令和buzz279・・・半沢直樹のりんどう
ずっと半沢直樹を見ていた。
昨日は最終回・・・
花が二つ出てきた。
キキョウとリンドウ・・・
キキョウの花言葉は知らなかったが
リンドウは知っていた。
場面は、とうとう銀行をクビになるだろうと
直樹が妻の花に話しているシーン・・・
なので、
半沢直樹の奥さん花(はな)が、
彼にリンドウを手渡し、
「リンドウの花言葉は、・・・」と言いかけたとき
思わず画面に向かってその続きをつぶやいた。
(ドラマ内の)花「正義」
わたし「あなたの哀しみに寄り添う」
脚本家は、数個あるりんどうの花言葉の中で
「正義」を選んだ。
ああ、きっと男性の脚本家だろうな・・・
私は瞬間そう思った・・・
半沢直樹2020年版脚本
丑尾健太郎
金沢知樹
谷口純一郎
やはりそうだった。
闘いばかりのドラマの中で、
唯一ほっとする直樹と花のシーン・・・
この場面で、リンドウに「正義」をあて、
ドラマを佳境に持ってこさせる・・・
良い悪いではなく、
男性性と女性性の決定的な違いを見た気がした・・・
このドラマの視聴率は本当に凄かったらしい。
最終回がどうだったかまだ調べていないが
おそらく高いだろう・・・
私たちはこのドラマに何を期待してみているのだろうか・・・
勧善懲悪?
七転び八起き?
下剋上?
ストレス発散?
「やられたらやり返す」
このセリフからもうかがえるが、
今の世の中の閉塞感からくる
行き場所を探している鬱憤が
このドラマにのせられているとしたら
少し複雑な気がする・・・
12/22には
土星がみずがめ座に移る・・・
(追って2024年には冥王星もみずがめ座に入る・・・)
そんな時代の境目で、
社会的権威としての銀行ドラマがはやったことは
何か権威の打ち上げ花火的な終焉を表しているのかもしれません。
土星みずがめ座の時代・・・
キーワードは、自由・博愛・平等・・・
「正義」より
「あなたの哀しみに寄り添う」の方への
移行を表している気がいたします。
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