令和buzz162・・・コロナ休校はやはりチャンスだった!
コロナ休校がFULLに開けて、
かれこれ半月ほどたちますが、
子どもたちの変化が生まれています。
正確に言えば、
変化が継続しています。
もちろん授業は6限、
部活も再開・・・
なので、体力的にへろへろっぽいですが、
勉強への姿勢や将来への考え方、
ものの考え方が大人になっています。
以前、休校中、
たくさん時間があったため
子どもたちの様子は前向き、
能動的になったと書きましたが、
➡もう戻さなくてもいい
体力以外は、とてもいい感じで継続しています。
昨日も、
「最近私、曲作ってるの、韓国語で・・・」
!!!
そういった生徒もいます。
「勉強のやり方がわかったし、
その方が頭に入っている・・・
今回はこれでやってみる・・・」
この同じ生徒が言っていました。
学校に行かなかった方が
そういった子供たち本来の力が出た・・・!?
それってどういうことでしょうか・・・
もちろん学校の先生にもいい先生はいますし
コロナに関係なく、もともと勉強をしていた生徒もいますので
絶対的一般論ではありません。
しかも、これは多くはシステムの問題かもしれません。
明らかに無駄な時間が学校時間にあることが
今回のコロナ休校でわかってしまったわけです。
つまり、システム、構造の問題です。
ただ、人対人の問題も少なからずあります。
こう言っては大変失礼ですが、
学校の先生自体の内面のアップデートがあきらかに少ない・・・
毎日がルーティン、休みも仕事か家族サービスの
キツキツのスケジュールの中ですので
自分の何かをアップデートすることは
本当に難しいのでしょうか・・・
そういえば、ある出来事を思い出すことがあります。
以前、まだ私が家庭教師をしていた20代だったころ、
学校の先生が集まる勉強会に
毎年、夏(夏休み中)参加していたことがあります・・・
大学の恩師のご配慮で、了承を得られたので
民間教育の私でも参加できました。
その時に、自分が取り組みたい自由なテーマで
レポートを書いて参加していたのですが、
約2・30人ほどの学校現場の先生方がいらっしゃいました。
大変失礼な物言いになりますが、
ああこの方のお話をもっと聞きたいなーと
思った方はみえませんでした。
つまり、日頃の不勉強さと問題意識の希薄さに
正直驚いた次第です。
中には、居眠りされている人や
申し訳ない程度のたった一枚のプリントの方や
レポートさえ持ってこられない方も見えました。
現場の先生ってこんな感じなのか!?
本当にびっくりした記憶があります。
毎日の同じルーティンは、
意識と心を込めれば、
志を高みに運んでくれますが、
そうでないと惰性にはまり込みます。
退化しか待っていません。
成績を笠に着た脅しや
生徒やご家庭の意向に沿った面談ではなく、
学校の合格実績のための進路指導になったりします。
生徒に自分の子どもの写真を見せて
自己満足の悦に浸る、
生徒はそれを冷ややかに見る・・・
そんな毎日しか生み出せません・・・
ましてや、生徒の未来に肉付けできる
ためになる真剣な雑談や科学的な情報、
真摯なコミュニケーション能力を身に付けられず、
「裸の王様」化する先生になってしまいます。
上から言われたままに生徒指導し、
流されたルーティンに基づいた毎日は、
その人に怠惰な安心は与えますが、
何も生み出せない「権威性」だけで
やっと立っている情けない存在となってしまいます。
繰り返して言いますが、
学校の先生にもいい先生はいますので
絶対的一般論ではありません。
システム構造の問題が大半でしょうが、
ただ、日頃子どもたちの話を聞いていると、
言葉力
コミュニケーション力
問題提起と解決力
すでに起きている未来を察知し、伝える力
・・・
そういった、教育現場では必須の、
いわば足腰にあたる力が
大変 弱まっている先生が多い感じが致します。
偉そうな物言いでしたら
本当に申し訳ありません。
奇しくも子供たちは、
コロナのおかげで惰性としてのルーティンがなくなり
自分の本来の学びを取り戻したような気がいたします。
まわりの大人は、
そんな子供たちに負けるような、
もっと言えば、邪魔するようなことは
決してあってはならないのです。
先生方、大人のみなさん、
よく見てください・・・
子どもたちの変化を・・・
このコロナで子供たちは確実に変わってきています・・・
その子供たちに、大人たちが何を言えるのか・・・
もう元には戻さないでいただきたいと思います。
アップデートできなかったのは
実は大人の方だったという
情けない事態だけは避けたいと思います。
そうそう、以前上げた本にこれがありましたね。

この本にある
「問題解決から課題設定」
「 常識を相対化して良質な“問い”を生む」
子どもたちは、これを始めています。
さあ、先生方・・・
「権力型マネジメントから対話型マネジメントへ」
そういう移行ができていますか?
オールドタイプのままではありませんか?
「苦労して身につけたパターン認識を書き換える」
わたしが、発達凸凹(発達障害)の生徒と向き合うようになって
大学で学んだことや今までの経験を一旦捨てたときのように
目の前の生徒とひたすら向き合って
あたらしい教育の教科書を作り直す作業、
つまり、いままでの認識を書き換える・・・
そういう時代が
とうの昔に来ていることにお気づきでしょうか・・・
さあ、お互い、子どもたちのために頑張りましょう・・・
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令和buzz36・・・ルーティン動画

このブログ、
バズり始めたのか!(笑)
というのは冗談ですが、
ただ、先月は、
このブログへのアクセスが1.6倍になって
ちょっと驚いています。
インスタにも画像をあげたためかと思います。
ところで、最近YouTubeについて
子供たちと語ることが多いのですが
親御さんも子供たちも、
よくYouTubeを見ることを知りました。
私はてっきり、ヒカキンさんとかはじめ社長とかのエンタメや
何かを知りたくて検索してのYouTubeだと思っていました。
中でも、わたしが不思議に思ったYouTubeが、
毎日のルーティンをあげている人のものだそうです。
「中学生の朝のルーティン」とか
「ひとり暮らし女子の夜のルーティン」とか・・・
そういったものが楽しいそうです。
最初わたしは
「なんで、そんなものが楽しいんだろう?」と
不思議に思いましたが、
これは何か人間の心理を知る上で
興味深い事実だなと思いました。
もちろん、今でも正解はわかりませんが、
キーワードが3つ浮かびました。
まずは、
等身大と身近な共感・・・
こういったYouTubeを見る人たちは
「ああこんなことするんだ~」
とか
「ああ、自分もする~」
とか
そういった等身大の感覚をくすぐられるんではないかと思います。
TVのようなやらせではなく
かといって
普通過ぎるほどの
つまらないありふれた日常でもない・・・
その間にポジションを取るのが
ルーティンYouTubeなのかな・・・と
あともう一つ、上げるとしたら
一種「のぞき」の心理もあるのでしょう。
こっそりと覗いてみたい・・・
ひとり暮らしの女性って
夜何やってるんだろうとか・・・
他のお母さんたちって
朝どんな感じで子供を送り出すんだろう・・・とか・・・
「みんなどうしてるんだろう?」的な真理です。
ただ、前者が男性の場合は、
果たしてどうなんだろうと考えこんでしまいますし
後者は、自分になんとなく自信がないか、
人と同じことで安心する「何か」があるのでしょうか・・・
ある生徒が、
「先生もルーティンのせたら?」と助言をくれましたが(笑)
いまのところ、予定はありませんが・・・(笑)
ルーティンを発信する人、
それを見てしまう人の心理を考えることは
いまの人間の不安や
埋められていない充足感を知る
一つの手がかりになりそうです・・・
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