに煽られ
この状況を解決できる誰かが何かを指示してくれたり
解決方法を教えてくれたら無条件に従うと
しびれを切らしていた。
あの第一次世界大戦後のドイツの状態だ。
あの時も、人々は藁をもすがる気持ちで英雄を待ち続け、
突然現れたヒトラーにすべてを委ね、英雄視するに至った。
今もそうだ。
政府が発表するすべて
マスコミが発表するすべてに飛びつき
最後はワクチンまで行ってしまった。
自己判断のハンドルと自由を手放したのだ。
すでに、コロナの前にすべてがそろっていて
コロナが始まって発火し、加速したに過ぎない。
コロナは単なるトリガーだったのだ。
かくして大衆心理(集団的精神病)が爆発し、
今もなお、さらに1・2・3・4を何重にも強化しているのだ。
大衆心理が厄介なのは、
その現象や行動が正しいかどうかは
大衆にとってどうでもいい問題だということ・・・
しかも、彼らの目的は、
精神的酩酊状態に居続けることが目的なので、
正しい間違いを議論しても何の進展もないことが特徴だ。
だからこそ、人々に分断が起きるのだ。
祭りの時に、
ちょっとしたやんちゃな暴れん坊がいても人々が目をつぶるのは
人々は祭りの陶酔感に浸るのが目的だから
却ってそれを楽しめるのだ。
それとよく似ている・・・
ヒトラーの狂気は約10年ちょっと続いた。
今のこの狂気も
多くの大衆が目が覚めるまで10年かかるのだろうか・・・
ヒトラーの呪縛から世界が目覚めるには
世界中の多くの国土が焼土となり、
何千万のいのちが散らねばならなかった。
今現在、世界のコロナ死者数は約500万人以上・・・
ワクチン後の死者数は、少なく見積もってもその5倍と言われている。
つまり、コロナ関連死は現在3000万人以上・・・
第二次世界大戦では、
5000万人から8000万人の人々がいのちを失った。
世界の人口の2.5%以上が被害者となった。
コロナプランデミックがそうなってしまえば、
人類は先の集団精神病大戦から何も学んでいないことになてしまう。
われわれはまだこのままいくのか?
そうならぬよう今すぐ目覚めるべきだ。
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