びっくらぽん二つ
まずは一つ目・・・
ある大御所の占い師が書かれた記事の一節・・・
僕はいわゆる個人鑑定はしたことがなく、
雑誌やWEBなどのメディアでしか仕事をしていないが、
だからこそより大きなデータを持っていると言える。
個人鑑定、ないんだ!!!
その方は、押しも押されぬ占星術界の大御所のお一人・・・
確かに彼をWikiで引くと「日本の心理占星術研究家」とある。
これは私の認識間違いだったのかと思いきや、
それでも彼は、鑑定HPを持っている。
だが彼は、「個人鑑定はしたことがない」と言っている。
わからない・・・
私の記憶が正しければ
彼のネット鑑定は
ここ1・2年で始まったわけではないだろう。
つまり、この記事が真実で、
彼の言説を素直に捉えれば、
このネット上の鑑定は個人鑑定という域にはないということだ。
だが占ってもらった方は、
有料で個人情報を入れているわけだから
超個人鑑定と捉える。
繰り返すが、
上記の記事は2年前に書かれているが、
おそらく、当時もネット上でのこういった彼の占いサイトは
あったかと記憶している。
どうか教えて欲しい・・・
まず、「個人鑑定とはいったい何なのか?」
彼が「対面ではないが、ネット上では個人鑑定をしている」
と言ってくれればとてもすっきりするが、そうは言っていない。
ということは、このネット上の鑑定は「個人鑑定」ではないのだ。
一考として、
ネットの占いがあてにならないということを
奇しくも彼は証明してしまっているとも取れる。
一つヒントがある。
彼の言葉である
「だからこそより大きなデータを持っていると言える」・・・
なるほど、膨大な量の情報さえあれば今の時代
AIがその答えを導き出してくる・・・
数年前でも そこそこそできたはずだ。
占いを統計学と捉えれば、
AIとの相性はますます抜群になってくる。
だからこそこういったサイト運営が可能になる。
だが、こだわるようだが
彼にとって、これは個人鑑定ではないのだ。
何を隠そう彼自身が「個人鑑定はしたことがない」と
言っているのだから間違いない・・・
では、個人鑑定とは何なのか?
たとえば、対面で(メールやzoomでもいい)
個人情報をいただき
尋ねられた内容や結果を
言葉や文章で伝える・・・
だが、これも
一種のデータ(統計)、過去の知識、学んだ知識を使っているだけだから
彼の言う個人鑑定にはならない、ということになる。
ということは、これらを超えた何かに
「個人鑑定」という冠にふさわしい何かがあるということか・・・
ご存知、
私は今年の2月から「占い師」として自分を世に放った。
そのときの私の個人鑑定は、
対面かzoomで実際に対面し、
それなりに時間をかけてお話を伺い、
わたしの霊性をつかって「観」、
見立てや助言をさせていただく生業だ。
そのときの媒体(なかだち)は、
「これまでの相談業の知恵」であったり
「星」であったり
「タロット」であったり
「あらゆる霊的存在」であったり、する。
この方がなされていなくって、
単に仮定として言及する個人鑑定と
私の個人鑑定の間には何があるのか・・・
・・・・・・・・う~ん
僭越だが、
これがまぎれもなく私の魅力ということになるだろう・・・
さて、もう一つ・・・
別の大御所のお一人が
今年の夏の終わりごろの動画で
「私は個人鑑定が嫌いなんです」
「(悪いことを)はっきりと言えないから」
と言われていたのはこれまた驚いた。
個人鑑定が嫌いな占い師っていらっしゃるんだ!
しかも 理由にも心底驚いた・・・
私の塾で例えるなら
子どもの良くないところを指摘するのは言いにくいので
個人的に話すのは嫌いなんです…というところか・・・
これは、占い師のタイプという問題か
それとももっと根本的なことなのか・・・
さらに、
それでもファンの中から
「先生の鑑定が受けたい!」とのたっての希望が
チャット内で散流し始めると
「では個人鑑定やりましょうかね・・・お一人10分ぐらいで・・・」
とおっしゃった。
これにも心底驚いた。
10分という時間は、私の場合、
その人との挨拶や信頼関係(ラポール)で終わってしまう時間だ。
しかも10分だったら、ネットに載ってるぐらいの情報で事足りてしまう。
つまりは、
占いの内容や質の問題ではなく
その人に占いをしてもらうこと自体が
価値になっているということか・・・
どうやら一言で占い師と言っても
その占い師が何の価値を故郷にしているかによって
また、受ける側も何に価値を置いているかによって
占いの「定義」も「価値」も変わっていくようだ。
しかし・・・
この「人それぞれ論」は、
人類の進化という立ち位置で鳥瞰した時、
「体のいいファンタジー論」でうやむやにしているのではないか?
という危惧も残る・・・
私はおそらくお二人とは別の道を行くかと思う。
研究家であっても、リアルな個人鑑定はし、
本当にその人にとって必要な情報は、
言葉と心を尽くし、結果嫌われても
それを甘んじて受け入れる・・・
謙虚だが
大胆に
軽やかに
わたしは、私という占い師にしかなれないのだから・・・
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どちらでもいい
答えは、「どちらでもいい」です。
その理由をつらつらとお話いたしました。
あと、僭越ですが
占い師の資質についてもお話いたしました。
これから占い師を目指される方は是非ご覧ください。
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占い師になるには・・・
よくご相談を受ける内容に、
「占い師になるにはどうすればいいですか?」
というものだ。
今年の2月から占い師としてデビューした身で
決して言える筋合いではないので、
自分のことを棚に上げて・・・という言い分だが、
ご容赦願いたい・・・
大切なことは二三浮かぶ・・・
それは、技術的には、
その占いの知識を身に付けること、
言葉力を身に付けるは基本だが、
それ以外の最も大切なこと・・・
それは、「魅力」を身に付けることだ。
単なるカードリーディングであれば
書籍があれば誰でも今日からできる・・・
他の占いも知識さえあれば誰でもできる・・・
しかし、この「魅力」は、
その人がそれまで生きてきたすべてが投影されているので、
一朝一夕にはいかない・・・
しかし、遠回りでもそれを鍛えることはさぼってはいけない・・・
ただ、厳しい言い方だが
その魅力は自分で見つけ育てるしかない・・・
クライアントさんは、
占いの手法だけで占ってもらいたいわけではなく、
その人のカードリーディング、
その人の占星術、
その人の・・・
要は人柄と魅力で占ってほしいのだ。
(私にとっては大阪石切のおばあちゃんだった)
そして、もう一つ大切なこと・・・
占ってもらう人は、実は
「自分で自分のことを解決したい」ことを忘れてはいけない。
その権限を占い師は奪ってはいけないのだ。
つまり、答えだけべらべらと羅列することはやめた方がいい。
ましてや上から目線などもってのほか・・・
占いは、人を元気にしてなんぼのもんだ・・・
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